夏、それは燦々と降り注ぐ太陽に向かって走る季節


夏、それは小麦色に焼けた素肌を惜しみなく振舞う季節


夏、それは海という魔力を持つ場所へ赴く季節


・・・・・・・・・・なのだが


「はぁう・・・・・涼しいよ〜」

「・・・・・・・・・・エアコンの前に陣取るなっての」


・・・・・・・・・・まあ、こんなわけですよ






〜好き?嫌い? 夏だ! 海だ! ○○○○だ! 編〜
猛暑が続く七月の終わり、相原家では恋人の霧崎美帆がエアコンの前に陣取っていた そこから吹き付ける冷たい冷風は、彼女の火照った体を冷やしてくれる と、まあ・・・・・こんな解説をしているのが主人公である俺、相原宗谷である 何が悲しくて俺だけ団扇なんだ 「そう言えば、和夫さんや美袋さんはどうした?」 「ん? お父さんとお母さんなら普通にフランスだけど?」 「・・・・・・・・・・普通って、それあり得ない」 「そうかなぁ・・・・・毎年フランスには足を運んでるけど」 うーっと首をかしげる美帆に対し、俺はそのままがっくりとうな垂れる 霧崎家はかなりのお金持ちのようだ・・・・・貧乏学生には羨ましい限りである 「そうすると・・・・・美帆も毎年行っていたのか?」 「うん・・・・・でもここ数年は行ってないよ、友達の家に擬似ほーむすてい」 「・・・・・・・・・・同じ日本語圏でホームステイはないだろ」 美帆の話を聞きながら、ちゃっかり美帆の隣まで移動 うーん、冷風が涼しい・・・・・ そんなことをしていると、玄関のチャイムが鳴る 涼しい風を名残惜しみながら、俺は扉を開けた 「はい、どちらさま?」 「よう相原、久しぶりだな・・・・・ってかダレてるなぁ、お前」 「春木か・・・・・んで、お隣は?」 「ど、どうも・・・・・朝生菜々美です」 目の前に現れたのは友人である春木夾 そして、お初にお目にかかる、朝生菜々美なる人物だった 結構春木のやつは日焼けしているようで、小麦色の肌 その反面、朝生さんは真っ白とは言わないが、そのくらいの白さだった 「それで、今日はどうしたんだ?」 「そうそう、菜々美の両親がプールの無料券をくれたんだが・・・・・四人一組なんだよな」 「んで、俺たちを誘いにと?」 「そっ・・・・・それで、お姫様はいるのか?」 俺の後方をのぞき見ながら、春木はそういう それに対して、朝生さんは「お姫様?」と疑問符を浮かべていた 「いるよ、エアコンの前に陣取って涼んでる」 「あっはっは、似合わないよそれっ!」 「えーっと・・・・・わ、笑っていいんですか?」 「ま、まあね・・・・・いつものからすると考えられないから、あ、あははっ」 春木のツボにはまったようで、かなり笑っている まあ・・・・・ここまで笑える春木もすごいが 「うるさいなぁ・・・・・そーや、一体何があったの?」 不機嫌そうに俺の後ろから姿を現す美帆 そして春木と朝生さんを見た瞬間、俺の背に隠れてしまう 「えーと、今のが美帆さん?」 「そうそう、相原の恋人である霧崎美帆、中学二年生」 「・・・・・・・・・・あ、相原さんっ!?」 「ん? なにか春木の説明で意味分からないことあったのか?」 いつもこんな説明をされているので慣れている だからだろうか、朝生さんの目が疑惑の視線になっているのに気付かなかった 「あ、相原さんって・・・・・ろ、ろり・・・・・こん」 「そーやのこと悪く言わないでっ!!」 禁句を朝生さんが言った瞬間、美帆がぎゅっと俺に抱きついてくる まあ・・・・・ロリコンって言われても、もう慣れちゃったからなぁ? 「・・・・・・・・・・です」 「あ、あれ・・・・・菜々美、どうかした?」 「ぜ、前言撤回ですっ」 「・・・・・・・・・・へ?」 困惑する美帆を尻目に、朝生さんは何故か目をキラキラ輝かせている ・・・・・・・・・・何故か嫌な予感がする 「・・・・・・・・・・かわいい♪」 「ふぎゅ」 「・・・・・あぁ、これか・・・・・嫌な予感ってのは」 「はははっ、お姫様も大変だなぁ」 どうやら朝生さんも可愛いものが大好きなようで、美帆に頬ずりまでしている たしか正月の時に涼香が美帆に同じように抱きついたんだっけなぁ・・・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・・それで、なんなの?」 ぶーと膨れている美帆に俺はプールに行かないかと誘ってみる するとどうだろう、今までの不機嫌さは無く、笑顔になっているではないか 「ほらほら、行こう?」 「・・・・・あーはいはい、今行くから・・・・・ちょっと待って」 荷物の支度をして俺は玄関を出る そこには苦笑いをしている春木達が待っていた プールに到着すると、朝生さんと美帆は二人で女子更衣室に向かう 俺と春木は男性用だ・・・・・決して女性用ではない やはり男というのは凄いもので、五分もしないで着替えられてしまう だからだろうか・・・・・かなり暇だ 「なあ相原」 「ん?」 「なんか・・・・・視線が多く俺達に注がれているのは、気のせいか?」 春木に視線が行っているのはわかるが、俺に視線が行くのはわからない どうやら春木はここでも人気のようだ・・・・・だが、朝生さんはどうなんだ? 「なあ春木・・・・・朝生さんって恋人か?」 「いやいや違うよ、菜々美は従妹だよ」 「・・・・・・・・・・は?」 「いやぁ、おじさんたちに押し付けられてね、しょうがないから一緒に行くことになったんだよ」 はっはっはと笑いながら春木は言う なぁんだ・・・・・春木の恋人だと思っていたんだがなぁ 「けど、お姫様も大変だな」 「は?」 「いやいや、お前が気付いていない時点で勝ちは確定なんだが」 訳がわからないことを言う春木 そんな会話をしていると、どうやら着替え終わったようで、朝生さんと美帆が歩いてくる そして、朝生さんと美帆が歩いた後には、鼻血を出している男たちが十人ほど ・・・・・・・・・・まあ、美帆の服装と朝生さんの服装を見れば鼻血ものだよな 「な、菜々美・・・・・大胆だなぁ」 「そ、そうかな? 普通のビキニなんだけど・・・・・」 「美帆・・・・・それしかなかったのか?」 「ううん、他にもあったけど・・・・・お母さんがこれにしろって」 朝生さんの水着は白い肌が眩しいのにそれを際立たせる黒いビキニ 胸が大きいのか、かなり胸の主張が激しかった そして極めつけが美帆 こちらはこちらでかなりのダメージを与えてくれる水着だ その名も、白い悪魔・・・・・もとい、紺色の悪魔の親戚だ ・・・・・・・・・・素直にスクール水着白バージョンとでも言えばいいのにな、俺 朝生さんと正反対の色なので、かなり目だって見える そして・・・・・似合いすぎだ 「・・・・・おいおいお姫様、凄まじいな」 「う?」 「ぐっ・・・・・おい相原、これはダメージきついぞ」 「俺にいうな俺に・・・・・まあ、認めるけど」 何を着ても似合う美帆だが、これはかなり似合いすぎだった まあ・・・・・朝生さんも似合っているけどな 「まあ、なんだ・・・・・二人とも、よく似合ってるぞ」 「わーいっ♪」 「あ、ありがとう・・・・・ございます」 嬉しそうに俺に抱きつく美帆と、少々恥ずかしそうに言う朝生さん そして苦笑いで俺たちを見る春木・・・・・うーん、面白い構図だな 「さて、そろったことだし・・・・・泳ごうか」 「だな・・・・・春木はどうするんだ?」 「ん? ああ・・・・・まあ、プールに来たらまず、アレしかないからね」 「・・・・・・・・・・ナンパか」 「よく分かってるぅ」 あっはっはと笑って春木は走っていく プールサイドは走ってはいけないと教えられなかったか? 「ど、どうしましょう?」 「どーするの?」 「・・・・・・・・・・とりあえず、適当に泳ぐか」 俺たち三人は適当にプールに浸かる まあ・・・・・適当っていうか、強制というか しばらくプールに浸かっていると、美帆が後ろから抱きついてくる そんな美帆の行動に驚いたのか、朝生さんは顔を真っ赤にしていた 「み、美帆ちゃん・・・・・だ、大胆です」 「・・・・・なんだが今日の美帆は一段と甘えん坊だな」 「えへへ・・・・・」 抱きついて来た美帆を支えながらぽつりと呟く それに反応したのか、朝生さんが聞きたがっていた 「まあ、いつも外だとこんなに抱きついたりはしないんだが・・・・・どうしてだろうな」 「・・・・・・・・・・あぁ、分かりましたよ・・・・・うぅ」 「えへへ・・・・・そーやは私のなんだからぁ」 勝ち誇ったようにいう中学二年生 ・・・・・そういえば、朝生さんって高校何年なんだろう? 「朝生さんって高校何年?」 「え、あ・・・・・そ、そのぉ・・・・・高校生じゃないんです」 「あれ? じゃあ・・・・・大学生?」 「・・・・・・・・・・・・・・・ちゅ、中学二年です」 「・・・・・・・・・・・・・・・へ」 もじもじと上目遣いでこちらを見てくる朝生さん それにしても・・・・・中学二年には見えない、だって身長がなぁ? ぱっと見た限りだと165ぐらい、不謹慎だがバストもかなりある これで中学二年生と言えるのは・・・・・おかしいって 「世の中、不公平だな・・・・・なあ美帆?」 「そ、そーでもないよ?」 「・・・・・そか」 微妙に言葉に詰まった美帆に同意し、苦笑いの朝生さんとも笑う そして日が暮れるぐらいまで、遊び通すのであった・・・・・ 帰る頃になり、やっと春木が戻ってくる するとどうだろう、隣には一人の女性を連れていた 「よーっす相原、楽しんできたか?」 「そっちも楽しんだみたいだな?」 「まあね」 春木の後ろ側に女性が居たので分からなかったが、結構背は高めだった そして結構なグラマーであり、お嬢様な雰囲気が涼香を思い出させていた 「・・・・・・・・・・・・・・・涼香?」 「え? ・・・・・も、もしかして・・・・・涼ちゃんの、お友達?」 びっくりしたような顔でこちらを見る一人の女性 かなり涼香にそっくりなんだが・・・・・おばさんではない 「えと、申し遅れました、涼香の姉の麗香です」 「・・・・・・・・・・はぁ、友人の相原宗谷です」 「よかったぁ・・・・・困ってたんですよぉ、この人しつこいんですぅ」 うーと唸って春木を睨む麗香さん ってか無理やりつれてきたのかよ・・・・・ 「あれ? 俺の勘違い? 反応なしだったからおっけーだと思ってつれてきたんだけど」 「その反対ですっ! 無視したかったから反応しなかったんですよぉ」 「夾のド変態っ!!」 がすっと一撃、朝生さんの拳が春木のボディーに入る うーん、ナイス右ボディーブロー 「菜々美・・・・・ナイスボディー・・・・・がくっ」 ぐったりと春木はプールサイドに倒れこむ そして美帆に踏まれていた 「そ、それではそろそろ帰りますね、今日一日ありがとうございましたっ!」 「おう、気をつけて帰れよ・・・・・って速いな」 かなりのスピードで走り去る朝生さん・・・・・ってか年下なのに何故か朝生さんって呼んじゃうんだよな ・・・・・まあ、気にしなくていいか 「それでは私もそろそろ帰りますね、帰ったら涼ちゃんに報告しなくちゃ♪」 「え、あちょっ・・・・・麗香さん!?」 こちらもかなりのスピードで走り去ってしまう・・・・・なんだ、最近陸上ブームでもあるのか? まだ美帆は春木を踏みつけているし・・・・・ 「美帆ー、そろそろ帰るぞ」 「うん、わかったぁ・・・・・ほっ!」 「ぐえっ」 最後にジャンプして全体重で春木を踏みつけた美帆 流石に今のでは意識を失っただろうな・・・・・俺は見てない 「んじゃ、行こうか」 「うんー」 家に到着すると、すかさず美帆は俺に抱きついてくる ずっと抱きつけなかったのが不満なのか、ぎゅーっと強めに抱きついていた 「今日は楽しかったか?」 「うん・・・・・でも、今度は二人きりがいいなぁ」 「まあな・・・・・まだまだ夏休みはあるんだし、近いうちにどっか行こうか」 「うんっ」 笑顔になった美帆の頭を撫で、お互いで笑顔になる こんな一日もいいなぁと思いつつ、二人抱き合うのであった・・・・・
〜後書き〜 白い水着の美帆ちゃん・・・・・ぶふっ!? 想像しただけで鼻血ものですよorz さてさて、何故か登場した新キャラの朝生菜々美ちゃんと斎場麗香さん この二人はまあ・・・・・機会があったら、また登場するかもしれません では、今回はこの辺で〜 そう言えば今回のタイトル、夏だ!海だ!○○○○だ!ってやつ ○○○○にはツンデレといれてみたほうが面白いかも?


東京 不動産投資東京 収益物件ディレクトリ登録お絵かき掲示板レンタル無料の携帯ホームページ無料ウィルス対策MSオフィス互換動画を無料で見放題転職相談無料レンタルメル友出会い無料ホームページ女の子クリック保証デイサービスホテル 予約韓国無料オンラインストレージ