ーリベンジの理由ー
このツアーのファイナルは「リベンジ」(復讐)と名付けられていたワケです。
会場はBAY N.K.HALL、ラルクがメジャー初のツアー「Sense of Time '94」のファイナル
を演った会場であります。実はこの時、SOLD OUTしなかったんですね。
なので、そのリベンジ、今度はSOLD OUTだぞと言う彼らの意気込みでもあったワケです。
私は、何て正直なバンドなんだろうって思いましたね。
と言うのが、この当時色んなバンドが武道館で演ると言うのが何故かちょっとばかしブームの様に
なってまして、話題のバンドがこぞって武道館を押さえたワケです。(ラルクも’95 12/27に演りましたね)でもって、それらの公演は、必ずと言って良い程「SOLD OUT」と報じられていましたが、実はこれ、ほとんどがウソでして、内情を聞くと関係者どころか相当数のファンまで招待チケットを持っていたりして「実際買った人って何人おるんやろか?^^;」と言う感じだったのですよ。ここで誤解の無い様に言っておきますが、ラルクは本当にSOLD OUTしました!
なので、ここに来てSOLD OUTしなかった事を堂々と言うどころか、逆に宣伝にしてる辺りええ根性してますなあと言うか、バカ正直と言うか、真面目と言うか、肝っ玉が太いと言うか、まあ個人的にはやはりラルクのファンでえかったわ〜と思ったものです。

flower

★偶然とは恐ろしや。(TOUR中大阪でのエピソード)
 
さて、今回は友達と4人で大阪のLIVEに行くため、某Kホテルをとったワケです。で、4人部屋が無かったので、9階に3人と私は一人でシングルへ。で、ホテルに着くと何やらロビーにバンドのファンらしき女の子たちが…「え?まさか…」とは思ったけど、実はメンバーも同じホテルに泊まっていた、いやはや。LIVE終了後、食事>カラオケで朝の4時頃ホテルに帰ると、まだファンの女の子たちがロビーに…「まだメンバーは帰って来てないの?」と聞く、メンバーは3時頃にお帰りだったそうで、と、言う事は彼女たちは既に出待ちなのである、御苦労さんです。で、部屋に戻ると、何やら近くに窓をバタバタ開けたりちょっとうるさい部屋があるなとは思ってたんですよね、で、朝ロビーで地元の友達から連絡来るの待ってる時に聞いたら、何とメンバーも9階に泊まってたらしい、やれやれ。で、イベンターの人らしきお兄さんたちに出待ちの子たちは外に出されてしまった。で、連絡待つ事数十分何とエレベーターから降りて来たのはてっちゃんとkenちゃんであった。それが私はエレベーター方向向いてたからすぐに気が着いたんだけど、友達は私と向かい合って大話してたから、全然気が付かない(爆)各々チェックアウト、kenちゃん死ぬ程足長い。(九州ではビデオ代払ってたって聞いたけど、何のビデオだったの?・爆)おまけにステージ衣装より私服の方がハデ(笑)
そのしばらく後、ガンガンと大きな靴音と共に御登場なさったのはhydeさんでした。(当時厚底だったからネ、ってもそれにしてもロビー中に響き渡るくらい大きな靴音だった…)しかもまだ暑い大阪の街で黒のダウンベスト着てるし、そのダウンベストも、もしかして洗濯機で洗ったの?って思うくらいヨレヨレに…(悲)この頃hydeさん新しい服買うともうヨレヨレになるまで着つくしてましたからね。だってアンタ、ステージでもグラビアでもTVでも普段でも同じ服着てる人ってのも珍しいわよ、ホントに買い物とか行くの好きじゃないんだなあって思いましたね。で、話したのかって?それはナイショ(爆)

Lies and Truth


またもや賛否両論のシングルです。でも何故かラルクの場合、最初は「え〜〜〜」なんて言ってた人も聴いてるうちに納得しちゃう場合も多いみたい。「Lies and Truth」って初めて聴いた時スタイリスティックス?って思っちゃったんですよ、特にストリングスの使い方とか。あの辺の60〜70年代のソウル・ポップス系の音、ちょっと黒っぽい感じの。私は小学生の頃から洋楽、邦楽、あらゆるスタイルの音を聴いて来たから、まずスタイルとしての抵抗って言うのは全くと言って良い程無いんです。それよりも今年に入ってからのhydeさんの内面的変化の方が衝撃的だった。今まで曲に引っ張られてた人がいきなり全面に躍り出たんですよ、もうマイペースの勝利と言うか、やったあ!待ってたわ!(笑)って感じ。今のラルクは何を演っても良いと思います。別に具体的に無いようがポジティブと言うワケでもないのに、押し付けがましくもなく、説教臭くもなく、気持ちをポジティブにしてくれる音。歌う側、演る側の勢いのある気持ちが全体に溢れてる、実に気持ちのイイ1枚。
 またてっちゃんに一言(笑)「もっと踊りを練習してから来い」なんてさあ、私は元プロダンサーなんだぞ!!まいったか!そんな事言ってるとステージに上がって踊るぞ!!(大ウソ)ついでにもう一言。「これは上手いですね。」なんてさあ、私は現役のイラストレーターなんだぞ!!(笑)
 で、「賽は投げられた」の方はまず歌詞が今までに無い感じ。こんな超ドポップな曲にこの歌詞付けちゃうって言うのがhydeさんぽいと言うか、まさかkenちゃんは想像してなかったでしょうね。ここで曲通りの歌詞付けちゃうとただのノーテンキソングになってしまいそうなんだけど、その辺りのバランス感覚がラルクと言うか。でも結局「flower」のタイアップだってファンの子もほとんど知らなかったワケじゃないですか。こっそりタイアップ取ってどうすんのって感じなんですけど、そこでさあ。ちゃんとFCが動かないと!!「Ciel」ってそこがダメなのよ!!TVに出るってもラジオに出るっても新聞に広告が出るっても何も告知が無いじゃん!!ファンが勝手に盛り上がって勝手に有線リクエストしてがんばってるって感じでしょ。オフィシャルな情報持ってるFCが率先してもっと盛り上げようとか、そんなの全然無いじゃん!!TVの出方もヘタだし、ラルクって!!あああっ!!イライラするぅ〜〜〜、と思ってるのは私だけじゃないんだぞぉ!!

1996年12月発行 芙似原由吏(絵月カイン)パーソナルフリーペーパー「VALSAMIC GUIDE」Vol.32 掲載

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