喪失 バイバイと彼女は僕に言う、全てを捨ててまで僕を守って消えていく どうして?と問いかけても答えはない、だって、彼女はいないから じゃあなと僕は彼女に言う、本当は別れたくもないくせに ほんの少しの強がりと、意味も無いプライドを守るため どうして?と問いかけても答えはない、だって、僕の心は嘘だから 嘘を嘘で塗り固め、心の仮面をつけている、それが・・・・・僕 僕はボクであり、ぼくである・・・・・その全てが嘘だ 遠ざかる足音に反応しても、身体はじっと動かない 嘘を嘘で塗り固め、心に仮面をつけている 人は一人では生きていけない、今の僕はそうだった バイバイと彼女は僕に言う、全てを捨ててまで僕を守って消えていく どうして?と問いかけても答えはない、だって、彼女はいないから ふとサイレンの音がする、僕はその場に座り込む ぬるりと手のひら冷たくて、咄嗟に灯りを照らしてる 手のひら紅く染められて、僕の顔は蒼白に 耳を澄ませばサイレンが、そして彼女の叫び声 あなたは悪くは、ないんだよ、全て僕が悪いから それでも僕は立ち上がる、塊避けて、立ち上がる サイレン近く、惑い惑う 左手にはナイフが一本、血塗られて 足元肉塊転がって、それは人であったもの 初めて気付く、バイバイの意味 僕は逃げよう、世界から 彼女がきっと、逃がしてくれる 足音と共に逃げ出した 声は近くで聞こえてる どこに行っても血塗られて、僕はボクでぼくである どこに居ようが、変わらない バイバイと僕は言う、遠くにいる彼女へと 僕の声は届いているか、それはきっと天国か 手から滑り落ちる血を舐めて、僕はその場に座り込む 冷たい血潮は残酷で、あの日の彼女の、味がした・・・・・
後書き ダークな短編を目指してみたが・・・・・かなぁり、意味不明な文章に まあ要するに、僕という人物は彼女を殺したわけですね、そして幻聴を聴いていると 錯覚、これはかなり精神異常ですなぁ・・・・・(ぉ ではでは、今回はこの辺で後書きを終わらせていただきましょうかね