基本的に、モンスターハウスはチャンスである。アイテムがたくさん手に入り、経験値はたくさん得られ、有用な罠を発見できる可能性も高い。モンスターハウスがまったく出ない方がむしろつらい展開だ。モンスターハウスを見つけたら、戦力不足の場合でも、何とか手段を探してハウスを攻略するようにしたい。
ハウスの種類 | 特徴 |
---|---|
モンスターハウス | − |
皆殺しハウス | 60ターン以内に敵を全滅させるとアイテムが出現する。 |
牢獄ハウス | 部屋の出口が閉じる。ハウス内の敵をすべて排除するまで開かない。ワープ不可。 |
アイテムハウス | 守衛さんが多数いる。60ターン以内にハウスのアイテムをすべて取ると、守衛さんが消滅する。アイテムをすべて取る前に60ターン経過すると、守衛さんと取っていないハウス内のアイテムが消滅する。 |
雑魚ハウス | 1〜4階で登場する敵が多数いる。 |
デロデロハウス | デロデロ魔人とデロデロ魔王が多数いる。 |
砲台ハウス | 砲台が多数いる。 |
究極ハウス | 究極破壊ロボが多数いる。 |
暗黒魔道師ハウス | 暗黒魔道師が多数いる。 |
部屋の形は、通常、歪み部屋、大部屋の3種類ある。歪み部屋、大部屋の場合は必ずモンスターハウスである。
ハウスの種類はいずれか1つなので、例えば、皆殺し牢獄ハウスとか、牢獄砲台ハウスというものは存在しない。
部屋の形はハウスの種類とは違うので、特殊ハウスと重なることがある。例えば、大部屋牢獄ハウスや、歪み部屋デロデロハウスということもある。
まず、モンスターハウスを事前察知することが重要。モンスターハウスにそのまま飛び込むとそれだけで危機になっている事も多い。
事前察知するには太陽の腕輪が最も機会が多いが、他に明かりの巻物、敵察知の巻物、アイテム発見巻物の巻物3種でも可能。ただし、アイテム発見巻物ではハウスの種類は分からないし、皆殺しハウスの場合はハウスの存在自体が分からない。
モンスターハウスの入り口周辺は多くの場合モンスターはいない。したがって、太陽の腕輪などが無い限り、どんなに慎重に行動してもモンスターハウスを事前察知する事はできない。
逆に言えば、部屋の入り口で眠っている敵がいるからモンスターハウスである、とはまったく言えないということ。
事前察知できたら、まず外から飛び道具で敵を起こしてハウス内の敵を減らしておく。これは戦力不足のときはもちろんだが、戦力不足でなくてもそうするべき。牢獄ハウスである可能性もあるし、皆殺しハウスの場合もかなり楽になる。
おねだり君が怖いが、牢獄ハウスの危険と比較すればある程度仕方がないと思う。
レーザー銃を利用すればさらに多くの敵を起こすことができるが、やるかどうかはレーザー銃の残り弾数、戦力状況、おねだり君を倒してしまうリスクなどとの相談になる。
つるはしを持っていればつるはし避難所を掘っておくのも良い。
いよいよハウスに入るときは、もちろんHPを全回復させてから入る。一応入り口に罠が無いことを確認する。
10階以前なら爆発の巻物は最も簡単。10階以降でも1ターンの余裕があるなら20階くらいまでは有効だが、おねだり君を倒してしまう危険があるので使わない方が無難だと思う。
大爆発の巻物はHPが1になってしまうので危険。おねだり君の呪いでHP1になり即死という事もある。他に手段があるなら使わない方が良い。使うとしても20階まで。大爆発の巻物のダメージは最低70なので、自爆霊、電波鬼、十三怪談、魔道師は生き残る危険がある(柔道一直線、超機動蟷螂、影あさり、弓騎兵、道具被り、防御塔、万年亀は確実に倒せる)。
単純に1体ずつ殴って倒せるなら、それが一番間違いが無い。ハウスから1マス下がるだけだと飛び道具系の攻撃を食らったりするので、2マス下がって殴ると良い(あえて飛び道具を打たせて同士討ちさせる手はある)。三段斬りの剣があれば角で戦えば後続の敵も同時に殴れるので、結構倒し切れてしまうこともある。
戦力が足りなければ余裕があるうちに敵を引き連れたまま逃げる。きちんとマップの赤い点を見て挟み撃ちに会わないように気を付けて逃げること。丁字路か十字路で曲がれば直後の敵以外はついてこないし、3つ以上出入り口がある部屋を通過したところで戦えば、その場ですべての敵と戦う必要は無くなる。ただし部屋を通過する時に罠にかかる危険はある。
長い通路に誘い込んでレーザー銃で撃ち抜くは痛快な作戦。魔剣雫斬りの特殊技を使う手もある。しかし、おねだり君を倒してしまい呪いでHP1になり即死ということもあるので結構危険。おねだり君ではないことを確認できた敵を撃ち抜く程度に留めたい。
なお、レーザー銃の射程は10マスなので、あまり欲張って誘い込んでも無駄である。
ワープ草、子守り歌の巻物、透明薬などはおおむね有効。敵察知状態になっているのだから、その場を逃げ出してしまえば後は各個撃破できるはずだ。モンスターハウスにはアイテムが多く落ちているので、その前に消耗品を使っておくのは効率が良い。単純に敵を倒す助けになる吸い取りの杖、混乱の杖なども当然使える。呪縛の杖があれば、きつくなっても先頭の敵を呪縛すればまず安全。呪縛三段ももちろん効果的。
モンスターを倒し終わったら楽しい楽しいアイテム回収。
モンスターハウス内は罠が多い。ハウス内を歩く時は一歩一歩素振りして罠があるかどうか確認したい。
お湯の罠や装備はずしのスイッチが欲しい時はすべての床を罠探索するのも良い。この時、魔剣雫斬りや三段斬りの剣があると罠探索が早くなる。催眠ガスの罠、回転する床、硫酸の罠があれば腕輪の識別に使う手もある。
開幕モンスターハウスとは、新しいフロアに入った最初の部屋がモンスターハウスだった場合のこと。ワープでモンスターハウスに飛び込んでしまった場合も性質はほとんど同じ。
通常のモンスターハウスと比べ、事前察知が不可能である点と通路から離れたところからスタートする点に厳しさがある。
しかし、ワープ草さえあればそれを使って逃げてしまえば何も問題はない(43階以降のモンスターハウスでは逃げた後に伝説破壊ロボが誕生する危険があるのでその対策は必要)。
ワープ草がない場合は、子守り歌の巻物か透明薬があるならそれを使えば大丈夫。子守り歌の巻物を使った場合はすぐに通路に逃げ込む。
それらがない場合は通路に逃げ込む事を最優先とし、数回殴られても通路に辿り着けるのならそうする。しかしこれはあくまで最後の手段。一見通路に逃げ込めそうに見えても、途中に罠がある可能性は高い。アイテムを使って確実に生き延びられるなら使った方が良い。
それも出来なく、他の切り札アイテムもないなら、状況は絶望的である。「危機を切り抜ける六箇条」に従って生き延びる道を探すしかない。できれば使いたくないが、強硬突破に出るなら麻薬は役に立つ。
歪み部屋とは、フロア全体が1部屋で構成されてたでこぼこした不規則な形の部屋のことである。これは必ずモンスターハウスとなる。
フロア全体が1部屋で構成されているので、ワープ草で逃げてもあまり意味がない。
まず、プレイヤーの立っている場所を確認する。もし分かりにくかったら、「オプション」→「全般設定」→「表示設定」で「表示領域の表示」をONにすればはっきり分かる。
歪み部屋は、隅の方に1マス分しか通れない隙間がある場合が多い。まず、そこに逃げ込めないかどうか考える。そこに逃げ込めればあとは1体ずつ倒していけるし、呪縛の杖があれば安全地帯を作ることもできる。
飛び道具系の敵、特にバズーカ系がいるとどんどんパワーアップしてすさまじく強くなることもある。そうなるとダメージ量も想像以上になるし、吸い取りの杖や恨みの杖一発では倒せないこともある。しかし、その一体さえなんとかすれば良いのだから敵がたくさんいる状態よりは対処しやすいはず。あっさり呪縛の杖で放置しても良いし、HPに余裕を持って吸い取りの杖を振るのも良い。もちろんアルコール草や墨汁などでも良い。
隅が遠い場合は、子守り歌の巻物で眠らせればどこかの隅に逃げ込めるだろう。ワープ草で隅の方に飛ぶのを期待する手もある。透明薬も有効。
戦力不足で隅に逃げ込んでもダメそうなら、逃げ道は階段しかない。そういう場合なら、階段の巻物は決定的な危機回避になる。
フロア全体が1つの大きな部屋で構成されているのが大部屋。これも必ずモンスターハウスである。
まずはプレイヤーの位置を確認するのは歪み部屋と同じ。歪み部屋と違って逃げ込める隅というものがないので、歪み部屋よりも危険度は高い。
しかし歪み部屋よりも部屋が広いので、敵との間隔が広い場合が多い。惜しげなく飛び道具、杖を使いまくれば、それで倒し切れてしまう場合もある(特にプレイヤーが壁に近い位置にいる場合や、バズーカ砲かレーザー銃を持っている場合)。まずはそれができないかどうか考えてみる。
有効なアイテムは子守り歌の巻物と透明薬。使う場合は、ある程度敵を引きつけてからでないと効果が薄い。引きつけている途中で飛び道具に撃たれることもあるので、少し移動しながら引きつける。
それらがない場合はすでに決定的危機を迎えている。階段の巻物があればそれで逃げるに限る。階段が歩いていける範囲、あるいは入れ替えの杖を利用していける範囲にあれば、すぐに次のフロアへ逃げる。アイテムが惜しいなどと言っている場合ではない。
十三怪談もいるが、それは仕方がない。3分の1くらいで本物の階段なら、もう賭けてしまった方が良い。敵と重なった階段は必ず本物の階段、敵が避けて通った階段は必ず十三怪談なので、マップの青い点がどこにあったか、青い点付近の敵がどう動いたかを見ておくことが生き残りに繋がることもある。
戦わなければならない場合は、アイテムを惜しげなく投入する。麻薬があれば使わざるを得ないだろう。
なお大爆発の巻物は20階まで。それ以降はダメージ量が足りないので使うときは死を覚悟する。
牢獄ハウスは部屋の中で戦わなければならず、しかもワープ草が使えないので、それだけで危機的状況に陥っている。
ハウスを事前察知してハウスの中の敵を減らしておけばかなり楽だが、それができない場合もある。
牢獄ハウスからの脱出は、つるはしでしかできない。つるはしを装備するのに1ターン、壁を掘るのに1ターン、装備を戻すのに1ターンかかるが、それでもハウスの中で戦うよりはましである。最初の2ターンが持たないという場合でも、子守り歌の巻物を併用すれば確実に助かる。つるはしは牢獄ハウス対策としてキープしておきたい。
それ以外で有効なのは、階段の巻物と透明薬。透明薬はかなり効果的だが、狭いハウスだと完全に囲まれてしまうことがあるので注意。「透」状態は30ターン続くのだから、敵の動きの流れが掴めるまでは、立ち止まらずに敵の輪から抜け出すことを優先した方が良い。
ワープの杖などでハウスの外に敵を飛ばしてしまうのも有効。子守り歌の巻物を使っても10ターンしか眠らないので、それだけで解決するには力が必要。1個では万全の対策とは言い難い。とりあえず危険な敵を優先して倒しておきたい。麻薬が有効な場合もある。
43階以降は究極破壊ロボ、44階以降は暗黒魔道師がいるので、1ターン攻撃を食らっただけで死へ直行というのも当然に起こる。
ありがちなのは、暗黒魔道師に眠らされてそのまま永眠というパターンと、究極破壊ロボがどんどん強くなってしまい即死、あるいはHPが減ったのに直線上に敵がいないので吸い取りの杖も使えずどうしようもなくなるというパターン。
究極破壊ロボが合体して伝説破壊ロボになってしまうのも問題だ。
43階以降はハウスの事前察知が以前にも増して重要になる。太陽の腕輪があれば良いが、無い場合は明かりの巻物、アイテム発見巻物、敵察知の巻物はかなり価値が高い。賢者の剣があれば、食料危機と隣り合わせになってでも特殊技で明かりを灯し続ける。
あと、明かりはあるのにダッシュの勢いでハウスに入ってしまった、などということのないように。
事前察知できたら、まずハウスに入るかどうか考える。もう勝ちモードに近いならハウスに入らないという選択もあるだろう。地形的に入らざるをえないこともある。
入ることにしたなら、ハウスの外から弓矢やレーザー銃などで攻撃して敵の数を減らしておく。特に究極破壊ロボを減らしておく。外からハウス全体を見渡すのはなかなか難しいが、究極破壊ロボが何体いるかも可能な限り確認しておきたい。
できればモンスターハウスからっぼの術を使いたい。
ハウスに入ったら子守り歌の巻物を使って敵の動きを止め、同時にメッセージを見て究極破壊ロボの数を数えておく。
究極破壊ロボが3体以上いたら、眠っている間に2体以下にしておく。倒してしまうのが一番分かりやすいが、呪縛の杖、封印の杖、ワープの杖などで対処することも可能。ついでにカタバルトも減らしておきたい。究極破壊ロボが2体以下になったらあとは通路に逃げ込むも良し、適当に手をつけて敵が起きたらワープ草で逃げるも良し。ただし、ワープ草で逃げるとカタパルトの石が降り注いでくる危険があるので、できればその場で倒した方が良い。
43階以降は通常のモンスターハウスでも危険だが、開幕、歪み部屋、大部屋、牢獄などはそれに輪をかけて危険となる。
とにかく1ターン目で子守り歌の巻物を使うのはほぼ絶対手順。究極破壊ロボと暗黒魔道師の動きを止めないと話にならない。同時に究極破壊ロボと暗黒魔道師の数を数えておく。これらが1体でも残っているとそれだけで生還は難しくなってしまう。
あとは状況次第だが、意識しなければならないのは、暗黒魔道師は1ターンたりとも行動させてはいけないということと、究極破壊ロボが3体以上いるときはこれも1ターンたりとも行動させてはいけないということ。
確実に生き延びる手段は、子守り歌の巻物→階段の巻物。または透明薬を使って30ターン以内に階段など安全地帯まで逃げる手。呪縛の杖は究極破壊ロボに拡散波動砲を撃たれると無効になるので注意。43階以降と言えばもう勝ちモードに近いのだから、分かりやすく危険を避けられるなら避けた方がよい。生き残ることを最優先にして行動を選択しよう。
同じ部屋に行動可能な究極破壊ロボが3体いると合体して伝説破壊ロボになってしまう。モンスターハウスはそうなる危険が非常に大きい。伝説破壊ロボが誕生しないようにするのが第一に重要だが、誕生してしまった場合はどうするか。
伝説破壊ロボはフロアのどこにいてもサテライトレーザーを撃ってくる。つまり、毎ターン飛んでくる可能性があるということだ。サテライトレーザーのダメージは100。よって、伝説破壊ロボを自由に行動させたままフロアを探索することはできない。
また、サテライトレーザーには所持品(装備品以外?)を消滅させる効果もあり、これもものすごく痛い。
伝説破壊ロボが誕生したとき、射線が通っていれば呪縛の杖など、同じ部屋内にいれば子守り歌の巻物で大丈夫だが、大抵はそんな甘い状況ではないだろう。
対策は2つしかない。一つは階段の巻物。もう一つは透明薬。透明になればサテライトレーザーを撃ってこなくなる。その間に追いかけて呪縛などするか、階段まで逃げる。
この2つのどちらかでも持っているなら、必ず使うこと。ケチっている場合ではない。サテライトレーザーは一発たりとも受けたくない。吸い取りの杖[9]、お湯[7]なんかが消滅してから泣いても遅い。
どちらもない場合はとにかく階段へ急ぐ。とりあえずHPをなんとかしないといけない。傷薬、困った時の巻物、吸い取りの杖、復活の腕輪、麻薬あたりで死なないように頑張るしかない。アイテム消滅に対する対策は無い。
伝説破壊ロボは単純な強さもとても強い。忍者といい勝負ができるくらいの強さでは勝つことはできない。呪縛できるならあっさり呪縛して、そのまま永久放置すること。
アイテムハウスはモンスターハウスの一種だが、通常のモンスターハウスとはずいぶん趣が異なる。敵は守衛さんがほとんどで、60ターン以内にハウスのアイテムをすべて取れなければ、取れなかったアイテムが消滅してしまう。
守衛さんの守備力は高いので、対策無しだとまずアイテムを回収する事はできない。
しかし、アイテムハウスの対策は少ない。
一番簡単な方法が透明薬。飲んだら部屋の中で守衛さんが出ていくのを待つだけ。できれば飲んでから入った方が良いが、入ってから飲んでも十分間に合う。完全に囲まれるとつらいのでそこだけは注意。名刀朧月夜の特殊技で代用する手もあるが、やる気との相談。
つるはし避難所もかなり使える。これもできればハウスに入る前に避難所を掘っておきたいが、できなかったら背中を守衛さんに殴られながらでも掘る手はある。後ろについてきた守衛さんさえ何とかすればアイテムいただき。
爆発の巻物→大爆発の巻物(大爆発の巻物だけでは無理)で一掃する手はあるが、これでも必ず一掃できるわけではないのでかなり怖い。運悪く隣接した守衛さんが生き残ったらそれまで。
秘孔の杖を振りまくる手はあるが、これだけで一掃するのはなかなか難しい。爆発でアイテムが消えるのも嫌。振るときは、どの守衛さんに振ったのかをきちんと見ておくこと。
これらが無ければ地形を利用して撒くしかない。丁字路や十字路でうまく曲がればすぐ後ろの守衛さん以外はついてこない。うまく60ターン以内にハウスに戻れる地形になっていれば勝算はある。
それも無理そうなら、ハウスの入り口近くにあるアイテムだけ踏んでおいて逃げる食い逃げ作戦もある。一度踏んでおけばそのアイテムはアイテムハウスが終了しても消えない。
防具の守備力が高い場合、守衛さんから受けるダメージが0になることがある。序盤で強力な防具を拾った場合は一応試してみたい。
かなり強くなれば守衛さんをすべて倒すという強盗も可能だが、Finalダンジョンクリアを目指す段階では気にしなくて良いだろう。
アイテムハウスでは、アイテムハウスの部屋内のすべてのアイテムを踏んだ(拾わなくても良い)時点で守衛さんがすべて消える。何はともあれすべてのアイテムを踏み、選別・回収は後で行うと良い。
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