■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成17年4月分■
【北加伊堂】

直線上に配置

4月1日(金曜日) 【石狩川河口船着場/厚田漁港】 晴れ やや風
 週末は天気が悪く、なにやら用事も有りそうな雰囲気なので、お仕事を強制終了し、釣りに向かった。某サイトで「週末のオススメ」と、記載があった石狩川河口船着場でカワガレイを釣りたい。 平日だし、そんなに混んではいないだろうなぁ。近所の釣具屋でエサを買って、石狩へ。先日購入したリールも試したい。 午後4時半ごろ到着。船着場はビックリするくらい誰もいない。1人だけ真ん中ほどで竿を出している。ラッキーで空いているのか、釣れないから空いているのか・・・。多分後者だな。車で行ける最先端(河口側)に入り、早速買ったばかりのリールを付けて投げる。やや風があるけど、気にはならない程度。 早速アタリが!おおっ?でかいな。ニヤニヤしながら引いてくると、ウグイ様だった(笑) 周囲には誰もいないので大笑いしながら即時強制帰国。
大きかった。昨年9月以来なので約8ヶ月ぶりのウグイさま。しばらくご尊顔を拝していなかったので、笑ってしまった。でも河口なんだから釣れて当然だよな。その後は得意のウグイ釣りを堪能した(笑) 日没で終了し、家に帰ろうかとも考えたが、釣りに行く旨連絡を入れると「何時に帰ってくるのか」と問われ、「釣れるまで帰らない」と言うと「じゃぁ2〜3日帰ってこないんだね」と頭に来るコトを言われていたので、なんとか獲物らしい獲物を持ち帰らないと、悔しい。
と、いうコトで、先日カジカが釣れた厚田漁港へ移動した。7時ごろ到着。既に真っ暗で、釣り人は誰もいない。同じ箇所に釣り座を据え、アタリを待つ。少し風が強くなり、雪もちらほら降って来たが、元気一杯「釣れる」イメージトレーニングをする。最近はやや妄想気味だけど・・・。 数度アタリがあったけど、釣れない。 てろてろと港内を歩いてみる。誰も居なくて暗い港はちょっと不気味。北側に新しい防波堤が出来ているなぁ。拡張する意味ってなんだべ? ぼちぼち訳の分からない事を考え出してきたので、場所を移動してみた。と言っても港内。おなかもすいたのでコンビニに立ち寄り腹ごしらえも済ます。 厚田の漁港は朝市が有名で、明日の開店の準備がしてあった。
移動後、すぐにカワガレイが釣れた。小さかったので帰国を許す。ぽちぽちと小さいのが釣れる。2匹ほど大きめの物を拉致した。 この日はレンタルビデオの返却日で、仕事帰りに返そうとビデオを持ってきていた。返す時間を惜しんで釣りに来てしまったので、釣り場に持ってきている。釣れだしたので帰りたくは無かったけど、タイムリミットも迫り10時ごろ終了した。 下のざるは一辺23cmなので24〜25cmのカワガレイ。 強い塩水に浸した後、干してから焼いて食べたらしい。(自分の口には入らなかった)若干、食べ方がおかしい気もしたけど“美味い”と好評だったので、黙っていた。 ビデオの返却は間に合った。 獲物がカワガレイでちょっとがっかりもしたけど、よく考えたら「カワガレイを釣りに来た」コトを思い出し、本命ゲットか!と無理矢理喜んでいた。

4月2日(土曜日) 【石狩湾新港 樽川埠頭】 快晴
 週末、天気が悪いと聞いていたのに、朝方トイレに起きると良い天気の様子。釣りで寝るのが遅かった割には元気があったので、テンション高く釣りに行った。遠くへは時間がないので、石狩湾新港へ行った。24時間営業のフィッシュランドでエサを買った。前に並んだ人が竿から、仕掛けから、エサから、何もかも朝の5時に購入していた。 樽川埠頭そばに車を止めて歩いて埠頭まで行く。誰も居ないので端っこで竿を出した。すぐに2人ほど釣人がやってきて、並んで竿を出していた。投入直後に15cmほどのスナガレイが釣れた。 あとはぼちぼち。まぁこんなもんか・・・と思っていると、隣のおじさんはぱくぱく釣っている。一体何が違うんだ?眺めていると、オリジナルの仕掛けに、
コマセ篭を付けて、4本出した竿を絶えず動かしている。細かなオペレーションが勝利への分かれ道か?サイズは同じくらいだけど、倍から3倍は釣っていたね。もう1人のおじさんは3本普通に投げているが、大きなカワガレイが釣れた。そばに寄って話を聞くと、エサはサンマを使っているとのコト。あと、2人ともカニが沢山釣れていた(笑) カニは自分も得意なんだけどなぁ・・・。この日は1匹も釣れない。いやいや、釣りたいわけでは無いんだけどね。
9時半頃になって、何気に携帯を見ると留守電が入っている。再生してみると、よく聞き取れないが誰かが亡くなった様子。慌てて家に電話を入れるが誰も出ない。電話に続報もなく、気になったので釣りを中断し、家に帰る事にした。結局スナガレイばかり5匹ほど釣れたが、ことごとく虫がついている。なんとも無いんだろうけど、薄気味悪いので全てリリースした。 天気がよく、風も全く無い釣り日和で、暖かいくらいの陽気だった。料理も釣りも一工夫がいい味を出すんだね。家に帰ると誰が亡くなったのかが分かった。あと、お酒が入ると霊が憑依してあらぬコトを口走る人とは一緒に飲まないほうが良いと思った。南無(合掌)

4月5日(火曜日) 【石狩湾新港 東埠頭】 晴れ やや強風
 猛毒のムシゴヤシが午後の胞子を飛ばす頃に、ダイオウヤンマに呼ばれたような気がして石狩へ釣りに行ってきた。 先日の釣り人を参考に「サンマ」と「アミエビ」をも持参。 午後3時頃、東埠頭のフェンスのあるところへ入った。平日なのに結構な人出で、到着時は1〜2人の釣り人だったが、後々割りとびっちりになった。 左端に釣り座を据え、遠近、イソメ、サンマ、アミエビ付等とその日の能力一杯竿を出す(笑) 開始30分で5〜20cmのカワガレイ5枚。小さい3匹はお帰りいただいた。“このペースで釣れると日没までには800匹は釣れるな”と妄想しながらトイレに行って帰ってくると、何故か釣れなくなった。
見学に来ていたおじさんに「石狩湾新港の歩みと釣果の変化・過去の栄光とカワガレイの食べ方」の講義を受け、時間を潰す。ぽちぽちと小さなカワガレイ・クロガシラ・スナガレイが釣れるが、いずれも「持ち帰りサイズの自主規制」に抵触しリリース。寒いので車に戻ると少ない獲物を狙ってカモメが寄ってくるので、威嚇して追い払う。 以前小樽で釣りをしている時に、カモメを釣っている狂人を見たことが有る。「どうするんですか?」と聞くと「胸肉が美味い。カレーにする」と言っていた。「むしゃくしゃしたので人を刺した」というより少しはマシか・・・。
日没直前に小さいフィーバーがあり、最後に25cm程のイシモチガレイ(初めて明確に判った)が上がり、午後6時終了した。「持ち帰りサイズの自主規制」に抵触していたけど、針を飲ませてしまい「やむ得ない場合を除く」の項目に該当したので、5cm程の子供2匹。15〜20cmのカワガレイ4匹。25cmのイシモチ1匹持ち帰り。この日はイソメよりサンマが良かった。アミエビの効果は明確には判らなかったが、やや良かったかも。カワガレイは見学のおじさんのアドバイス通り唐揚にすると美味かった。 港内、東埠頭の少し先に岩(砂山?)が出来ていて、「あれはなんだ?」と軽く話題になっていた。

4月6日(水曜日) 【小樽港 南防波堤】 晴れ
 今年一番の暖かさに誘われて、小樽の南防波堤へ行ってきた。作業中のデータの保存もせずに、「今日が自分のインディペンスデイなので早退する」と声高に宣言し、小樽へ向かった。5号線の高いところから南防波堤を見ると、遠目にもたくさんの釣人が居る。 ちょびっと車を止めるのに苦労して、午後1時ごろ、足取りも軽く防波堤へ。いやー居るねぇ。皆さん学校とか、お仕事は? 空いている場所を探しながら、先端へと歩いていく。途中、途中で釣果を尋ねても、なんかいまいちみたい。海に目をやると網が入っていて、投げ難そうなトコロもあった。 防波堤から出ている網のすぐ右側に入って、先ずはブラクリで様子を見る。イソメとサンマを交互に付けたけど、
サンマが良かった。小さいカジカやらメバルやら。ただちょっと投げるとかなりの高確率で“小樽市”を釣ってしまう。釣り上げれば「小樽市長」になれるんだけれども、かなり難しい。大概は仕掛けを取られて終わり。網に気を付けて胴付仕掛けも出す。以前土地の古老(?)に「中央付近は最低50mを投げないと根がかりする」と聞いていたので張り切って投げた。が、引っかかる。異常に頑丈に作った仕掛けなので、強引に引き抜くと針が折れる(笑) 2〜3本針を折った時点で「小樽市長」になることを諦めて、港内に向かって投げた。2本港内側へ投げておいて、外側へはブラクリで小魚をいぢめる。
釣れた小魚たちは、港内側へリリース。一番の大物は左側のアブラコ。20cmくらい。普通こういうのは“大物”とは呼称しないが、比較的には大物だった。港内側へ投げた竿には一度、かなりの手ごたえの獲物が付いたが、ばらしてしまった。姿は見えなかったが、「小樽市長」は無理でも、「小樽市役所住民課課長」位ならなれたかも・・・。5時ごろ疲れてきて終了。 元々「南防波堤で足元を探ろう」と思って来たので、充分楽しかった。
カレイは釣れなかったが、ブラーにイソメで割と大きなカレイを足元で上げた人も居た。 袋一杯ヒトデを集めているおじさんが居て「何するんですか?」と聞くと「畑にまく。肥料にもなるし、害虫も付かなくなる」とのコトだった。「魚はいいから、ヒトデを釣ってくれ」とあちこちで言いまくっていた(笑) 隣に居た子供たちが同じコトをおじさんに聞くと「煮て食う。うまいんだ〜」と言ってた(爆)

4月7日(火曜日) 【石狩湾新港 東埠頭】 曇り時々雨 強風
 掲示板をみて、釣りに行かなければならなくなった。そう囁くのよ、私のゴーストが・・・。5日と同じ場所。札幌市内では瞬間最大風速30mを記録したほど強風。急ぎだったので、近くのスーパーでサンマを買い込んだ。釣り場で早速ナイフでさばくが、見事に切れない。全く手入れをしていないので、当然。「切り身」と言うよりは「たたき」のような無残なサンマを見て、敗戦ムード満点。風はいよいよ強い。イソメ・サンマと付けて投げる。追い風なのでちょっとはましか・・・。ちょっと離れて若い男性3人が竿を入れている。物凄いハイテンションで、うひょうひょとリールを巻き、極小カレイで盛り上がっていた。 風が強くて判り難かったけど、投入直後にアタリ。
天気は悪いけど、魚は中々良いかも・・・と期待したが、その後はぱったり。15cmほどのカワガレイと7cmほどのイシモチのみ。2人とも解放してやった。釣りの神様と風の神様に「何とかしてくれ」と祈ったが、釣りの神様は感応せず。風の神様は村を腐海の毒から守ってくれるが、寧ろその為に風を止ませてはくれない。仕方が無いので多少、見当違いかとも思ったけど、シシガミ様にもお願いしてみた。「生きろ」とのお言葉を頂いた。そのお言葉に従って、4時ごろ終了。サンマのたたきをカモメにお裾分けして帰った。

4月13日(水曜日) 【石狩湾新港 樽川埠頭】 曇り
 「晩御飯にカレイの唐揚が食べたい」と挑戦状を叩きつけらた。「任せとけ!」と石狩へ行ってきた。近所のスーパーでサンマを買い込み、エサ用におろしながら「このまま焼いて食べても・・・」とやや弱気になる。大急ぎで準備をして石狩へ。♪食べたい日 それがカレイ曜日〜 SB〜♪と歌いながら車を走らせる。
 午後4時半、すいている雰囲気だったので樽川埠頭のモニュメント前に入った。駐車スペースに大量の納豆が遺棄されていて、何事かと思った。てくてく歩いて先端へ行くと、先客が3人ほど居てたので調子を聞いてみると、「びっくりするほど釣れない」と言われた(泣) 先端から少しずれて竿を出していると、全部出し終わる前に次々と先客が帰ったので、先端に移動し、イソメとサンマで投げる。風は弱くいい塩梅。モニュメントはこちらから覗くと、ちょうど何かが見えるようになっているのかな??写真を撮ってみたけど特に何も写らない。今ちょっとネットで調べてみたけど意味もわからない。新港の完成記念かなんかなんだろうな・・・
 20分程で最初のアタリ。20cm位のカワガレイ。取り合えず今晩のおかずは確保できた。最悪分けて食えばいいんだ!分けて!恐らく唐揚の用意をしていないので電話をしておく。俺を誰だと思っているんだ!名前を「三平」に変えるぞ! 先程のおじさんの「釣れない」は「いつもはもっと釣れるのに今日はあまり釣れない」って意味なんだな・・・。自分だったら「1匹でも釣れたら、釣れる」って言っちゃう。 このカワガレイが先日、頭を捻って作った自作仕掛けの初獲物。50cmのクロガシラを妄想しながら作ったので、頑丈(笑) それにしてもこの辺はゴミが凄いね。「釣人が来るから汚れる」のではなくて、
むしろ「釣人が来るからみんなゴミを拾ってくれて奇麗」って言われたいね。 その後はスナガレイが3匹、15、18、22cm。全部食材にする。「晩御飯用」なので晩御飯の時間までに帰らないと本末転倒になってしまう。6時前には終了した。皆さん美味しく揚がりました。ご馳走様。食べる分しか釣らない(釣れない)なんて素敵(笑) この日はサンマよりイソメが良かった。 今外はいい天気。うずうずと又釣りに行きたくなっている。 会社の目の前に幅2m・深さ5cmほどのドブ川があるんだけど、そこで竿を出していたら「頭がおかしい人」と思われるんだろうなぁ・・・。米朝の落語で
釣り好きの人が入院し、暇なので2Fから針を付けずに竿を出す噺がある。下を通りがかった人が「アホがおる。からかってやれ」と思い、「釣れますか?」と下からその男に声をかけると、「へぇ。あんたで4人目だす」と答える。それをやろうかな・・・

4月14日(木曜日) 【石狩湾新港 東防波堤】 快晴
 やっぱり釣り行った。既に言い訳などせず、声高に「釣りに行く」旨を宣言し、石狩へと向かった。会社の冷蔵庫にはサンマが切り身となり、出番を待っている。「良い天気=釣り」は方程式。「釣行=釣果」の方程式は確立していないが・・・。
 昨年秋に極小カレイがよく釣れた東防波堤へ行ってみる。あの時リリースした子供たちが大きくなって迎えてくれるはず。ところが行ってみてビックリ。東防波堤・沖に向かって右側が海じゃなくなってる!それで奥の防波堤に釣人が居るんだ。あんまりビックリしたんで周りに居た釣りの準備をしている人達に「ここ海でしたよね?」「ここ海でしたよね?」と話し掛けまくった。石狩川からの土砂の流入で、河口付近の海が浅くなってる、みたいな報道を見た気がするけど、目の当りすると驚くね。石狩市増えてるじゃん。このままだと中国かロシアと繋がってしまって、ロシアのウラジオスットクにいる艦隊が太平洋に出るために尚更、北方領土を返還しなくなる!
 日本海がなくなる心配は兎も角、早速自分も防波堤へ向かう。地面から防波堤へ登る足場に、NECのキャンビーが使われていた。左側やや中央より手前に釣り座を据え、なんとなく周囲を偵察。左隣のおじさんに挨拶がてら調子を聞くとあまり良くない様子。スナガレイとホッケ1匹ずつ。あーでも基部に近いところの3人グループはひょいひょい釣っってるなぁ。外海側にイソメ・サンマを付けて2本。こういう時、どうしても反対側の港内も気になるので、サンマ・イソメで1本。ブラーを遊撃にする。出してから、「どうやってテトラからあげるんだ?」と周りを観察。強引に上げる人、テトラの先端まで行ってから上げる人と居る。大丈夫かなぁ・・・。上げられるかなぁ・・・。
 60cmもあるクロガシラ釣れたときはどうしようかなぁ・・・。との心配を他所に、20cm程のスナガレイが釣れる。テトラを少し進んで上げると割と簡単に上げられた。すぐに35cm位のホッケ。ちょっと苦労したけど上げられた。天気も良く、風も無い。石狩らしからぬ穏やかさ。いやー楽しいね。途中、上げやすい場所にちょこっと移動したりして釣る。基部付近のグループは相変わらず好調。少し遠かったけど、上がって来る魚が、勿論カレイも居るけど、かなりの高確率で馴染みの深いフォルム。近づいて話を聞くと、やっぱりウグイ様。仕掛けを見るとコマセ篭を付けている。見える範囲では誰もウグイ釣れていない。このおじさんたちがボランティアでウグイを釣ってくれているんだ。じゃあ、多めにカレイを釣っても仕方ないよね。何回かウグイとカレイのダブルが来て、ウグイが激しく暴れるものだからカレイのみ逃げちゃう。ってなコトもある(笑) トンビはお腹一杯ウグイを食べられて喜んでいたけどね。
3時位に始めて、6時前には終了。お持ち帰りはカワガレイ4匹。スナガレイ4匹。イシモチガレイ2匹。ホッケ1匹。初期にホッケが来たので、その後しつこくサンマを付けたため、ミスったかも。カレイは全部イソメで釣れた。港内側でもカワガレイのみ数匹釣れた。リリースした子供も結構居たので、忙し楽しい釣りだった。全部の竿にいっぺんにアタリがあるようなこともあった。遊撃のブラーはテトラを下まで降りていってやってみたけど、2投目で石狩市を釣ってやめた。家に帰ってエレベーターに乗ると、階下のおばちゃんに会った。たまーに獲物をお裾分けするので「いつもおいしいお魚ありがとう」って礼を言われる。皮肉か?皮肉なのか??
明らかに手に獲物を持って居るので、後でカレイを届けた。家人が訳もわからず持っていったので、家にはカワガレイとホッケが残っていた(笑) 家人に「珍しくたくさん釣れたね」と頭にくる事を言われたので「いつもコレくらいは釣れている。数が数えられないのか?義務教育を受けたのか?」と反撃したら、片ほほでニヤと笑って何も言わなくなった。あと、釣りに行くときに「マグロ釣ってきて」は飽きたのでもう言わないで下さい。それにクジラも釣れません。
 トコロで右の画像は我が家の猫。どこから、何回見てもカワガレイに見える。魚を食べない変わった猫なので、せっかくの獲物にも見向きもしない。虫を捕って来て枕元に並べるのはやめて欲しい。

4月19日(火曜日) 【石狩湾新港 東防波堤】 快晴
 来年の今頃も釣りを出来るとは限らない。悔いの残らない人生を送りたい。と、石狩へ行って来た。「良い天気=釣り」だし。 先日良かった東防波堤へ午後1時ごろ到着。割と混んでいたので左側中央付近で竿を出した。左右の人に挨拶し、調子を聞いたけどいまいちとの事。「なるほど。いい事ばかりは続かない。それが人生だから」という気持ちと「ヘタクソ!俺がお手本見せてやる!」という気持ちで開始(笑) 例によってサンマ・イソメで2本外海側、同じくサンマ。イソメで港内側へ4本出した。4本セットしおわる前に外海側で手の平くらいのスナガレイがサンマで釣れた。ついこの間まで全く釣れなくて「何でもいいから1匹釣りたい」なんて思っていたのに
どうなの?これは?「釣りは、釣れる時期に釣れる場所でしれ」ってコトだな。ところが、外海側はコレでぱったり。防波堤内の釣り人も徐々にギブアップしていく。隣のおじさんも「これあげるわ」と7cm程のクロガシラをくれて、帰った。朝からコレ1匹だけだったんだって。右側の若者も竿を置いてどっか行っちゃうし・・・。おまけに外海側、竿を出したところの先に、根があるのか、物凄い確立で石狩市が釣れる。3つ程仕掛けを取られたアタリで右側の人がギブアップしたので場所をずれた。ところが、かわりに港内側の竿は好調で、28cmのカワガレイを頭に大部分がこちら側の釣果だった。いい加減、外海側を諦めて、港内側に集中しようか・・・
とも思ったけど、“大きいの”への不透明な期待感も捨てられず、しつこく竿を出していた。それでもスナガレイが2〜3枚釣れた。港内側には細い竿に、小さな仕掛けなので20cm程度のカレイでも面白く釣が出来る。こちら側はカワガレイばっかりだけど、むしろ良く引いて面白い。唐揚にすれば美味しいし♪ だんだん外海側の竿は放置状態になって、虚しく風に差先を揺らせている。たまに振り返って糸ふけがないか見る程度。 午後3時ごろ、イソメが残り少なくなってきたし、釣果も(自分的には)充分になったので「ぼちぼち帰ろうかな・・・」って考えてると、外海側の竿が大きくアタリを見せた。大ウグイ?と近寄って糸ふけを取ってもその後、竿先は動かない。・・・・?念のためあわせても、どよんと重いだけ。なんだコレ?テトラの先端まで行き、引いてきても大暴れする気配も無く素直に上がって来る。姿が見えた時にすこーしパニクったけど34cmクロガシラ!いやー大きいね。諦めずに竿を出していたお陰。この日は結局、クロガシラ1、スナガレイ5、カワガレイ7、イシモチ3、もらったクロガシラ併せて17匹。34cmクロガシラ、28cmカワガレイを自宅に持ち帰り、残りは周囲にお裾分け。料理自慢の知人に唐揚にしてもらって食べた。美味しかった。

4月22日(金曜日) 【石狩湾新港 西埠頭】 曇り時々雪 強風
 掲示板に寄せていただいた情報を見ていて、うずうずと行きたくなって、「はっ」と気づいた時は車に乗っていた。 石狩湾新港内で速度取締りをやっていたけど、前方を走るトラックに助けられた。ありがとうございます。結構行ってるけど、新港内での取締りは初めて見たなぁ。 教えらて頂いた場所に車を止め、道具を担ぎ、てくてくと歩いていく。あまり良いとはいない天候なので、止まっている車も少ない。かなりの距離を覚悟していったけど、そうでもなかった。15分くらいかな・・・。何をやっているのか良くわからない工事現場を抜けて、まだ新しい西埠頭へ。この悪天候でもやっている人いるねぇ。埠頭内は気持ち良いくらい、遮蔽物が無いので思いっきり風が吹き抜けている。
どれくらい風が強いかっていうと、投げたブラーが魔球のようにほぼ直角に曲がるくらい強風。さっぱり釣りどころではないので、風を背に受ける方向へ移動、おじさんの隣に入れてもらう。おじさんはホッケを5〜6匹釣っていた。「ひどい天気ですねぇ〜」等と話しながら「なにもこんな天気に来なくても・・・」とお互いに思ったと思う(笑) 時折雪が吹き付ける中、イソメにコマセ篭を付けて投げる。 反応は良かった。半分以上はウグイさまだったけど・・・
ポケットに忍ばせた携帯カイロが暖かい。「温かい。テト、死なないで」と、こんなことを考え出したら、もう終わり。午後4時から5時半位まで頑張ったけど、あまりに寒くてギブアップ。ホッケ2匹、スナガレイ4匹を拉致した。ウグイはカモメにお裾分けした。ところが調子に乗ったカモメにホッケを1匹盗まれた。やっぱりウグイより美味しいのかしら? 好天に腰を落ち着けて頑張ってみたい。でも、たくさん釣れたら、車まで運ぶのが大変だ。どうしよう。 この日の獲物は油で揚げられて食べられちゃった。

4月24日(日曜日) 【石狩湾新港 東防波堤】 快晴
 日曜日はいい天気とのコトだったので、朝から石狩へ行こうと思っていたのに、寝過ごした。張り切りすぎて、朝の2時に一度目覚めて、2度寝したのが悪かったみたい。それでも午前10時ごろ、石狩到着。道すがら覗いた各埠頭は今まで見た中で一番混雑している。人一杯!魚が気の毒なくらい。 東防波堤もたくさんの人出だったけど、入れないほどではない。ぽかんと開いていた隙間に入らせてもらい、早速外側、内側に竿を出す。 防波堤基部付近には昨日の大波の跡がはっきりと残っている。「そんなに荒れたんだ・・・」と感心。打ち上げられているゴミは当然、海の中にもあるだろうから、あんまり釣れないかもなぁ。海も心なしか濁っているし・・・。
港内側ではぽちぽちとカワガレイ主体にクロガシラ、スナガレイ。小さい物も多く、解放数も多かった。外海側は全くカレイは釣れない。てくてくと偵察したけど、カレイは釣れていない様子。先端から帰ってくる人に話を聞くと、先端部では35cmのクロガシラを2枚上げた人がいるとか、30cmオーバー連発した人が居たとか聞いたけど、その本人にはお会いできなかった。 中央付近で40cm程のコマイを釣った人が居たが、見える範囲でコレといったカレイの釣果は目にしなかった。自分も含めて・・・。ウグイさまは好調で、ああ、あの人大きいの釣ったなぁって時は大概うぐいさまだった。
勿論自分も。「ウグイング」という新しいスポーツとしてオリンピック競技に登録したいくらい。 でも外海側で40cm・32cmのカジカが釣れた。「お前のような未熟者にはそういう外道がお似合だ」との、釣りの神様のメッセージなんだろうけど、全然うれしい。テトラへ上げるときに慌ててカジカを鷲掴みにしたら、手に大量の切り傷を作ってしまった。 途中から隣に入った家族連れに、仕掛けを投げる度にお祭りされて、いい加減ウンザリした。もっと広いところ空いてるべさ。カニやらウグイやらを全部キープしてたけど、どうするのかなぁ?

4月26日(火曜日) 【石狩湾新港 東防波堤】 曇り 強風
 チョウザメを釣りに石狩へ行ってきた。嘘じゃない(笑)ほんとほんと。どうしてもキャビアが食べてみたい。 午後4時ごろ東防波堤到着。ちらほら釣人が居る程度。先端まで行くと、外側と内側に各1人竿を出している。話を聞くと全く釣れないとのコト。外側に出していたおじさんは「ウグイが大繁殖だ。午後3時ごろから急に海も荒れだして、コレではダメだ」と言っていた。内側へ出しているおじさんは小さいカワガレイが1匹かな? 少し離れて外側・内側へ竿を出す。外側へは向かい風でちょっと風が強い。 2本目を用意しようとしたら何かおかしい。竿が折れていた(泣) 釣り場まで来て竿が折れているのに気づくなんて・・・いつ折れたのかなぁ
少しして先端が空いたので移動。港内側へ投げているおじさんの竿に小さいけど、ホッケがダブルで来た。なんだか気力も失せてきたので、90分程でギブアップ。アタリすらなかった。その後、古潭漁港、厚田漁港と偵察に行ったけど、ダメな様子。チョウザメはやはり絶滅したのでしょうか?

4月27日(水曜日) 【小樽港 厩岸壁】 快晴
 朝早く目覚めたので、昨日のリベンジへ逝って来た。天気もいいし。 5時ごろ家を出て、フィッシュランドでイソメを買い、小樽へ。南防波堤にはそこそこな人数が居る。先日の“根掛かり祭り”で苦手な感じなので、通り越して祝津漁港へ行ってみたが、狭い外防波堤は既にいっぱい。少し戻って高島漁港へ。ここもいっぱい。入れない事も無いけど、狭っ苦しい思いはしたくないので、結局小樽港までもどり、北防波堤もなんだか人が多いし、厩岸壁へ。ここも結構釣人が居る。ウキでホッケを狙ってる様子。ちょっとの間、眺めていたけど釣れなかったので、中ほどの広いスペースに入り、投げる。風もなく、暖かい、いい天気。のほほんとしてくる。
魚は釣れなかったけどね(泣) 途中、話をしたおじさんによると、防波堤基部付近ではホッケが上がっていたとのコトだった。 竿がピクリともせず、暇でぶらぶら歩いていたら、置き捨ててあるトラックの運転席の上で、野良猫の兄弟が気持ち良さそうに寝ていた。ラブリー♪猫缶持ってきたらよかった。そういえば以前もそう思ったような・・・ このまま仕事をほったらかして寝ていようかとも思ったけど、そうもいかず、8時半終了した。 家を出るときに「ひょっとしたら川も良いかも・・・」と思ったんだよね。 まぁ早朝ドライブということで、よしとするか。
 さて、GWはどうするかな。川もぼちぼち行ける所もあるし。

4月29日(金曜日) 【慶能舞川】 快晴
 いよいよ始まったGW! 先ずは日高方面へ山菜採りに出かけた。勿論竿を持っていく。自称「山菜採らせて30年」のプロと一緒。札幌を5時に出発し、他のグループと現地で待ち合わせて、山へ向かう。慶能舞川を遡って行くので、川の様子が気になるが、なんだか釣りの出来る感じではないなぁ。今、ネットで調べても「釣れた」みたいな情報ないし・・・ 出発前に調べたかったんだけど、「どこへ行くのか?そばの川の名前は?」と尋ねても、その山菜プロは道順を覚えているだけで名称などは分らない様子だった。 一応は釣りの道具も背負い、山に入ったけど、とても竿を出すような川は無い。早めに山菜採りを引き上げて、1人慶能舞川へ竿を出してみたけど、
絶対に魚は居ない。 腹いせにカップルのカエルを無理矢理引き離してやった(笑) ごめんね。 山菜はたくさん採れた。アイヌネギにコゴミ、カタクリ、フキ。 山を降りて広い所でお弁当を頂き、楽しい山菜採りだった。同行した人達は山菜採りが大好きでGW中にあと、数回は来るそうだ。その中に“釣り好き”も居て、帰りに苫小牧東港で釣りをしようという話になった。大型のイワシが上がっているそうだ。【道の駅 むかわ四季の館】で休憩&スタンピングして、午後1時ごろ港へ。あーいるいる。火力発電所前のフェンスにびっちり。覗いて見ると20〜25cmは有りそうなイワシ(マイワシかな?)がぽちぽち。フェンス越しはあずましく無い感じなので、今まで竿を出したことが無い。
同行者は狭い隙間に無理矢理入ったけど、お祭りも嫌なので断念した。見ている時に35cmは有りそうなアメマスが釣れて、うずうずとやりたくなったけど、やっぱり帰るコトにした。 なかには魚群探知機を竿と一緒に出している人が居たけど、どんな効果があるんだろうね?船じゃないんだから、魚群が来たって分ったって動けないじゃん。あー棚を見てるのかな??

4月30日(土曜日) 【小樽内川】 快晴
 昨年はこのくらいの時期に川の初獲物を釣ったので、午後からさっぽろ湖上流、小樽内川へ行ってみた。着くまでのあいだに、何箇所かポイントを見てきたけど、どこも雪解け水で釣りどころではなさそうだった。暗い予感と共にダム湖へ。まだ氷が浮かんでいる!やっぱり大雪の影響かなぁ。まぁ、取り合えず行ってみよ。 車を止めて道具を持って川へ降りる。あーやっぱりダメだね。それでも一応竿を出してみたけど無理だった。ちょこっとで終了。今年は川の開始はかなり遅くなりそう。 ドライブしている人たちが珍しそうにこちらを見ている(苦笑) 水の中をのぞいたり、石をひっくり返したり、ただ川で遊んで帰った。 水は透明で奇麗。手が冷たかったけど、楽しく遊んだ。

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