夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち〜第5回
それでは、第5回の歌を見ていきましょう。
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに」
小野小町(おののこまち)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
花の色も すっかり色あせてしまった。
私自身もむなしく、恋や物思いにふけり、花の色のように衰えてしまった。
ご存知、小野小町の歌です。やはり六歌仙・三十六歌仙のひとりで、
あまりにも有名な歌ですね。
「小町」とはその頃「町」という局(つぼね)にいた采女(うねめ)の通称ということだとか。
今で言えば、宮内庁での女官の中でも結構年配の人(うるさいババアです?)というところでしょうか?
「思ひ(い)わび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり」
道因法師(どういんほうし)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
つれない人を想い、死よりもつらいと想うときもある。
それでも命あればこそ、恋の痛みを知るものよ。
つらさに耐えられずに、心はいつも涙ばかり。
恋とは、なんでしょうか?
愛とは、なんでしょうか?
どちらも、人を育てるものには違いありませんよね。
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