夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち〜第9回

それでは、第9回の歌を見ていきましょう。

「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふ(う)る 松とし帰かば 今かへり来む(ん)」
中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。 あなたと別れても、稲葉山の峰に生えている松のように、あなたが「待つ」と言ってくれたら 私はすぐにでも帰ってきます。
「山里は 冬ぞさびしき まさりける 人めも草も かれぬと思へ(え)ば」
源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。 山里の冬は、ほんとにさびしいものだ。人の行き来もなくなり、草も枯れてしまうのだから。 大発見です。百人一首に我が故郷「鳥取」が詠われていました! 夢伝言作者の出身は、因幡の国。そうです。鳥取のことです。 鳥取には、国府町という町があり、大伴家持(おおとものやかもち)が訪れた町でもあり、 因幡万葉歴史館という歴史資料館があります。 万葉の歌人、家持の声が聞こえてきそうな空間です。 冬は、とても厳しいですよ。今でも雪が、2mぐらいは積もるようです。 「秋の露(つゆ) 冷たし朝の なみだかな」 今朝も、清らかな朝でした。 バックナンバー 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回


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