フロントラインが数多くあるノミ・ダニ駆除・予防薬の中では最強の薬であることは疑いないかと思います。
しかしながら今までのフロントラインはノミやマダニの成虫に対しては効果がありますが、ノミの卵に対しては効果はありませんでした。
そのため、フロントラインをした際に体についていた成虫を駆除することはできても、卵として愛犬の体や家の中に残っていたノミは
しばらくすると孵化・発育して成虫の再寄生してしまうという問題が従来のフロントラインでは起こる可能性がありました。
フロントラインプラスは既にペットに寄生している成虫をすばやく駆除する効果と、卵の孵化・発育を阻止する効果のダブル攻撃で、
ノミのライフサイクル自体をシャットアウトし、家中のノミを効果的に駆除することができます。
約一月に１回 ピポットを１本 愛犬の肩甲骨の間の被毛を、皮膚が見えるようにかき分け、全量を投与するだけです。
これはフロントラインスポットオンとまったく同様で、簡単にできます。
滴下された成分は体表の脂分を伝わって全身にくまなくゆきわたり、皮脂腺に蓄えられ、皮脂とともに再び体表や皮毛に放出されます。
フロントラインプラスの成分は投与後２４時間以内に全身をカバーします。
寄生したノミが被毛や体表の有効成分に接触するとすばやく効果を発揮し、ほぼ24時間でほとんどの成ノミを駆除します。
また、同様にマダニに関しても投与後４８時間でほとんどを駆除します。
犬のノミ駆除および寄生予防の効果は１〜３ヶ月間。
犬のマダニ駆除の効果は約１ヶ月間となってます。
まあ、しかしながら基本的にみなさん毎月１回の投与で利用されると思いますので、月１の投与をしている限り
効果が切れる谷間はできないということになります。
フロントラインプラスは投与前にも水浴あるいはシャンプーを行うことができます。
そして投与後も２４時間たてばシャンプーすることができます。
水にとても溶けにくい成分で構成されており、また、皮脂腺から皮脂と共に成分が少しずつ体表に補われるので、
投与後２４時間たってしまえば、シャンプーや水浴、雨などの影響をほとんど受けません。
特にシャンプー後すぐに投与できるというのが、フロントラインプラスの大きな利点のひとつでもあります。
シャンプーをして乾いたらすぐに投与できるというのはやはり便利です。
生後８週齢から使用できます。
生後８週齢といいますと、生後２ヶ月弱くらいなので、新たに子犬を迎えた方は家に迎えてすぐに投与することも可能です。
愛犬の体重にあわせて４種類がラインナップされています。
お店によって多少の値段の違いがありますし、セールなどでも安く購入できることもあるのですが
当サイトでは本間アニマルメディカルサプライさんの、一番利用が多いと思われる半年分６本入りの製品のご紹介します。
まあ、当然ながらフロントラインシリーズの中では一番割高になるわけですが、スポットオンとの差額は１本あたり
１００〜２００円とたいした差額にはなりません。
買う本数を１２本等多くすれば、もう少し値段を下げることもできます。
 |
犬フロントラインプラス （2kg〜10kg） 1箱6ピペット 税込価格 ６，８８９円 １本あたり 約１，１４８円 |
 |
犬フロントラインプラス （10kg〜20kg） 1箱6ピペット 税込価格 ７，７９９円 １本あたり 約１,２３０円 |
|
 |
犬フロントラインプラス （20kg〜40kg） 1箱6ピペット 税込価格 ８，７５０円 １本あたり 約１，４５８円 |
 |
犬フロントラインプラス （40kg〜60kg） 1箱6ピペット 税込価格 ９，４９９円 １本あたり 約１，５８３円 |
詳細は 本間アニマルメディカルサプライでご確認ください
一番効果・値段共に高いフロントラインなわけですから、金銭的にこの値段でもOKという方ならば
迷わず選んでもいいのではないでしょうか。
ただ、通常のフロントラインスポットオンやスプレーでもしっかりとした管理をしていれば
フロントラインプラスでなくても十分にノミ・ダニ駆除・予防ができますので、絶対にプラスでなければダメというわけではありません。
実際に私はこれ使ってません。
小さいお子様がいて、絶対にノミを家の中に出したくない方やシャンプーを頻繁にする方などにもこのプラスは向いていると思います。
また、愛犬を含めて家の中でのみを大量発生させてしまった場合は。迷わずプラスを選びましょう。