<旅の報告  其の9>             

道中記 パート9

「時代屋 武ちゃんの安来節全国放浪の旅」
どじょうすくい全国修行の一人旅・・・・・旅日記
      

                                                                            <→滋賀・三重・大阪・奈良→> 

9月4日(日) 時代屋 武ちゃんの「甲南町大道芸行脚の巻」

  
 このポスターが、ずいぶん前から商店街・スーパー前・図書館前・自治会など、町中のあちこちに配布されたそうだ・・・・・(笑)      ”は〜い!大道皿まわしは「胡蝶の舞」にござ〜い・・・♪” 

9月4日、国民宿舎「かもしか荘」で朝食を済ませ、9時過ぎに中沼先輩宅に向かう。公演の用意を済ませ、停めていた愛車「武ちゃん号」で、中沼先輩運転の自動車の後からついて行く。途中で同じ安来節保存会の岸村 丹次先輩(通称・丹ちゃん)と合流、今日はサポーターが三人も来て頂き心強い! 本日はイベントプロデューサー・音楽喫茶「竹の音」のお店からスタートだ。

「竹の音」オーナーの竹内智司先生と名刺交換、しばらくお部屋でお話をした後お店の前で、一回目の野外公演の開始。商店会のいたる所に「時代屋武ちゃん甲南町大道芸行脚の巻」と書いたポスターが貼られている。商店会の皆さん方が見物にきていただき、南京玉すだれ・皿まわし等の大道芸から安来節・どじょうすくいを見てもらった。

 二回目の公演は深川公民館で開催中の地元「敬老会」だ。会場には200名を超すお年寄りの方々が、賑やかに懇親会をされている。ここの舞台ではトップに、中沼ご夫妻が「手作りの桧三味線」による民謡演奏を披露されたが、大変小気味の良い音の調べだった。次に登場の武ちゃんは大道芸&どじょうすくいを35分間、舞台を務めさしていただいた。お年寄りの皆さん方は、珍しそうに熱心にご覧いただき好評のようだった(笑)。

  
      中沼克司・中沼悦子名人による檜三味線演奏・・・♪                                            ”みなさ〜ん! 長寿おめでとうございま〜す・・・♪”す

三回目は甲南町図書館前でのストリート公演だ。見物客の一人は、『テレビでは見たことがあるが、目の前で生の演技は初めて、とても楽しかった!』とおっしゃってもらった・・・♪ 図書館ということもあり、観衆は少数だったが気を抜かず、精一杯全力投球で演技をした積りだ(爆)。

 四回目の公演は甲南町にある甲賀流・忍術屋敷だ。雨が降り出してきた、野外公演はできないなあ〜と思案していると、忍術屋敷の福井 實 代表取締役が『雨なので座敷に上がって、広間で公演をして下さい!』と言われヤレヤレ・・・。観光客の皆さん方に時刻を述べて屋内公演に変更、30名程の皆さん方は突然のハプニングに喜んで見物されたご様子だった。一回終わったところで雨がやんだので、屋敷の前でもう一度公演をして、次の訪問先に向かう。今日はサポーターが中沼ご夫妻に岸村先輩、そして竹内プロデューサーとスタッフの五人、衣装換えや荷物の移動などを手伝っていただくので助かる。

  
       本日は忍術屋敷の特別公演「武ちゃんの大道芸の公演で〜す!                              ”ちょいとかえせば、炭焼き小屋に早や変わりとござ〜い・・・♪”

   車の中で弁当を食べて今度は「竹の音」に戻り、お店の前で二度目の野外公演を行う(これが本日、五回目の公演)。

 さて、六回目の公演は少し離れた繁華街にあるスーパー「あーばんパル広場」での野外公演だ。かなりの買い物客や通行中の皆さん方が、立ち止まって見ておられた・・・。竹内さんや中沼さんのお知り合いも、宣伝が行き届いておるようで、幾人かお見えになっていた様子だった。

 ようやくノルマの6回公演が無事終了(爆笑)、一旦、中沼氏宅に戻り今度は、若奥さんがボランティアでお手伝いされている、日野町連合青年団の劇団稽古場・体育館に行くことになった。劇団の皆さんが練習しているところに乗り込んで、出し物は「南京玉すだれ」と「どじょうすくい踊り」二つだけの特別公演となった。

  
      劇団の皆さん、何かを吸収しようと、必死で観察していたようだった                                ( さあ、今日の最後の公演だ、元気良くしっかりやっていこう・・・! )

ようやく本日の7回公演が無事終了、中沼先輩・岸村先輩の三人で居酒屋に案内され、接待を受けてしまった。その後、中沼先輩が手配していただいた、近くのビジネスホテルで宿泊することになった。二日間、いや、明日もあるが大変お世話になり、又、皆さんに散財もさせてしまった・・・いつの日か、何かの形でお返しをしたいものだ・・・(感謝)。


9月5日(月)

 9時前、ホテルの内線が鳴り、ロビーに下りてみると中沼先輩が迎えに来ていただいた。外は、あいにくの雨降りだ。今日も時代屋武ちゃんにお付き合いをいただけるそうだ。ありがたい!

 三重県に向かって二台の車でドライブ、訪問公演の予定がないので三重県で公演をして足跡を残したい・・・。道の駅「あやま」に立ち寄り駅長さんに、駅前での野外公演許可をいただきたいと交渉。とても芸に理解のある方で、『今日は雨が降っているので、ひさしのある人通りの多い場所で公演をしなさい』と、暖かいお言葉をいただいた。大道芸&どじょうすくい踊りを披露したあと、施設から中沼先輩と二人に、事務所から昼食をご提供いただき恐縮の至り(感謝)。

  
幼児を四人連れた若奥さんは、一時間前から『どじょうすくい踊りは何時からですか?』と、待っていただき、熱心に見てもらった             <三重県・道の駅「あやま」での野外公演>

 三重県ではもう一箇所訪問したいと思っていたが、大雨となり台風14号も接近中との天気予報、安全第一と予定を短縮して大阪に向かい、久しぶりに我が家へ帰宅・・・。突然の帰宅に、『なんで急に帰ってきたの?』なんて、家族?に皮肉を言われてしまった・・・♪


9月6日(火)


 愛車「武ちゃん号」と一緒に大阪市内に繰り出し、元・勤務先の東光商事株式会社社長さんに、旅の途中経過を報告をしようと行ったが、あいにく外出中ということでお会いできなかった。電話でアポイントをとって行けばよかった・・。それではと、3階の東光セブン株式会社に立ち寄り、常務さんや他の皆さん方とおしゃべりをして、地下にある喫茶「ぶん」で昼食を摂って、ママさんとしばしのおしゃべりをした。

以前から何度も激励のお電話をいただいていた、「船場吉兆」の社長さんに初めての表敬訪問に行き、初対面のご挨拶と旅の行程などをお話して、次に阪急淡路の一宇川勤安来節大阪教室の塾長、井上先生宅に旅の報告に立ち寄った。なんでも、教室仲間の福ちゃん こと、福田義一氏が大病で入院しているらしい・・。今日は車なので、明日改めてお見舞いに来ることにしよう。


9月7日(水)


 福ちゃんをお見舞いの為、阪急淡路駅の近くにある「キリスト病院」分院に電車で行った。なんと胃がんと、肺がんが併発しているそうだ。大変な病気だなと思ったが、本人は性格が明るい人物なので、大きな声で元気よく笑顔で会話をする。でも、内心は心配なんだろうと推測する・・・。2時間ほど居たかな?こちらが疲れてきて駅までトボトボ歩き、電車を乗り継いで我が家に帰宅。


9月8日(木)

 今日は以前から紹介してもらっていた奈良県宇陀郡榛原町にある、老人施設「さんとぴあ榛原」を訪問する日だ。

飲み屋さんで知り合った播磨敏行さんのご好意により、地元の市会議員さんをご紹介いただき、その市会議員さんのお世話で訪問が決まった、と云う経緯である(笑)。

13時半に公演開始と聞いていたが、道路事情に不安があるので少し早いかな?と思ったが8時に出発した。西名阪自動車道に入り、尋ねながらようやく近鉄・榛原駅そばにある介護老人保健施設「さんとぴあ榛原」にたどり着く。施設の駐車場から紹介者の市会議員・辻谷先生に電話で連絡をすると、間もなく来られ施設に入って担当者の方や、施設長さんを紹介いただき打ち合わせを行った。公演時刻まで2時間以上もあるので一旦外に出て、辻谷先生は公務の為に役場に行かれ、僕は商店街や病院の周りを散策して歩いた。途中に大衆演劇の劇場「やまと屋」があり、懐かしく看板を眺めて佇んでいた。12時過ぎに突然、先生から昼食に行きましょうと電話をいただき、町のはずれにある町営のレストランでお食事をご馳走になる。

公演は13時30分から30分間程だったが、入所の皆さんや職員の方には喜んでもらったようで、演者の武ちゃんも楽しみながら勉強をさせていただいた。また、市会議員のお薦めもあって町会議長さんも見物に来ていただき、光栄の至り・・・(笑)。

 公演が終わったあと、辻谷先生にお礼を述べて別れ、播磨氏にも車内からお礼の電話をした。


9月9日(金)

 今日と明日の二日間は、自宅静養の日と決め込んで、のんびりと9時過ぎまで寝ていた。近所の喫茶店「桃里園」で、朝食代わりにモーニングを注文する。

表通りでは随分前からの下水工事中で、簡単には車も移動できない状態だ。11日(日)が衆議院議員選挙だが、当日は和歌山県での公演が決まっているので、自転車に乗り役所まで不在者投票に行った。不在者投票をしたのは初めてだったが、名前を言うとパソコンで本人の確認をして投票用紙が渡される、証明書がいるのかな?と思って免許所を持っていったが不要だった・・・(爆)。


9月10日(土)

 週末だ、天気も良いのに訪問公演先を決めていなかったので、もったいないなあと思ったが自宅でのんびり過ごす。
夕方、4時過ぎに、島根県安来市から安来節保存会・踊准名人の一宇川 勤・家元ご一行が、大阪市内の「船場吉兆」に公演に来られると聞いていたので、電話で了解をもらい見学に行ってきた。総勢六名で、豪華で見事な舞台だった・・・。


                                                                       



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