バナー・アイコン・プレートなどと呼ばれる、使用者が加工するタイプのweb素材に文字を入れる手順をいくつか説明します。絵心のない人間が説明するのでその点の不備はお見逃しください……。また、より美しく減色・軽量化したい、手の込んだ処理を行いたい、と望まれる方は有料ソフトを購入されることをお勧めします。
このサンプル素材に、画像ファイルを作るためのソフトを使って文字を入れてみます。
サンプル素材はExpressionで生成した画像をPhotonickで補正、それを再びExpressionで取り込んで8ビットPNG形式で減色・保存したものをMediaJuicerでGIF形式に変換し、Transparencyで透過指定、透過GIF形式で保存したものです。
手順は以下のようになります。
このページを作成するにあたり、Little Eden:Atelier Little Eden:涼夜のペイント講座を参考にさせていただきました。
レタッチソフトのPhotonickを使って文字を入れてみます。
完成サンプル
完成サンプル
3.の画像をコピーして、画像→合成→上絵をクリップボードから読み込む...でも行えます。
輪郭がなめらかな文字の場合、上の方法では中央にならないことがあります。その時は下の手順で行います。
完成サンプル
合成機能は他レタッチソフトのレイヤーに相当します。レイヤーの枚数だけ画像を用意して様々な合成処理を行えば、下のサンプルのような効果も可能です。
素材 完成サンプル
ADrawは複数行の文章や文字ごとに色や大きさ・形を変える文字入れに向いています。
ADrawで文字入れした画像には余白が付くことがあります。その場合はADrawのイメージ編集の調整→イメージサイズ...や調整→選択矩形で切り取る、もしくはPhotonickの画像→切り抜きや画像→サイズ変更→画素サイズ...で余白を断ち切ってください。
完成サンプル
完成サンプル
一部のMacintoshを購入した際にバンドルされているAppleWorks(またはクラリスワークス)のドロー機能をADrawと比べると機能が勝っている点があります。複数行の文章の行間の変更や、画像化したテキストの反転・回転が可能なところです。
参考ページ:■Let's MAC■:クラリスワークス
完成サンプル
高機能・多機能なドローソフト、Expression Ver.3.3bを使って文字入れします。多機能すぎて説明できないので、ぜひ実際にさまざまな効果を試してください。
完成サンプル
文字入れした画像をGIF形式や8ビットPNG形式で保存する場合は256色以下に減色する必要があります。フルカラーPNG形式・JPEG形式で保存する場合は減色してはいけません。MacOS9用のフリーソフトで試してみて結果が好ましいと感じたのがExpression Ver.3.3bによる減色です。
あらかじめファイル(File)→カラーマネジメント...(Color Management...)の“カラーマネジメントを使用(Enable Color Management)”のチェックを外してください。このチェックが入っていると色が変わってしまう場合があります。
文字を入れた画像をPNG形式にしておいてください。それ以外の形式(PICT等)の場合はPhotonickかMediaJuicerでPNG形式に変換できます。
減色された画像は8ビットPNG形式で保存されます。
文字入れ(と減色)を行った画像の最終的なweb用の保存形式は、以下のように使い分けてください。
注)一部の旧いwebブラウザは(透過)PNG形式の表示に対応していません。詳しくは娘娘飯店しるきぃうぇぶ:娘娘文書楼:PNG についてあれこれ:主要ブラウザの対応状況 でご確認ください。
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