アイテムは25個しか持てない。どのアイテムを捨ててどのアイテムを残すかの選択は常に迫られる。当然有用なアイテムを残すべきなのだが、どのアイテムが有用なのかを判断する指標がとても重要。この指標が狂っているとクリアのチャンスは大きく減ってしまう。
基本的な優先順は以下の通り。上位のアイテムほどアイテム欄に残すべきアイテム。複数の分野に分類されるアイテムもあるので、大体の感じと見る。
詳しくは「キーアイテム」を参照。もちろん一番価値が高い。
終盤に向けて戦力を揃えることが重要なので、永続的に効果があるアイテムは、戦力増強効果が微量でも価値が高い。塵も積もれば山となる。
この分類に当てはまるアイテムは、例えば腕輪。合成材やキーアイテムの多くもそうである。あるいは、「口」状態での力の薬など。
他には、メイン武器を定められない間の武器屋の巻物は当てはまる。メイン武器に使えれば効果は永続だから。
合成材として弁慶の鎧(確定名)を持っていて、もう一つ弁慶の鎧(不確定名)が出た場合はどうか。呪いをはずせるなら装備識別するが、はずせない場合は呪われていると致命的なので装備識別は良くない。弁慶の鎧(不確定名)は性能がプラスかもしれないしマイナスかもしれない。プラスであれば将来合成したときに永続的に効果があるし、マイナスなら今まで持っていた方で合成するべき。よってこの弁慶の鎧は両方「永続的に効果があるアイテム」としての価値がある。
具体的には、復活の腕輪、ワープ草、透明薬、子守り歌の巻物(困った時の巻物)、階段の巻物、吸い取りの杖、呪縛の杖のこと。
ワープ草、階段の巻物、呪縛の杖は本来は順位6に当たるアイテムだが、危機回避能力が高く他のアイテムで代用が効かないので格上げした。
詳しくは「切り札アイテム」を参照。単に危機を回避するだけでなく、敵を倒して解決できるのがポイント。順位3と重なる部分も多い。順位3のアイテムは危機回避アイテムとして必要な量を越えたら順位4になると考えても良い。敵を倒せるアイテムは、必要以上に多く持っていても役に立つということ。
これはとても多くの種類がある。一例を挙げると、混乱の杖、封印の杖、アルコール草、睡眠薬、墨汁。飛び道具や投げ付け用の武器・防具もここに入る。種類が多いので、いつでも何回でも手に入る。したがってこのアイテムは保存することは考えず、利用できる機会にどんどん使用し、どんどん回転させるのが良い。
お掃除の巻物、ワープの杖、吹き飛ばしの杖など。
重要なのは、これらは順位5の「敵を倒せるアイテム」より価値が低いということだ。つまり、単なる投げ付け材としての武器・防具より価値が低い。
これらのアイテムは危機に際して役に立つのだが、そう何度も危機になるわけではない。危機にならないならアイテム欄を無駄に使っているだけである。そして本当に危機に陥ったら、危機回避能力が高い3や4の切り札アイテムで確実に生き延びるべきである。
よって、これらのアイテムは、他に切り札アイテムが無いときくらいにしか持つべきではない。これらのアイテムがアイテム欄に眠ったままになっていないかどうか注意しよう。
ラーメン、識別の巻物、目薬、御払いの巻物などワンポイントの機能しかないアイテム、入れ替えの杖や混乱よけの腕輪など毒にも薬にもならないアイテム、青い汁や壁破壊の巻物などほぼ毒にしかならないアイテムなど。
ワンポイント機能のアイテムが必要かどうかは状況次第。必要があるなら何にも増して持っておきたいが、そうでないならこの順位(または順位8)。つまり、ほとんど持ち歩くべきではない。例えば、呪い解きアイテムは、太陽の腕輪が出ていないなら腕輪を装備識別するために必要だが、太陽の腕輪があれば必要度は一気に下がる。
他のアイテムは、より上位のアイテムがあればまったくと言っていいほど使いどころがない。持っていれば投げ付けで敵を起こしたり、おねだり君がねだってくれることもあるという程度。
マイナスアイテムを持ち歩くときは、操作に細心の注意を払うこと。一番危ないのが、マイナスアイテムを捨てようとするとき(「置く」つもりが指が滑って「読む」になってしまうとか……)。操作ミスで使ってしまうと目も当てられない。そんな神経を使うくらいなら、マイナスアイテムは最初から拾わないというのも良い作戦だ。
命の草、力の薬、満腹度が減っている場合のラーメン類、ただの草など。
アイテムの取捨選択を迫られた場合は、まずこれらのアイテムを持っていないかどうかをチェックするべきだ。
当たり前の事に思えるが、判断が微妙な場合は結構多い。
例えば、ラーメン類は現在満腹度が高くても、やる気が低くてラーメン類とお湯が多ければこの順位になる。識別の巻物は、何か良いアイテムが出た瞬間にこの順位になる(杖の残り回数チェックなどに使う)ことがある。傷薬は切り札アイテムとして機能しなければこの順位になるが、切り札アイテムとして機能するか、機能させる必要があるかどうかは状況判断が必要だ。
現在の武器が白銀の剣で、合成材として魔剣雫斬りを持っている時に、武器屋の巻物が出たらどうするか。
普通は、白銀の剣を将来もベースにするのはいまいちなので武器屋の巻物は順位2の「永続的に効果があるアイテム」になり温存することになる。しかし、ここでメイン武器を魔剣雫斬りに切り替えてしまう手がある。これなら武器屋の巻物は一転して順位8「即使用するべきアイテム」になり、さらに白銀の剣は順位5「敵を倒すのに役に立つアイテム」(投げ付け材)になる。もちろん裏目に出る可能性もあるが、別のアイテムを持てる効果も大きい。武器屋の巻物が複数あればこうするのが良い場合は多い。
以上のように順位を付けてみたが、実際は単に順位の高い方を残せば良いのではなく、状況によって優先度が変わる。どんな状況にも対応できるように全体のバランスを考えるべきだ。
例えば、いくら合成できたときに効果が高いと言っても、合成材を3つも4つも持ち歩いても全部合成できる可能性は低い。切り札アイテムが他に無ければ、敵を倒せない切り札アイテムでも必ず残すべきである。子守り歌の巻物と階段の巻物を持っていれば牢獄ハウスは絶対に生還できるから、つるはしの価値は低くなる。吸い取りの杖と恨みの杖を両方持っているときは、恨みの杖を切り捨てるのが良い選択であることが多い(特に吸い取りの杖の回数を増やせている場合)。
どうしても有用アイテムを切らなければならない場合は、複数持っていて出現率が高く、余ったら有効活用できないアイテム、具体的にはワープ草を切るのが良いだろう。
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