桜散るこの島で・・・
【依頼遂行】
俺と浩平はさっそくギルドの中に入っていく、ギルドはいろいろな人が依頼を出し、それをハンターが解決してお金を貰う。 こうしてハンターは生計を立てているのだ、まあ俺たちは小遣い稼ぎのようなものだが・・・ 浩平「マスター、俺達に出来そうな依頼って無いのか?」 マスター「折原に影森か、少し待っていろ」 マスターと呼ばれた男の人の名は誰も知らない、ハンターの中ではマスターで通っているのが不思議だ。 奥に入って行った後、一枚の書類を持ってこちらに来た マスター「これなんかどうだ?」 裕也「これって長期調査の依頼」 浩平「俺たちには荷が重過ぎないか?」 マスター「いや、折原と影森は俺が見込んだやつだからな、念のためにとって置いたんだよ」 どうやらこの長期調査では定期的にお金が振り込まれるようだ 長い期間以依頼を続けていれば儲かるが、依頼主としては懐が痛いだろう 裕也「ですがこの依頼って初音島の依頼ですよね?」 マスター「まあこちらが学園に交換学生として使わせてくださいといえば大丈夫だろう」 浩平「へぇ、初音島か・・・・・たしか桜の枯れない島だっけ?」 裕也「浩平にしてはやけに知っているな」 浩平「おいおい・・・・・まあアレだけ話題になればな」 ニュースでも毎年4月頃に挙げられる話題として初音島の枯れない桜、もうかなりの年月が経っているそうだ マスター「じゃあ明日にでもまた来てくれ、話をつけておくから・・・・・受けるんだろ?」 裕也「まあ修行ということで受けますよ」 浩平「俺はまあちょっとした社会体験か」 マスター「はっはっは面白いことを言う、分かったよ、んじゃ話をつけてくる」 そう言ってマスターは早速ギルドを出て行ってしまった 裕也「さて、依頼は受けたし・・・どうするか」 浩平「そうだな・・・一度家に戻って報告しておくか?」 裕也「そうするか、じゃあお前の家に行くぞ」 浩平「おう」 こうして浩平の家に行くことになったのである 〜折原家〜 ん、どうやら由起子さんはいないみたいだな 裕也「いないみたいだな」 浩平「ああ、しょうがない夜にでも話してみるわ」 裕也「それがいい、んーそろそろ昼か・・・何か作ってやるが、どうする?」 浩平「んじゃお言葉に甘えてよろしく頼む、お前の料理は美味いからな」 裕也「まあありがとうと言っておこう」 まあ俺は一人暮らしだからな、だから結構料理は出来る方である。 趣味が家事だから・・・・・完全に主夫って感じだな俺 冷蔵庫を漁って俺は簡単に炒飯を作る、材料的にこれが一番簡単だったからな 裕也「はいよ」 浩平「おお、流石だな・・・・・ご飯がくっ付いていない」 裕也「これぐらい簡単だって」 浩平「まあいいや、いただきますっと」 こうして俺たちは昼飯を食べ始めるのだが、食べていると電話が鳴る 浩平がスプーンを置いて電話に出る 浩平「―――あ――です――が、え・・・・・うす、分かりました」 裕也「聞き取れないが、何を話していたんだ?」 電話から戻ってきた浩平に俺は聞く 浩平「ああ、マスターからだった」 裕也「早いな・・・・・んで、了承は得たのか」 浩平「そうみたいだな、明日には出発して欲しいみたいだ」 裕也「と、唐突だ・・・・・」 浩平「まあ俺は簡単に支度を済ませるから、お前も家に帰って支度を済ませてこい」 裕也「そうだな」 俺は頷くと、浩平に別れを告げて俺は家を出る 家に帰る途中に必要なものを買っておくのがポイントだ、長い間あちらに行くだろうから冷蔵庫の中身は空にしておかないと もう考えることが主夫だが、気にしないでくれ・・・・・ 〜自宅〜 家につくと早速俺は支度を済ませ、冷蔵庫の中身を整理する。 もっていけるものは非常食ぐらいか・・・・・あとは調理して近所に分けるか 裕也「ん、どうしても余る分は弁当にでもするか・・・どうせ行くに時間掛かるからな」 俺はそう呟くと、早速料理に取り掛かるのであった・・・・・ 近所に配り終わり、俺は風呂に入って汗を流す 男のシャワーシーンは割愛ということで、まあだれも見たくは無いな 風呂から出て明日に備えてベッドに入る 裕也「ふぅ、明日には学園から初音島のほうに移るのか」 誰にもその事は伝えていないな・・・・・と思いつつも、少しばかり浮かれている自分がいる 修行の一環として俺は依頼を受けたが、あまり力は使うことは無いだろう 裕也「そろそろ寝るか、明日は早い」 俺は布団を被り、目をつぶるのであった・・・・・ あまり無かった眠気は、布団に入ってからどっと押し寄せ、俺は睡魔に身をゆだねるのであった 〜翌日〜 朝早く起きて俺は弁当を作り、浩平の家に行く インターホンを押して中から浩平が出てくるのを待った 浩平「よっ、早いな」 裕也「これぐらいが普通だ」 浩平「そうだな・・・・・おっと、おはよう」 裕也「ああ、おはよう」 俺たちは軽く挨拶をして駅に向かう 裕也「それにしても、よくみさおちゃんが許したな」 浩平「まあ最後の最後まで渋っていたが、まあ大丈夫だろう・・・・・それに、裕也が行く事は伝えてないしな」 みさおちゃんは浩平の妹だ、だがはっきり言って似てない 面倒見はいい、料理もそこそこできる、正確もまあ良いほうだ、浩平はどうだろう? ・・・・・いや、考えるだけ無駄か 浩平「なにか不穏な空気を感じるのは気のせいか?」 裕也「気のせいだ」 きっぱりと言ってやる まあこんなやり取りをしているうちに俺たちは駅につく、ここから3時間ほど電車に乗ってあとはフェリーだ 浩平「んじゃ、さっそく乗り込もう」 裕也「そうだな」 俺たちは電車に乗ってあとは目的地につくだけになった 裕也「初音島か・・・・・あいつは元気だろうか」 浩平「おっ、初音島に彼女でもいるのか?」 裕也「そんなんじゃないって、前に一緒に戦ったことのあるやつがいるんだよ」 そう言って俺は少し話をずらす 裕也「それはそうと、長森さんは反対したのか?」 浩平「まあな、一応反対された」 裕也「そっか、浩平のことが心配なんだろうな」 浩平「そうだったらいいんだがな・・・・・」 裕也「違うのか?」 浩平「長森のヤツ『影森君に迷惑が掛かるからやめた方がいいよ!』だとさ」 裕也「・・・・・・・・・・ご愁傷様」 それだけ言われるのだ、かなり迷惑が掛かることを肝に銘じておかなければな・・・・・ だが長森さん、恋人の浩平がいなくなるって言うのについてこなくていいのか? しばらく電車に揺られていると、突然前の車両から大勢の悲鳴が聞こえてきた 裕也「厄介ごとか・・・・・」 浩平「意外にお前って酷いよな」 裕也「仕方が無い、浩平、行ってこい」 浩平「俺限定か!?」 裕也「俺より強いし」 そう、今の状況では浩平のほうが強い、なんせA−だからな 俺は力を抑えてB−だから浩平の補助ぐらいしか出来ない 浩平「まあお前が魔術で援護してくれるならば行かなくもない」 裕也「言うと思ったよ、援護には期待していてくれ」 浩平「んじゃ行きますか!」 浩平は腰にかけた剣――永遠の剣エターナルブレイド――を抜いて前の車両に歩き出す 俺も続いて殲滅剣に手をかけて下級魔術を詠唱しつつ車両を移動する 〜一般車両〜 魔物「グルルルルルル」 浩平「うひゃ、一般車両に魔物かよ・・・・・」 裕也「はぁ、一体誰が召喚したのかねぇ」 浩平「召喚?」 裕也「ああ、こういう一般車両には魔物が襲わないように結界が張ってあるはずだ、なのに居ると言う事は」 浩平「誰かが召喚したと」 裕也「ご名答」 その通り、魔物は普通一般車両には現れない、だから一般人が沢山乗っているのだ だから何者かが召喚をしない限り現れないはずである 浩平「まあいいや、まずは小手調べでコイツ達を殲滅しようや」 裕也「ん、そうだな・・・・・」 浩平「行くぜ!!」 こうして俺たちは魔物たちと戦うことになる、この戦いによって何が得られるのか それはまだ知るよしもない・・・・・・・・・・
〜後書き〜 藤祭:【依頼遂行】完成です 浩平:アシスタントになった折原浩平だ、それでなんで俺がアシスタント? 藤祭:何となくだ、気にするな 浩平:へいへい・・・・・んで、これからの展開としてはどうするんだ? 藤祭:まず次の話で魔物を殲滅、そして初音島に上陸って感じで進めていきます 浩平:そうか、まあ俺を活躍させてくれよ! 藤祭:大丈夫です、裕也と浩平が主に活躍する予定ですから 浩平:よし! 藤祭:では、次回で会いましょう 浩平:んじゃ、感想も随時募集中だからよろしく!


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