<旅の報告  其の1>                                                     

安来節保存会 後援
安来市観光協会 後援
安来市教育委員会 後援

道中記

「時代屋 武ちゃんの安来節全国放浪の旅」
どじょうすくい全国修行の一人旅・・・・・旅日記
        

<大阪府・島根県・鳥取県→→福井県・石川県・富山県・新潟県・山形県・秋田県・青森県→>


 平成17年6月13日から10月24日まで、<素朴でユーモア溢れる島根県の民俗芸能「どじょうすくい踊り」を通じて全国を廻り、地域の皆さん方とのふれあい・交流がしたい> ただ、これだけの、長年の夢が実現した。
 思い起こせば平成10年5月2日、島根県安来市の
「安来節屋」の体験道場を見学に行ってからである。それまで、我流の踊りを同窓会や親戚の集まりで面白がって披露したことはあったが本場の生の踊りを見て、ガーンと頭を打たれた気分になった。踊り・芸の深さに圧倒され、また現在の師匠である安来節保存会・一宇川流家元 一宇川 勤氏の人柄・芸風に惚れ込み同年9月、 踊・准名人、一宇川 勤氏の門下生となった。サラリーマン生活をしながら稽古に通い2年を経った頃、いつの日か?この踊りを未だ知られていない全国の地域を廻ってし見てもらいたい、そして未知の皆さん方とのふれあい・交流をしたいと思うようになった。家元に相談したところ即座に賛成していただき、この将来の夢を膨らませながら月日は過ぎ、3年前に定年を迎える。勤務先では、まだ嘱託で働きなさい、とリストラの多い時期に有りがたい言葉をいただき勤務は続いた。嘱託勤務は2年でいいだろうと旅出発の準備をしていたところ、家族の反対や勤務先からも、あと一年残りなさいと云われ、今年の5月30日ようやく自由の身になって放浪の旅がスタートとあいなった次第・・・(笑)。
 すこ〜しずつ掲載してみようかと思いますが、10月24日まで続くかは疑問ですが・・・(笑)。
                                                                                         

全国の地図
 

6月12日(日) 放浪の旅・いよいよ大阪を出発の日

 大阪出発の日、朝7時起床。島根県安来市まで同行・見送りに行っていただく近大OB仲間の上竹氏・松岡氏・安井氏・小山(親)氏の四名が8時半、我が家にご到着。近所の方々や後援会の方々も見送りにいただく。
 9時、皆さんに紙テープやクラッカーを鳴らしての見送りに、先導者の後方に「武ちゃん号」に緊張して運転の武ちゃんが行く。本日の目的地・安来市方面に向け、外環から近畿自動車道・中国自動車を走り、途中3回ほど休憩して安来市内に入る。

 先ずは、一宇川流・家元の道場「安来節屋」に伺い、一宇川 勤師匠に挨拶と同行の皆さん方を紹介し、明日、安来市役所前で予定の壮行会についての段取りを伺う。その後、いつもお世話になっている旅館「さぎの湯荘」に挨拶をして、本日の宿泊場所「
夢ランドしらさぎ」にチェックイン。五人、わいわいとおしゃべりしながら温泉に入り、6時から宴会・・・やがて、二次会でカラオケスナックに行くが、本人は明日の壮行会で挨拶・踊りが待っているので、お酒はオアズケとなりウーロン茶でお付き合い、ちょっと淋しい・・・(笑)。部屋に戻ってからもおしゃべりは延々と続いた。

3日(月) 安来節の本場・島根県安来市をスタート

 8時、宿泊所を出発、家元・耕二さん達の車に先導されて安来市役所に向かう。
市役所前ではボクの「安来節全国放浪の旅」・どじょうすくい全国修行の一人旅出発の為に、市職員の方々が壮行会の準備をされている。会場前には安来市長さまをはじめ、安来節保存会・市民の方々やテレビ局・新聞社などのマスコミまで大勢の方々に集まっていただき、物々しい雰囲気に武ちゃん本人は度肝を抜かれた感あり。

 派手なイラスト入りの愛車「
武ちゃん号」から下りるとテレビ局・新聞社の取材に、マスコミ対応が初体験の武ちゃんビックリ仰天!間もなく取材は途中で打ち切られ、セレモニー「壮行会」の開始となる。
 安来節保存会事務局長さまの司会で始まり、島田二郎市長さま・一宇川流家元のご挨拶をいただく。次が本人の苦手な挨拶となり、お礼と出発にあたり旅への抱負などを述べる。その後、市長さまからお祝い(餞別)まで頂戴し、感激と同時に恐縮の至りだった。

   

   島田二郎・安来市長さまによるご挨拶                             一宇川流・家元からもお言葉をいただく

そして、一宇川流家元の
太鼓、今岡大師範の、松崎師範の三味線による伴奏で「どじょうすくい踊り」を披露させていただいた。本人、このような晴れ舞台での公演は初めてなので、感激と緊張の面持ちで演じたようだ。踊り終わると、お集まりの皆さまにお礼を述べて愛車「武ちゃん号」に飛び乗り出発した。

    
          
一宇川流・家元の太鼓・今岡大師範の唄・松崎師範による三味線の伴奏で、安来節・どじょうすくいを踊る「時代屋・武ちゃん」

 テレビ局の要請とかで、自動車に乗って市役所前を出発したが2〜3分市内をドライブした後、市役所に舞い戻り、テレビ局のインタビューを受けることになった(笑)。

     
     生まれて初めてのマスコミ取材を受ける”武ちゃん”                       安来市のマスコット「アラ エッサ!君」の横で、神妙な挨拶をする”武ちゃん”

 やがて市役所前を出発した後、昨夜の宿泊所「夢ランドしらさぎ」の駐車場で、大阪から同行いただいた4人と合流。愛車に積み込んでいるダンボールの荷物が、箱の中に何が入っているのか?全く分からない状態なので、整理しなければ、と悩んでいたが、見送りの四人が一緒に整理をしてやると申し出ていただき、全ての荷物を車から運び出し、整理をして箱の外側には、入っている物の名前を記入してもらった。当日は足立美術館を見学の予定だったのに、予定を変更してのお手伝い、有り難いやら申し訳ないやら・・・感謝!

 いよいよ大阪から同行の皆さんとも別れ、一人旅の出発だ、日本海を北上、鳥取県に向かう。カーナビなどはついていない、2年前から準備をして購入したダイソーのブロック地図だけが頼り。心細い運転をしながら訊ね訊ねてようやく鳥取駅前に着く。駐車場に愛車を停めて、駅長室で当方のプロフィールや安来節保存会・安来市観光協会・安来市教育委員会の推薦状等の資料を見てもらい『駅前に格好の素晴らしいイベント広場がありますが、明日、そこで野外公演をさせてもらえませんか』と訊ねると、あそこは県の所轄なので県の観光案内所で聞いてください、とのこと。観光案内所で相談するが、前もって書類提出が必要とのこと、やむなく断念。それではと、もう一度駅長室に戻り、駅前の通りで野外公演をさせて下さい、と頼み込む、ようやくOKがとれた。ヤレヤレと安堵しながら観光案内所で、料金が手ごろな旅館を紹介してもらう。駐車場・朝食付きの一泊5500円「
佐和旅館」に泊まることにした
 夕方の6時過ぎ、旅館の部屋でくつろいでいると突然、旅館の女将さんが部屋に飛び込んで来て『お客さ〜ん、お客さんの様子をNHKと山陰テレビで今放映されていますよ!』と教えていただいた。早速、テレビのチャンネルをひねってみると、安来市役所前での壮行会、出発の様子が映し出され、ちょっと恥ずかしい気持ちになった・・・。
 一人旅の第一日目なんとか、スムースにクリアして幸先がいい、ルンルン気分!明日は鳥取駅前で13時と15時の二回公演だ。今夜は旅館でゆっくり寝よう、但し、明日の夜は車中泊の予定だ

614日(火) 一人旅の第一日目

 7時起床、JR鳥取駅前「佐和旅館」の食堂で一人静かに朝食を摂る。やがて、旅館代の清算を済ませ、女将さんに安来市のマスコットキャラクター「アラエッサ君」のストラップを贈呈すると大変喜ばれ、お返しにタオルと飴を戴いた。誠に親切な旅館で、今日の駅前広場での野外公演が済むまで、同駐車場で武ちゃん号の面倒をみてもらうことにも了解いただいた。
 10時、大きな荷物を4個と幟を立てるポール1本を持って、鳥取駅まで運ぶこと20分。先ずは駅長室に挨拶、初めての野外公演で他流試合みたいなものだが、昨日、事前に公演場所を決めてもらっていたのでやりやすい。13時と15時から公演開始と決めていたので時間的にはかなりある。時間的にはかなりロスかな?と思ったが、なにしろ初めての体験だから仕方ない。開始一時間前になって公演の準備を始める。「時代屋武ちゃんの安来節全国放浪の旅」の幟を立てると、道行く人たちが何回となく『昨日、貴方のこと、テレビで見たよ!』とか、『兄ちゃん(たまにおっちゃんとも言われた)、あんた今朝の新聞に載っていたね!』なんて言われ、テレビ・新聞などのマスコミ報道の凄さにビックリするやら嬉しいやら・・・(笑)。そこで、その人たちに、これからの旅の行程や年齢・旅出発の動機などを聞かれたり、先方のお住まいや『これから何処へ行きまんの?』なんて言いながら、しばしの会話を楽しんだ。なにしろ、こんなに見知らぬ人たちに声をかけて貰ったのは初めての経験だ。

 13時、いよいよ第一回目の野外公演だ!先ずは、大道芸の口上から南京玉すだれ等を演じた後、伴奏のテープを流してメーンの安来節・どじょうすくい踊りをやる。途中で酔っ払いのおっちゃんが出てきて、『ザルの持ち方が反対だよ、もっと腰を低くしなさい』などと、野次が飛ぶ(笑)。どじょうすくいが終わり、南京玉すだれや唄芸・剣玉売り・大道皿回し等の大道芸をやろうと、衣装を着替えて口上を始めると、今度は『もうそれはいいから、どじょうすくい踊りをもう一回見せてくれ!』ときた。当然、今回の旅の目的は、安来節・どじょうすくいが本命なので快く出し物をチェンジ。どじょうすくいが終わり、もういいだろうと大道芸に入りかけると、また別の人が『どじょうすくいは未だですか?どじょうすくいが見たいのですが、時間があまりないのよ!』と言われ、又どじょうすくいを踊った。どじょうすくいを今日は何回、踊った事だろう?15時からも公演したので6回は越えたようだ。あ、そうだ、今日、一人だけ二回目の野外公演の時、初めから終わりまでをビデオを撮っていた人が居たな、作務衣を着て雪駄を履いた人で、全国の祭りを見物しながら全国をブラブラ旅行しているらしい?職業は聞かなかったが、一見、学者?彫刻家?画家?渡世人風な感じの人だった。『僕は茨城県にすんでいるので茨城に来たら声を掛けて、家にも泊まっていったらいいよ!』なんて言われ、名刺交換をして別れた。

   
   回の旅で、最初の野外公演・・・ JR鳥取駅前にて                                 酔っ払いのおっちゃんも飛び入り?

 16時過ぎ、野外公演を切り上げて駅構内の市観光案内所の案内嬢に、旅のサイン帳に公演の証として場所・年月日・コメントを記入して頂き、駅長さんにお礼を述べて武ちゃん号が待つ佐和旅館に戻った。荷物のチェックを済ませ、次の目的地・天の橋立方面に向かっていると突然、福井県の親戚から携帯が鳴り『16日から三日間の公演スケジュールを決めているので、15日夜までには我が家に到着してください』と、嬉しい連絡を貰った。急遽、明日の天の橋立での公演は取り止めた。

 鳥取を日本海沿いに出発、兵庫県・京都府を通過して福井方面に向かうが、今日は行ける所まで進もうと、地図とにらめっこしながらのドライブ。『連続2時間運転したら、必ず一回は武ちゃん号に休養を与えなさい!』と、出発前の特訓指導で本山先輩に注意されていたので、これには注意を払う。<日本海を眺めながらスイスイとドライブ・放浪の一人旅ができる・・・>と思っていたのだが、なんのなの、運転コースは間違いないだろうか?次は何処の「道の駅」で休憩とろうか?等と思うと、未熟な運転と緊張で心にゆとりがない。ま!それは、最初からの覚悟の上の「承知之助」と、開き直るより仕方あるまい。でも、まわりが段々と暗くなってきた。心細くなり、出会ったドライバーに「道の駅」が近くにないか?訊ねるが、そんなもん前方にはないよ、と言われる。外は真っ暗となり進んで行くと9時前、コンビニ「ローソン」があったので駐車場に停まる。今夜は朝まで、ここの駐車場で仮眠させてもらおうと店内に入り、おにぎりとお茶を購入、腹ごしらえをする。

 車中でメールのチェックをしていると突然、携帯が鳴りビックリ。一宇川流家元からだ『酒はあまり飲むなよ!昨日、壮行会の後で安来市長さんが大変感激されていたよ、これから安来節及び安来市の宣伝も忘れないようにな!。公演した場所の責任者の方に、公演足跡のサインをもらい帰った後で市長さんに報告しなさい』と言われた。大変なことになってしまったな、プレッシャーだな、と思ったが、まあ、それはそれ、マイペースでのんびりやる積もりだ(笑)。
 初めての車中泊、眠れない、そうだビールぐらいはいいだろうと、コンビニで買って飲んだがなかなか寝付けない。運転席の後部には板とカーペットも敷いて寝れるように準備はしていたのだが、荷物は重いし暗い、面倒なので運転席を倒して寝ることにした。外では地元の若者が7〜8人、ワイワイと大きな声でしゃべっている。車を降りて『ここは何処?福井県に行きたいが?』と聞くと、『おっちゃん、何処から来たの?ここは福知山のはずれで、舞鶴・敦賀方面のコースですよ』と言われた。途中で逆のコースを走ってきたみたいだ。また明日は出直しだな・・・(爆)。

615日(水)

 昨夜から、なかなか寝付かれずぼんやりと過ごし5時前、ようやく空も明るくなってきて地図も見れるようになってきた。コンビニでトイレを借りて洗顔、パンと牛乳を買って朝食を済ませる。トラック野郎のドライバーに道順を詳しく聞き、今日の目的地、福井県南条郡南越前町方面に向かって運転開始。今日は移動日だ、のんびり行こう・・・♪

 昨日から、なんだか?迂回しながら行っては戻り、戻っては行く、といった進退を繰り返しながら、兵庫を通過、京都・福知山も通過して福井県内に入る。しかし、そこからも目的地に行くのが難問で、何回となく彼方此方で訊ね訊ねて、ようやく国道476から国道365に入りなさい、と言われ、そこから今日の宿泊所となる親戚の家に電話を入れる。『ああ、もうそこまで来ましたか?もうすぐです。あとは真っ直ぐ、信号を三つ越えて100m先に一軒家がポツンとあります。すぐにわかりますよ!』と、言われた。ヤレヤレこれで一安心だと思いながら運転するが、行けども行けども信号がない?かなりの時間進んだところで、ようやく一つ目の信号あり。二つ目・三つ目の信号から100m先にはポツンとした一軒家は無い。不安になって又電話すると、まだ先らしい。『道路の傍に立って、待ってます!』との返事、五つ目の信号と三つ目の信号を間違えて教えたようだ。その上、都会の感覚で信号の距離を思っていたので、よけいに遠くに感じた。道路端で姪の妙ちゃんが手を振って待っててくれた。嬉しかった、そして久しぶりの対面、懐かしい・・・。

 夕方には、姪の旦那さんと焼酎をたっぷりいただき、食事も腹一杯ご馳走になって、布団の上でグッスリ眠ることができる(感謝)。明日と明後日の公演スケジュールはたっぷり決めていただいている様子だ、ありがたい!

6月16日(木)

 川崎氏宅で7時起床、朝食後9時45分に出発。今日は老人保健施設を午前中2箇所、午後2箇所を訪問との事。ちょっとハードなスケジュールだなと思ったが、これも経験の一つと思い、有難く受けて勉強させていただいた。
 川崎氏運転の先導車の後から、派手なイラスト入りの愛車「武ちゃん号」を運転しながら最初の訪問先、南越前町の「今庄老人保健施設」に到着。施設長さんに挨拶・打ち合わせの後、公演の準備にとりかかる。公演開始時刻前には大勢の皆さんがお待ちいただき、いやが上にも気持ちが盛り上がる。「今日は緊張せずに、会場の皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごしたい」と肝に銘じて公演開始。挨拶を兼ねた「祝い締め」から始め、「口上・バナナの叩き売り」・「唄芸・剣玉売り」・「大道・皿まわし」・「南京玉すだれ」を演じた後、メーンの「安来節・どじょうすくい踊り」の為に、舞台上で法被を脱いで、どじょうすくいの衣装に早変わりすると、皆さんは驚いた様子だった。

  
  大勢の皆さんを前に大道芸の唄芸・剣玉売りを熱演しる時代屋 武ちゃん・・・             武ちゃんの十八番・どじょうすくいです

「どじょうすくい」に入り、ザルを被って準備に入ると一瞬シーンとなる。皆さん方の、この踊りに対する関心・興味・期待が感じられる。オーバーに踊るわけでもなく、本来の素朴でユーモア溢れる仕草を、基本に忠実に表現しようと努めた。終わった後には拍手をただくと同時に、『ありがとう、また来てくださいね!』と有り難いお言葉をいただいた。お陰で、職員の先生方を含め、会場の皆さん方には多少なりとも束の間の潤いを持っていただけたのかな?と思いながら、施設を後にして次の訪問先に向かう。あ、地元紙の福井新聞社から取材に来ていただいたようだった。

次の訪問先の公演時刻まで、時間的に余裕がないので衣装を着たままで運転、到着すると急いで舞台の準備をするという場面が多かった。最後に訪問した施設「神久ファミリーデイサービス」では、公演時間をたっぷりいただいたので、どじょうすくい踊りが終わった後、会場の皆さんに出ていただき「どじょうすくい踊り」を体験しませんか?と提案した処、四人の方が出場。皆さんの前で、歩き方から基本動作を練習、その後、伴奏を流して一緒に踊ると会場は大爆笑となり大いに盛り上がった。               

  
  会場からどじょうすくい体験に出てもらい、基本練習後のおさらい公演です           公演終了後、皆さんと和気藹々の記念撮影、手に持っておられるのは体験講座修了書で〜す♪

今日の公演は、時間が気になり色々と満足できない場面もあったが何事も経験だと思い、チャレンジ精神で勉強をさせていただいた。反省点は次のステップの課題として記憶に残しながら、明日からも頑張ろう!

6月17日(金)

 今日の予定は、福井・南越前町の保育所三箇所訪問。保育所での公演は初めての体験だ、乳児・幼児の皆さんが舞台の芸に、どんな反応をしてくれるか?少々緊張気味で施設に向かった。
 舞台の準備をしていると興味深そうに近寄り、道具や僕の頭にさわったり、耳を引っ張ったりする子が居てビックリした。保育所の先生が、慌てて注意して後ろに並ばせる、微笑ましいシーンに苦笑いしてしまった。舞台の持ち時間は30分間だったが、入所の子供さんや職員の先生方に喜んでいただき、自分自身も大変勉強になった。

 二箇所目の保育所ではハプニングがあり、ビックリ仰天。幼児相手の公演は初めてで、いつものように「唄芸・剣玉売り」や「大道・皿回し」、「南京玉すだれ」などの大道芸を演じている時は、興味を示し楽しそうに見ていたが、「どじょうすくい踊り」の衣装に着替えてニコッと笑った途端に2歳ぐらいの幼児が二人、いきなり泣き出してしまったのだ。派手な衣装から、汚い地味な衣装になって顔が笑ったので、怪物みたいに見えたのかな?先生が慌てて抱き上げるシーンとなり、驚くやら反省するやら・・・。貴重な体験だった。

  
    は〜い!大道皿まわし・ひばりの舞でござ〜い♪                             お別れの前に、保育所の皆さん方と記念撮影・・・

 川崎氏宅に戻り、御礼を述べてお別れして、14時には石川県に向けて出発。金沢市内に入り、途中で電話をして今日は金沢ユースホステルに宿泊することにした。金沢城・兼六園を横に眺めながら卯辰山公園を上へ上へと進み、ようやく到着。山の上にある静かな環境の場所だ。団体客の研修会もしていたようだが、施設長のペアレントさんにお願いして、個人宿泊のメンバーを対象にミーティングを開いていただきその部屋で「時代屋武ちゃんのミニ公演」をさせていただいた(笑)。初老のご夫婦や若者、そしてオランダからの若者も出席して、大変興味をもってくれたようだった。22時ごろ部屋に戻ると東京からの若者と相部屋で、以前に前田利家の取材で来たが残っている事項があるので再調査に来たとか言っていた。僕の旅の話もしてくれと言われ、あれこれしゃべっているうちに、床についたのが午前1時になってしまった。

6月18日(土

 朝8時、宿泊している金沢ユースホステルに後援会の田原会長からの携帯がなる。
『今日は二人で旅の激励に来た、今からそちらに行く』との事、間もなく田原会長夫妻が自家用車で来ていただいた。三人で金沢市内を廻り、金沢城公園・兼六園・金沢駅前・商店街などで野外公演をさせてもらえないかと相談に行ったが、全て断られてしまった。やむなく今日は公演のことは忘れ、温泉施設「ルネス金沢」に行って、のんびりと温泉に入り休養パーティーとあいなった。

6月19日(日)

 三人で宿泊所のバイキング朝食を摂り、8時過ぎに出発。野外公演ができる場所を探しながら氷見方面に向かう
 途中、国道をちょっと入った場所に、おしゃれなお風呂屋さんがあったので立ち寄り、お風呂屋さんの前かロビーで公演をさせてもらえないかと相談する。ここのご主人の弟というご年配の方が、『ここでやってもいいが、そんな有名な安来節など、こんな場所でやってはもったいない、もっと人が大勢集まる場所を紹介しますよ!』と言われ、車で案内していただき「海鮮館」を紹介してもらった。昨日の石川での出来事とは打って変わり、芸に理解ある対応をしていただいて非常に嬉しい気持ちになった。
 「海鮮館」とは氷見港にある地元で採れる海産物などを販売する大きな施設で、そこのオーナーも太っ腹の人物で、車通行止めのイベント広場を提供いただき、車を横付けにして「武ちゃん号」の前で野外公演をさせていただくことになった。観光バスや遊覧船が立ち寄る場所なので通行人が多く、野外公演の場所としては、これ以上はない素晴らしい場所だ。“代表・浜井祐雄さま、ありがとうございました!”大勢いる皆さん方の前で、安来節・どじょうすくい踊り&大道芸をたっぷり披露させていただいた。また、おひねりまで飛び出し、代表からは三人分の昼食差し入れまで、、、感謝感激だったな・・・♪

  
   海鮮館のイベント広場にて、観光客の皆さん、大道芸は、まだか、まだか?とお待ちかね!      時代屋 武ちゃんの大道芸・南京玉すだれのひとこまで〜す・・・♪

  
    海鮮館イベント広場に武ちゃん号を横付けしての野外公演                  時代屋 武ちゃんの十八番・どじょうすくい踊りになると、皆さん熱心に観賞いただいたようだ・・・

 海鮮館では幟を立てて公演を二回して、やがて田原夫妻とは別れ、一人「武ちゃん号」で南京玉すだれのルーツと云われる富山県・五箇山の「こきりこの里」に向かう。一般国道を高岡市・礪波市を経て山また山を、トンネルをいくつもいくつも通り、ようやく南砺波市五箇山平村上梨と云う部落にたどり着いた。とある床屋さんで、こきりこ保存会関係者を紹介してもらって事務局長の豆腐屋さんに会う。こきりこ・ササラなどや玉すだれの歴史などを伺い、資料館「こきりこ唄の館」は明日9時から訪ねることにした。近くの合掌造りの民家では、こきりこ・ササラの音楽を聴き、また年に一回、五箇山祭りが行われるという白山神社を参拝した。
 もう20時をまわり、暗くなってきたので「唄の館」横に無料駐車場があるので、今夜はここで車中泊する。

6月20日(月)

 5時に眼が覚めた。車中泊もまだ慣れてないが、段々なれてくるだろう。公衆トイレで洗顔して付近を散策。白山神社やこきりこ館、合掌造りの村上家を訪ね、古い資料を見て廻る。
 9時に開館の「こきりこ唄の館」を訪ね、楽器の「ササラ」と「こきりこ」を購入、館で放映中のビデオテープを観賞して、「こきりこ唄の館」前の広場で野外公演をすることにした。付近の食堂やお土産屋さんの方々にも前もって声をかけ、幾人か観客になってもらいフルコースの公演ができた(笑)。公演が終わり後片付けをしていると観光バスの団体グループが幟を見て、是非どじょうすくい踊りが見たいとおっしゃる。リクエストに応え、追加公演となり、おひねりもいくらか戴いたようだ(感謝)。
  

 やがて、保存会事務局長にお礼を述べた後、五箇山・こきりこの里を後にしてトンネルをいくつも越えて富山市役所に向かう。市役所では観光課の窓口で、安来節保存会・観光協会・教育委員会の推薦状を提示して公演場所の紹介をお願いする。一時間以上かけて、色々な施設に電話をかけて聞いていただき、当日が市役所近くの大和デパート前広場、翌日が障害者施設を紹介してもらい公演することになった。

 デパート前公演では、南京玉すだれなどの大道芸では人も少なかったが、どじょうすくい踊りのシーンになると大勢の通行人が立ち止まって見てもらい拍手もあり、やれやれ、ノルマ達成かなと、ちょっと満足する・・・。
 今夜は観光案内所の紹介で、簡易旅館に泊まることにした。

6月21日(火)

 朝、眼が覚めてメールをチェックすると、敏子先生から『元気か?旅に出ていてもニュースは大事だよ、一般情報はちゃんと摂っているか?浦島太郎になったらあかんよ!』と忠告・助言メールを頂いた。旅に出てからは全く新聞・テレビなど見ていなかったので深く反省、これからは一般ニュースも大事だなあ、と肝に銘じた。

 今日は14時から富山の精神障害者施設「セーナー苑」訪問だ、初めての経験でちょっと緊張する。旅館を出る時、女将さんからタオルとカンコーヒーの差し入れを頂戴した。途中でガソリンスタンドで注油していると、武ちゃん号のイラストを見たGSスタンドのお姉さんが『写真を撮らして下さい!』と言われ、撮影後、ここでもお茶と飴の差し入れをいただいてしまった(笑)。ありがたいなあ、こんなに親切にして貰っていいのかな?と、ふと思う・・・。
 富山市役所から紹介してもらった「セーナー苑」に向かう。なにしろ初めての地域なので早い時刻に出発し、途中何度も聞きながらようやく12時前に到着。色々な対象グループのあるすごく大きな施設だ。
 担当課長さんにご挨拶し公演する場所を見せてもらうと、階段式の席がある広い野外イベント広場だ。旅の出発前にスピーカー(アンプ)・ピンマイク等を用意しておいて良かったなと、ふと頭をよぎった。副苑長さんに挨拶した後、時間的に余裕があるからと云うことで昼食をご馳走になり、イベント担当職員の方二人と公演についてのミーティングをする。時間は一時間前後、たっぷりあるので体験講座も志願者があるでしょう、との事だ。アンプの音合わせや衣装替えをして、いよいよ本番。

 先ずは自己紹介・「五本締め」、続いて大道芸の呼び込み「寅さん口上」・「バナナの叩き売り口上」・「唄芸・剣玉売り」・「大道・皿まわし」・「南京玉すだれ」をボリューム一杯に上げて演技の勉強をさせていただく。入所の皆さん方は熱心に見て、盛んに拍手もしていただいた。大道芸が終わった後、舞台上で「どじょうすくい踊り」の衣装に早替わりすると、皆さん驚いた様子。どじょうすくいが終わって、皆さんに「どじょうすくい」を体験しませんか?と叫ぶと、入所の方4人が出場されるとのこと。先ずは、歩き方から説明して歩き始めると、その仕草が滑稽で、観客席から盛んに爆笑と拍手が鳴り出す。基本動作を練習した後、伴奏テープを流しておさらいの演技をすると、会場は大いに盛り上がった。体験講座の途中、出場されているお若い女性が疲れた様子で『おじさん、まだ終わらないの?しんどくなった・・・』と小さく言われた時はっと驚き、早い目に終わることにした。暑い炎天下の野外公演なので、もしも見物している入所の方や、どじょうすくい体験中の方々に体調が悪くなったら大変と思い、1時間公演の予定を45分間で終了した。施設職員の方も、その旨述べると快く了解いただいた。最後、体験講座に出場された四人に、初級の体験修了証をお渡しするとすごく感動され私も嬉しくなった。
 公演後、施設で作っておられるケーキをお土産に戴き、16時過ぎに施設を後にして新潟方面に向かう。途中、車中から富山市役所観光振興課に電話、長係長さまにお世話になったお礼を述べた(感謝)。

 おだやかな日本海を左に眺めながらトンネルを幾つも通過、道も暗くなってきたので8号線の道の駅「能生」で駐車、今夜はこの道の駅で車中泊することにする。缶ビールを買ってベンチで一人飲んでいると、同じくベンチで宴会をしていた三人連れの男性から、大きな竹輪を貰った。早速その竹輪をビールのつまみにして夕食代わりにした。まだ9時半だが、ぼちぼち車に戻って寝るとしよう・・・。

6月22日(水)

 朝、富山県・道の駅「能生」で車中の荷物を整理していると、それを見ていた初老のご夫婦が『一人で旅をしているのですか?一人だと不便な事もあるでしょうね、全国の旅、これからも頑張ってください!』と励まされた。車に貼っているイラストの看板を見て声を掛けてくれる人がたびたびある。
 7時過ぎ、上越市・柏崎市・長岡市・見附市を通過して、新潟県・三条市役所へ向かう。市役所の駐車場に車を停めて観光課を訪ねたが観光課はないと云われ、経済部商工課を訪ねた。安来市長さんから『三条市は安来市と姉妹提携しているので新潟へ行ったら、一度は訪ねてください』と言われていたので、安来節保存会・安来市観光協会・教育委員会の推薦状を提示して、新潟での公演場所について相談、また三条市長さんにもお会いしたい旨述べたが、外出中で会えなかった。経済部の部長さんと係長さんが親切に対応していただき、安来節全国放浪の旅についての動機・目的・予定などをお話しながら、三条市・新潟県のことを伺った。早速、当日は日帰り温泉施設を紹介していただいた。

 間もなく市役所を出て日帰り温泉施設、八木ケ鼻温泉「いい湯らてい」に到着、業務部長さんにお会いすると『大道芸の公演は今までに前例がないのですが、場所はレストランの座敷でいいですか?』と言われた。ありがたい!お客さん方が食事・宴会してくつろぐ場所での公演、これ以上の場所はない。早速、荷物を運び入れ舞台の準備をしていると、バックに金屏風を立てていただいたのには驚き・・・。大道芸から、どじょうすくい踊りを含め、20分間の予定が35分間の公演になってしまったみたい(笑)。来客の皆さん方や職員の方々は突然の大道芸公演となり、珍しそうに熱心に見ていただいたようだった。お陰で、本人も楽しい勉強のひとときを過ごすことができた。 公演後、三条市役所に戻り、小林係長さんにお礼を述べる。ほかにも公演する場所について打診してもらっていたようで、明日は午前中が市立保育所、午後は特養老人ホームから来て欲しい旨、返答があったそうだ(感謝)。新潟では、昨年の新潟中越地震で、ご苦労な生活をされている被災地の方々とも交流したいと思っているので、来月初めにもう一度新潟に来ますと言うと、7月6日に「三条まつり」や「三条市道具まつり」がありますから、ぜひ出演してください、言われた。次に小千谷市か長岡市を訪問した時、三条市にもう一度伺うことにする。
 今日は市役所の近くで旅館を紹介してもらい、「石田屋旅館」に泊まることにする。時間が遅かったので夕食は出なかったが、風呂・テレビ付きなので、のんびりと入浴、リフレッシュできた気分・・・。

6月23日(木)

 7時半、旅館の女将さんに起こされて、あわてて朝食を済ませる。
 今日の訪問先、市内の三条保育所まで、時間に余裕を持って早い時刻に出発。10時から1時間公演の予定だが8時半に着いてしまった、まだ早い。保育所近くの空き地に車を停めて休憩していると、武ちゃん号の派手なイラストを見た保育所の先生が『今日はご苦労さまです、どうぞ中へお入りください』と、声をかえて頂き、恐縮しながら中へ入る。
 所長・澤先生のおもてなしを受け、開演まで色々とお話を伺う。間もなく公演場所を見せていただき準備にとりかかる。一時間の舞台時間を頂いたが、幼児を相手に大丈夫かな?舞台の準備をしていると、さっそく子供たちが近寄ってきて『何をしているの?』と聞いてくる。『この時代屋武ちゃんが、これか面白い事や踊りをするからもう少し待っててね!』と答えると、ウンと頷く、可愛い。先生方も元気で、優しいそう・・・♪

 開演時刻前になると、大勢の幼児が先生に先導されて会場の前列から順番に並んで座っていく、職員の先生方を含め60人ぐらいだったかな。先ずは『は〜い!僕は大道芸の時代屋武ちゃんで〜す♪』と大きな声で挨拶、例によって祝締から寅さん口上・剣玉売り・皿まわしとやっていく。皿まわしでは、調子が出なく失敗をすると『がんばれ!がんばれ!』と応援される場面となり、これまた、実に楽しいひとときだった。皿まわしが終わり、南京玉すだれの後どじょうすくい踊りも終わってから、先生に相談して入所の幼児の皆さん、希望者に皿まわしの体験をしてもらう事になった。全員がやりたいと手が上がったので8人ずつ、前から順番に交代で出てもらうことになり、皿まわしをやってもらう。しかし、中々回らない。段々と慣れて回るようになったお子さんや先生も出てきた。一組だけに時間をかけるわけにもいかないので幼児がしっかり持った棒に、僕が回した皿を順番に乗せていく、といったことをすると満足したようだ(笑)。予定の一時間が過ぎ舞台を片付けて、事務室では美味しい昼食を戴きながら、所長先生から『幼児だからと云って、舞台の芸を子供用に変える必要はありませんよ、ありのままの、本来の舞台を見た子供たちは、何年か後には必ず、今日の事を想い出すことがあるでしょう!』と言われた。子供用にアレンジすることも必要かな、と思っていたが、成程、こんな考え方もあるのだなと有り難いご意見を頂いた。

   

   先ずは五本締めからまいりましょう・・・                               ”大道芸が終わったのでこれから、このノボリに書いてあります「どじょうすくい踊り」をやりま〜す!”

 足跡サイン帳に記入いただいたコメントを読むと「(どじょうすくい踊りの)鼻のところにはさむのはワリバシではなく一文銭なんですね」・「南京玉すだれも楽しかったです、アレはお寿司を巻くアレとはやはり違うのですね?」なんて書いてあるのにはビックリして笑ってしまった。皆さんにお別れして次の公演場所、特養老人ホーム「うらだての里」に向かう。
 田んぼの中に一軒だけポツンと建てられたような、それでも広くて大きな施設で、窓の外には広々とした田園風景を望むのどかな環境だ。お若い女性職員の方に出迎えていただき、施設長さんとしばし雑談の後、控え室で衣装着替えなど準備にとりかかる。立派な舞台が設置されていて舞台の前には既に120名程の皆さんが待っておられる。毎回、舞台では全力投球のつもりで演技をしているが、今日のどじょうすくい踊りは、いつになく満足のいく踊りができたようだ♪。時間的に余裕があったので、体験講座をやりましょうと提案すると、入所の方々は身体的に無理なようで、職員の方二名に出ていただき、どじょうすくいの体験をしてもらったが、会場内は爆笑の渦で、皆さん方にも喜んで頂けたかな?

    
  特養老人ホームでの大道皿まわし”胡蝶の舞”でござ〜い・・・♪                          伝統芸能・南京玉すだれのひとこま

 16時半、特養ホーム「うらだての里」を出発、小千谷市に向かい18時前に小千谷市役所に到着。観光課を訪ねたいがと受付で言うと、窓口に内線電話、別の場所にある社会教育課を訪ねて下さいと言われた。時間が遅いので明日出直すことにして、今夜は市役所の駐車場で車中泊することにする。警備の人に了解をもらった後、近くのコンビニで食料の調達をする。

6月24日(金)

 小千谷市役所駐車場で5時に眼が覚めた。近くのコンビニで簡単な朝食、用足しを済ませ、8時過ぎに小千谷市役所の駐車場を出る。別の場所にある社会教育課を訪ねる。昨日はここに行きなさいと言われ来たのですが、と相談すると今度は社会福祉課に行って下さい、と言われた。慣れない道路を、また車を運転して行くと次はボランティア関係のグループを紹介された・・・。震災後、一年が経ったばかりで未だ正常な行政ができていないのだな〜と思うが、四回も窓口をタライ回しをされた気分。でも、今回の訪問はボランティアというものではなく、ただ地域の方々とのふれあい・交流がしたい、そしてまた、今回の旅が自分の修行の一環であると思っているのでタライ回しも全然苦にならなかった。

 小千谷市社会福祉協議会・小千谷市ボランティアセンターのスタッフ・保科氏と面談、今回の旅の目的、地域の方々との接点をご紹介いただきたい、日時はこれから秋田・青森・北海道を回った後、8月3・4.5日にまた新潟・小千谷市に立ち寄りますのでよろしくお願いします、と述べて退所した。なんだか、迷惑そうな態度で、一応努力してみますので連絡先を教えてください、と言われた。多分、先方はこちらの言っていることに半信半疑だったのではないかと思う。後日電話でご連絡しますと言われて同地を離れ、長岡市・三条市を経て山形県に向かう。

 山形市までは日本海沿岸を北に向かって一直線だが、地図ではこれが近いように見えるが、実際には違うんだなあこれが(笑)。山形市役所観光課に着いたのが17時10分、職員の皆さんは帰り支度の真っ最中だ!早速、当方の資料・名刺を提示して活動場所・公演場所の相談をする。始めは無理な様子だったが管理職風の方二人が熱心に電話で探していただき、明日、一箇所だけ養護老人ホームを紹介していただいた。
 山形市養護老人ホーム「あたご荘」での公演は明日14時からで、あわてることもないのだが今日下見に行くことにした。でも中々場所が分からず、訪ね訪ねてようやくたどり着いたが、担当の方は退所されていたので資料を預けて帰った。帰ると云っても何処に帰るか決まっている訳でもない、今夜の宿泊所を今から探すのも面倒だから、近くのコンビニで弁当&缶ビールを買って駐車場で車中泊することに決めた。今日は道路沿いに設置された街燈の照明で日記を綴っている。あ、そうだ、近大梅友会の佐藤キヨ先輩が山形市内在住と聞いていた、あすの老人ホームでの公演の事、電話で連絡をしておこう・・・

6月25日(土)

 今日も朝5時起床、コンビニで朝食や所用を済ませ、公演用の資料を作ったり、メールのチェック等をする。
 今日の公演場所である山形市養護老人ホーム「あたご荘」に11時に着いてしまった。14時からの公演なので、余りにも早すぎる、しばらく近くの空き地で待機して12時過ぎ施設を伺う。今日は土曜日のため職員の方々はお休みが多いみたいだ。担当の石黒さんが待ち受けていただき、控え室と公演場所の舞台を見せていただき、公演の準備にとりかかる。100人収容の施設で、現在は男性が10人、女性が90人だそうだ。開演30分前に準備ができ皆さんも大勢並んでいらっしゃるので職員の方の了解をとり、開演時刻まで雑談というか、旅の体験談などを皆さんとお話をした。

 今日の舞台時間はたっぷりあるので、大道芸のフルコースの後、どじょうすくいを踊り、体験講座を募ったところ5名の方が出てこられた。嬉しい悲鳴だ(笑)。どじょうすくい体験講座に入り、豆絞り・一文銭をつけた時点から場内は大爆笑となり、歩き方から基本動作の説明・練習をした後、伴奏テープをかけておさらいの演技に入ると、入所の皆さん方は大喜びとなる。こんなに盛り上がったのは今まで初めての経験だ!
 あたご荘を出た後、JR山形駅の駅長さんに会うため山形市内に向かう。途中ガソリンスタンドで注油した後、そこに車を預けて山形駅に行き、駅長さんと明日の駅前広場・野外公演許可の交渉をする。駅構内は駅の管轄だが通行の障害になるので許可できない、駅前の敷地は山形市の管轄なので野外公演を許可する権限はない、と言われた。でも、話をしている内に、若者たちがよく無許可でストリートパフォーマンスや演奏をやっているが黙認の状態です、とも言われた。これで、それなりの好感触を得たので明日は駅前で野外公演を二回することに決めた。

 修行の旅とはいえ、たまには天然温泉にも入りたいと思い、蔵王温泉に向かう。土曜日なので、うまく旅館が空いているかな?と心配しながらようやく到着。17時過ぎていたので観光案内所が閉まっている、やむなく少し大きな旅館で一名宿泊を頼むが満杯との事。旅館は恐らく土曜日なので、どこも一杯ですよ、民宿だったらあると思いますよ、と言われた。駐車場付きで天然温泉があればいいからと、近くの民宿「ぼくの家」を紹介してもらった。ここがまた感じのいい旅館で、最初は『時間が遅いので夕食はできませんが?』と言われたが、夕食はあきらめて「全国放浪の旅」のチラシを提示しながら荷物を運んでいると、『夕食もできます』とのこと。やれやれ、外に探しに行かなくていいなとホットする。天然温泉でのお風呂で三日ぶりの入浴だ、広いお風呂ではないが天然温泉だ、一人のんびりと湯船に浸かり旅の疲れを癒す。今夜の夕食は豪華にバーベキュー料理で、ビールも2本飲んだ(笑)。でも、やっぱり一人酒盛りと云うのはちょっと寂しい・・・。今日は旅を出発してから初めての骨休みだ、たっぷり食事を済ませ部屋に戻って日記を綴り、一宇川流・家元への手紙をしたためた。
 あっ!そうだった♪今日の「あたご荘」での公演前、近畿大学梅友会山形県支部・支部長の佐藤先輩がご子息・お孫さんの三人で、激励と見物に来ていただいた。知らない土地で思いがけずに知人・友人に会えるというのは本当に嬉しく、大きな励みになるのだな!と痛切に感じた(感謝)。また、今日の公演について読売新聞社から取材があった。

626日(日)

 民宿「ぼくの家」でのんびりと朝風呂入浴、朝食を済ませて8時、すがすがしい気分で旅館を出発、JR山形駅前に向かう。途中に名産物の「元気市場」の看板が目につき、入って山形名物「さくらんぼ」を購入して発送依頼して山形駅前の駐車場に車を停めてから、荷物のザックを一つ忘れたことに気がついた。びっくり仰天!でも、忘れたのは先程の市場しかない、買い物のレシートを探し電話をすると、やっぱり市場に忘れており荷物もあった。保管してもらい、直ぐにUターンするが、道路事情が分からず、これまた市場を探すのが一苦労だった。途中で何度も聞きながら、ようやくたどり着いて一件落着とあいなった。
 山形駅前に戻り、駐車場に武ちゃん号を入れて荷物を移動、駅前の広場一角を借用、幟(のぼり)を立てて準備にとりかかる。今日は野外公演なので「五本締め(祝い締め)」はやめて、寅さん口上から始め、剣玉売り・玉すだれ・どじょうすくいの出し物四つをやることにした。大道芸が終わって、どじょうすくい踊りの番になると立ち止まってみる人が増えてきた。二回目の公演が終わり、衣装や道具の片付けをしていると観光バスのグループが『もう終わったの?どじょうすくいを見たいのだけど、もう駄目ですか?』と言ってこられた。これじゃあ、もう一度踊らないわけにもいかないわなあ、、、リクエストに応えて三回目の「どじょうすくい踊り」公演となった(笑)。お陰で、そのグループからおひねりをいただいた。また、地元らしき二人のギャルが記念写真を撮らしてください、と言ってきた(笑)。

  
   山形駅前での野外公演”どじょうすくい踊り”                                      地元のギャルと記念写真”ハイッ!ポーズ”

 今日の野外公演を一回目から見ていた若者らしき人が話し掛けてきた。山口の○○さんと云う人で、会社の休暇を利用して、あてのない旅行中だそうな?僕の野外公演に興味を持ち、お手伝いをしたいと言う。しばらく僕の修行の旅に同行したいらしい。悪い人物にも見えないし、「まあ、いいか!」と承諾し、次の目的地・秋田県まで助手席に乗って同行することになった(笑)。秋田市内まで4時間ほどかかったが、当方の旅の事や彼の事をしゃべりながら運転していたが、先方の話だけで、信用できる証明するものを提示しないので、段々と不安になってきた。でも、道案内に便利かな?と思いつつ、夜は彼が以前から利用している、というビジネスホテルに泊まることにした。今思えば、個室にすれば良かったものをダブルにしてしまい、貴重品の取り扱いに余分なエネルギーを費やした感あり・・・(爆)。夕食は二人で秋田駅前の居酒屋に行ったが、どうしても打ち解けない面がある、、勘定はワリカンにした(笑)。

627日(月)

 
朝から雨模様の中、昨日、山形駅前で知り合った若者風の人物(33歳ぐらい?)を同行して秋田市役所に行く。市役所には9時過ぎに到着、総合案内で秋田市福祉保健部福祉総務課地域福祉推進室の主事・高橋さんという、なが〜い肩書きの名刺をお持ちの方を紹介してもらい、当方の資料を提示して公演場所を紹介して欲しい旨の相談をする。駅前広場などは急に言われても無理だ、老人施設などは民間なので特定の施設を紹介する訳にもいかない、施設名簿をお渡しするから自分で電話連絡して下さい、、、と、寂しい返答だった。やむなく秋田市内にある沢山の施設を順番に電話をしていくが、電話だと顔が見えない・信用できない・不審者?と思われがちで、次々と断られてしまう。
6件目の電話でようやく好感触あり、『只今、施設長が席をはずしておりますので、相談してのちほど、こちらから連絡します!』との返事をもらう。こちらの携帯アドレスを伝えて喫煙室で一服しながら待機していると、間もなく電話があり、『当方の施設で公演をお願いします』との事、これで秋田でのノルマは達成だな、と苦笑いする。
 さっそく、大雨の中、介護老人保健施設「なぎさ」へ向かう。
 処が、運転途中で助手席に座って同行の若者・山口氏が、『予定が急に変わって、家に帰らなければならなくなった、秋田駅まで送って欲しい』と言ってきた。公演時刻は決まっているし、道路事情も不慣れなため、ここで下りてタクシーで行って欲しいと、お金を渡したが、雨が降っていると言って、なかなか下車しない。時間は刻々と経過するし、お互いの会話も段々とおかしな雰囲気になり、2千円あれば充分タクシーで行けるから下りてくれ、とお金を渡して別れた。いや〜、他人を簡単に信用して、とんだ授業料を払う羽目になってしまった・・・(反省)。
 若者と別れた後、気分新たに今日の公演場所「なぎさ」へ向かう。大きな病院の付属施設みたいになっている。施設に到着すると、電話で応対していただいた美人職員の高橋陽子さんに公演場所と控え室を案内していただく。ここの施設職員の皆さんは女性が多く、また入所の皆さん方が明るいので嬉しい。公演開始時刻まで30分しかない、テキパキ?と準備をして開演時刻14時を迎える。職員の皆さんを含め60名ほど、始めから最後まで熱心に見ていただいた。

 今日の舞台時間は一時間と、たっぷりいただいたので大道芸はフルコース、そして「どじょうすくい踊り」が終わったあと、どじょうすくい体験講座を提案したところ、職員の男女二人の先生が出ていただいた。もう、二人が舞台に上がった時点から盛り上がり、拍手喝采だ!二人の先生はヤル気満々のご様子・・・歩き方の練習から基本動作に移り、なんと、三番までやります、と言われた。練習が終わり、音楽を流してのおさらいでは会場の皆さん方に大変好評で、拍手と爆笑の渦になってしまった・・・♪ どじょうすくい体験コーナーで、三番まで練習したのは今日が初めてだったが、皆さん方に楽しんでいただき、また武ちゃん本人も楽しんだのは云うまでもない。「なぎさ」の皆さ〜ん!ありがとうございました。いつまでもお元気で・・・♪♪♪

   
     職員の先生、男女のお二人は”ヤル気満々”                                場内は割れんばかりの声援&爆笑だった・・・

 施設を出た後、旅に出る前から、大阪・ふるふるの悦子ママに紹介してもらっている秋田駅前の居酒屋「しののめ(しょうちゃん)」に電話して、お店に入りお酒やおしゃべりをした。お酒を飲んでいる時に秋田市役所の高橋様から電話があり、『明日は秋田市内三箇所の保育所を公演してもらうように連絡・手配しましたから宜しく・・・』との有り難い内容だった。今夜は駐車場で車中泊だ。

628日(火)

7時に出発しようとキーを入れたが、エンジンがかからない。変だ!何回やってもかからない。段々と不安になり、大阪の矢野モータース社長に携帯電話をした。『すぐにJAFに連絡しなさい!』との返答。JAFに電話をしてしばらく待機するが、今日は公演が保育所三箇所訪問で、開演時刻も決まっているので気が気でない・・・30分ほどで来てもらい見てもらうと、ハンドルがロックされた状態になっていただけです、と言われ、すぐにエンジンがかかった。ヤレヤレ無事に解消、大阪の矢野社長に連絡すると、余りの初心者の無知にあきれたような、そして安堵したような声が返ってきた(笑)。

 本日の一回目公演場所は秋田市・寺内保育所で、開演開始時刻までに余裕をもって到着できた。やはり、車での行動は早め目早めにしたほうが正解だなと思った。
 明るくにぎやかな保育所で、先生方は勿論だが幼児の皆さん方も熱心に見て、喜んでいただき、こちらも嬉しくなる。公演が終わった後に、お返しにと、『幼児たちの「ソーラン節踊り」を見て帰ってください』と有り難いお言葉・・・。しかし、次の訪問先・保育所での公演までは
30分しかない、お断りできる状況ではなく、椅子に座ってゆっくり観賞させていただいた。小さい幼児が一生懸命に踊る仕草が、とてもかわいらしい。ようやくソーラン節の踊りが終わるとお礼を述べ、どじょうすくい踊りの衣装のままで車に飛び乗って次の保育所に向かった。

 二箇所目の公演は泉保育所で、一回目の保育所の近くだと聞いていたが場所が分からない。時間は刻々と経過して気持ちが焦ってくる。車を停めて先方に電話で場所を聞く、ようやくたどり着くと職員の方々が三人、保育所の前で待機していただいて、到着と同時に荷物の運び入れを手伝ってもらった。15分遅れの公演開始だ、舞台でピンマイクをつけ、おしゃべりしながらの舞台準備は初めての体験だ。予定の舞台時間の30分間をたっぷり勉強させていただいた。公演後、保育所の先生にお餅と缶コーヒーをいただいたので途中、車中で昼食代わりにご馳走になり、三箇所目の保育所に向かった。

 次の保育所はかなり離れた場所と聞いていたが、行けども行けども分からない。何度も訊ねながら、ようやく秋田市・石見三内保育所にたどり着いた。15時公演開始と聞いていたので14時に保育所に入り、今回は立派な舞台付のホールに案内された。また、今回は、昨日市役所から連絡があったので保護者家庭に連絡をしたとの事で、地元のお年寄りの方々や保護者の方が10数名程来られ、子供たちと一緒に舞台を見ていただいたので、より力が入り30分の予定が少し時間オーバーしてしまった(笑)。

  
     この可愛らしい幼児たちの笑顔が懐かしい・・・                          迎えに来られた保護者の方や地元のお年寄りの方々に来ていただき、武ちゃんも大ハッスルしたらしい・・・(笑)

 今日は保育所を三箇所訪問したが、サイン帳には色々な事を書いてもらった。例えば寺内保育所:「楽しかったです、子どもたちも大喜びでした。ありがとう」・「時代屋たけちゃん、カッコイイ!これからもがんばってね!!」・「おつかれさま。気をつけて。おもしろかった〜。」、泉保育所:「暑いなか お疲れ様でした。子供達も 初めて見る 安来節に くぎづけでした。」・「伝統芸能を これからも がんばって 続けていってください。子供達にも伝統芸能を少しでも伝えていきたいと思いました。お体に気をつけてがんばって下さい。」、岩見三内保育所:「子ども達も初めて見る芸に喜んでいました。『すごーい!!』『きれい!!』などの声もきかれ楽しかったようです。」・「地域の方やお迎えの保護者の方も見ることができました。ありがとうございました。」・「“安来節”いいですねー、あの動きや表情が なんともいえずユーモラスで、良かったー!」などと、感想や励ましの文句を書いていただいた。来てよかったなー、無理をしながら思い切って、旅に出たが、旅の目的が達成されたと感激もひとしおの一日だった。
 やがて秋田市街に戻り、国道7号線を青森方面に向かい途中、道の駅「ことおか」で今夜も車中泊にしよう。

629日(水)

 昨夜は、ワゴン車で一人旅のご老人に声をかけられ、話が弾み、車の横で携帯のテーブルと椅子が用意され、ウイスキーをご馳走になりながら遅くまでおしゃべりが続いた。
 朝
5時過ぎに眼が覚めて、昨夜お世話になったご老人のワゴン車を見るが、もう出発されたようでない。今日は天候も良いので、車内の荷物を全部下ろして整理をして、すがすがしい気持ちで本州最北の青森方面に向かう。

 今日の目的地は、以前から一度は訪れたいと思っていた「弘前城」だ!もし、この弘前城天守閣前で野外公演をすることができたら、そのあと直ぐに北海道へ向かう予定だ。
 能代市・鷹巣町・大館市を通過、弘前市に入る。お城の周りには駐車場が見当たらない、ふと、お城方面に小さな道路があるので進んで行くと、弘前市民会館の広い駐車場があった。そこに車を停めて事務所に入り、駐車の許可と弘前城までの道筋・管理事務所の場所を聞く。

 弘前城管理事務所では、旅の目的、チラシや安来市観光協会・教育委員会・安来節保存会からの推薦状などを提示して、『どじょうすくい踊りを紹介しながら全国を廻っています。以前から有名な弘前城を訪れたいと思っていました。旅の出発前にも、青森では是非とも弘前城天守閣前で野外公演がしたいと思っていたのですが、許可をお願いします』と、頼む。はじめは怪訝そうに応対していた職員の方が、段々本気に聞いてもらい『それはいい事だなあ!営利目的でないのならいいんじゃないかな?』と、上司に相談していただく。20分ぐらい経過だろうか、ようやくOKが出た。『弘前市の宣伝にもなることだし、地元新聞社にも連絡しておきます』と言っていただいた、ありがたい。
 市民会館駐車場に戻り、大きな荷物4個と幟を立てるポールを持って天守閣下まで歩くこと20分間、着いた時には汗でTシャツがびっしょりになっていた。天守閣は三層からなり、今まで想像していたものとは違い、規模が小さいのに驚いた。天守閣の前で公演の準備をしていると地元紙「陸奥日報」の記者が取材に来られインタビューを受けた。野外講演の開始時刻14時前になると観光客の他に、弘前城管理事務所からの指示?を受けた職員の方々も見に集まっていただき、時期的にも見てくれる人は殆どいないだろうと思っていたのに30〜35名ほどの方々に見て頂いた。恐らく、この場所での野外公演やストリートパフォーマンスなどは今までなかったそうで、観客こそ少なかったが、前代未聞の素晴らしい場所で公演ができ、大満足の一日になった。公演終了後、お城に勤務女性職員の方々が記念写真をと言われ、どじょうすくい踊りの衣装で写真撮影となった(笑)。お城のスタンプ及びサインを貰い、管理事務所にお礼を述べて青森市に向かう。

     ・・・← 名城”弘前城”

  
      武ちゃんの念願がかない天守閣前で野外公演が実現・・・                              弘前城勤務の若いお嬢さんたちと記念撮影
 青森ではカーフェリーターミナルに行き、函館行き1950分発の乗船手続きを済ませる。函館港に着くのは2340分の予定、時間的には中途半端だが仕方ない。


                                                          



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