Thirdダンジョン深潜りは、ランダムに出るアイテムを駆使するという通常のプレイとは異なり、最高の条件を整えて、最善の行動を取り続けてどれだけ深く潜れるかを競うトライアル・レースとなる。
Thirdダンジョンの深潜りのポイントは、魔石出現階以降は魔石以外のアイテムが出現しないこと。つまり、ラーメン類とお湯が出ないので、満腹度を回復させるのが容易ではない。
戦力については、Thirdダンジョンは倉庫が使えるのだから、あらかじめ+99の武器・防具を作っておけば最深階でもまったく不安はない。素早く次の階に進むのでやる気維持を考える必要もない。
したがって、どこまで満腹度を維持できるかにすべてがかかっている。
基本的な流れは、以下のようになる。
それでは、具体的な方法に入ろう。
まず、Thirdダンジョンを何回もクリアして深く潜るための準備を完璧にしておこう。
倉庫の内容は次のようにしておく。
武器・防具の合成内容は、防具に風の羽衣が入っていて奇跡の鎧が入っていなければ後はどうでもいい。+99なら特殊能力の強さなど関係ない。とは言え、魔剣雫斬り、三段斬りの剣は入っていた方がプレイしやすい。それ以外で有用なのは賢者の剣、魔法の鎧くらい。他の合成はまったくと言っていいほど価値が無い(伝説の剣(本物)とかが出たら別)。
武器のベースは、過程はどうでもいいが、最終的には名刀朧月夜にする必要がある。できるだけ早いうちにしておいた方が良いだろう。過程ではベースを賢者の剣にして装備替えの手間を省く手もあるが、性能を上げてから合成失敗すると悲惨なので。分裂の巻物が出る保証もないし。
奇跡の鎧を入れてはいけない理由は、深潜りをする際に落とし穴に落ちる必要があるから。自ら踏むと、落下先のフロアで敵が一回先に行動してしまう。そこに暗黒魔道師がいて腕輪劣化を食らったり、開幕系のハウスで眠らされて伝説破壊ロボ誕生、サテライトレーザーなど、何をされるか分かったものではない。
したがって落とし穴はいったん罠が降りて改めてかかるようにするのだが、このときに奇跡の鎧が入っていると罠にかかりにくくてかえって厄介というわけ。
探索は、太陽の腕輪+2と賢者の剣を使うと効率が良い。毎フロア明かりを灯して、アイテムのある部屋だけをテキパキ回る。
武器・防具が+40くらいになればほぼ無敵になる。死ぬ可能性があるのは、爆風に巻き込まれてHPが1になったときだけ。時限爆弾の腕輪、火薬ラーメン(デロデロ魔王に注意)、爆弾の巻物、大爆発の巻物、核兵器の巻物、秘孔の杖、自爆霊には細心の注意を払う。危険なものにはできるだけ近寄らないこと。特に武器が+20くらいだと自爆霊が一撃で自爆したりするので注意。
おねだり君の呪いでHP1になるのも怖いので、おねだり君を倒すのは禁止。おねだり君がいる可能性があれば、爆発の巻物、大爆発の巻物、バズーカ砲、レーザー銃の使用は禁止。錯乱状態で正体不明の敵を攻撃するのも禁止。
倉庫付近での行動も注意したい。倉庫床の上にも罠はできるので必ず一歩一歩罠探索をする。地雷が怖い。
25〜39階は破壊ロボ12号、大筒大将、破壊ロボ零式、40階以降はドラゴンが出る。倉庫で攻撃されると大変なことになる。用がなければ最初から倉庫には近寄らない方が良い。
倉庫がある(かもしれない)フロアでおねだり君を倒すのは厳禁。フロアアイテム全消滅が出たら取り返しがつかない。ただしモンスターハウスのあるフロアでは倉庫は出ないので、ハウスが出ればその点は安心。
おねだり君に行き止まりに追い詰められ倒さないと先へ進めない状況になって、倉庫のアイテムの方が大事なら、一度ゲームを終了させてから「別のダンジョンへ向かう」を選択してその回のプレイを放棄する。
条件が整ったら深潜り開始。まず倉庫のアイテムを取り出すのだが、あまり早い倉庫で準備を整えてしまうとかえってやりにくい。50階近くに倉庫が出る保証は無いので、そこは運。まあ30階くらいの倉庫なら十分だろう。
倉庫が出たら、まず倉庫のチャーシュー麺を持ち出して、そのフロアですべて=OKにしてから食べる。倉庫にお湯[9]が置いてあるはずなので、手持ちのお湯が1つでもあればすべて=OKにできる。これで最大満腹度を200以上にする。
そして今度は罠呼びの腕輪-1と困った時の巻物を22個を持ち出す。持ち物は、武器・防具、罠呼びの腕輪-1、困った時の巻物22個という構成になる。太陽の腕輪も持てないので怖く感じるが、戦力的にはまったく問題無い。
34階以降(合成変人が出るので明かりのない状態で歩くのは避けたい)は、
これをひたすら繰り返すだけ。
罠の探索は「足元調べる」で行うが、落とし穴に落ちるときは必ずいったん降りてから乗るようにする。
基本的に罠呼びの腕輪-1は装備しっぱなしになるが、開幕部屋に暗黒魔道師(かもしれない敵)がいたら腕輪劣化が怖いので一時的に腕輪をはずす。あと、罠を作るのに夢中で部屋に暗黒魔道師が入ってきたのに気が付かなかった、ということのないように。
開幕部屋で落とし穴が出来ず、部屋の外に出ることになったら、名刀朧月夜の特殊技を使って透明になる。通路の出会い頭で腕輪劣化、強制合成という可能性がある。
開幕系のハウスや伝説破壊ロボ発生などのアクシデントが発生したときも、慌てず騒がず透明になれば何も問題はない(困った時の巻物はあくまで満腹度回復用)。
他にも、邪神官、合成変人、電卓の騎士(「満腹度−○○」が痛い)、恐・自爆霊に隣接されたり、ダンジョンの主が開幕部屋にいたりしたら、それだけで名刀朧月夜の特殊技を使うくらいで良い。やる気-20くらいすぐに回復する。とにかく何かあったら透明化。
満腹度が0になったら困った時の巻物を読むのだが、すぐには読まずにそのまま潜り続け、ある程度HPが減ってから読む。困った時の巻物の効果は敵を眠らせるより満腹度回復の方が優先なので、満腹度0で大部屋モンスターハウスに入ったりしても大丈夫。
ただし、満腹度回復よりHP回復の方が優先なので、あまりギリギリまで粘ると困った時の巻物を無駄にしてしまう。地雷にかかる可能性もあるので、粘るのもほどほどにしておくこと。
結末が「魔石を手に入れクリアする!」だとスコアが倍になるので、スコアを優先するなら必ずクリアするように。いつクリアするかというのも微妙かもしれない。困った時の巻物を使う本番をする前に、ラーメンをいくつか持って深く潜る練習をしておくのも良いだろう。
* 本当は、倉庫にチャーシュー麺を10個と言わずできる限り多く溜め込んで、最大満腹度を可能な限り上げ、50階の時点で満腹度をできる限り詰め込んだ状態にして潜り始めた方が深く潜れるはず。これを実践しようとすると、倉庫の内容は本当に限定される。また、できるだけレベル(最大HP)を上げておいた方が、満腹度0になってから長く粘れるので少し深く潜れる。
* Secondダンジョンの深潜りもほぼ同じだと思う(困った時の巻物、チャーシュー麺、罠呼びの腕輪、名刀朧月夜が出るのは確認。賢者の剣は出ないかも?)。
困った時の巻物を一つ減らして、代わりに罠抜けの腕輪+2を持つ方法も考えられる。
そのフロアに降り立って、開幕部屋に階段があれば降りるのは同じだが、無ければ罠抜けの腕輪+2を装備して落とし穴を探す。あれば落ちる。無ければ、そこで初めて罠抜け呼びの腕輪-1で落とし穴を作って落ちる。開幕部屋に落とし穴があれば、罠抜けの腕輪+2を使った方が消費ターン数が少なくて済む。うまそうな匂いの罠がにかからないで済むという効果もある。
しかし、それで困った時の巻物が一つ少ないのに見合うだけの成果が得られるかどうかは、かなり微妙だ。
困った時の巻物で満腹度は200回復する。当然風の羽衣の合成は入っているので、困った時の巻物1つで4000ターン稼げる。
仮に、罠呼びの腕輪で落とし穴を作って落ちるのに平均30ターンかかり、罠抜けの腕輪で落とし穴を発見して落ちるのに5ターンかかるとすると、4000ターン得するには、罠抜けの腕輪で落とし穴を発見するという事態が160回出現しなけれぱならない。仮に4000階潜るとすれば、25フロアに一回そういう事態が起これば、罠抜けの腕輪+2を使用した方が得ということになる。
見てのとおり、かなり仮定を含んだ計算になってしまっている。ポイントとなるのは、以下の通り。
筆者は、罠抜けの腕輪+2は持たない方が良いと判断して深潜りを実践中なわけであるが、罠抜けの腕輪+2を使った深潜りを実行した人がいたら、ぜひ結果がどうだったかを知らせて欲しい。
* いまの感触では、罠抜けの腕輪+2を持った方が良かったような気が……。うまそうな匂いの罠を避けられるのが結構大きい感じ。
さらに、罠抜けの腕輪-2を持つ手もあるかも? 落とし穴に乗るときにこれを装備すれば確実に落ちられる。罠抜けの腕輪-2を装備するのに1ターン、装備を戻すのに1ターンかかるのでかえって損にも思えるが、落とし穴を4回、5回と乗ってもかからないこともあるし、罠呼びの腕輪-1を装備したままだと落とし穴に乗るのに結構手間がかかったりする(落とし穴の隣に地雷やうまそうな匂いの罠などが出来ると乗るわけにはいかない)。1フロアあたり1ターン得できれば、困った時の巻物1個分の価値はある。
* 追記(2004/10/10)
どうも、このページに書いた方法は最善の方法じゃない(^_^;) 悪魔の剣の特殊技を使うだけで無限に潜れるように思える。
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