夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち「百人一首の優雅な世界」〜第40回
それでは、第40回の歌を見ていきましょう。
音にきく 高師(たかし)の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ
裕子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)
うわさに聞く高師の浜のあだ波のように、浮気者のあなたの情けは受けません。あなたのために、
袖を涙で濡らしたくないのです。
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
「高師の浜」は、今の大阪府堺市浜寺付近の海岸を指します。
「あだ波」は。寄せては返すむなしい波をいい、ここでは波のように移り気な男性をいいます。
高砂の 尾の上(え)のさくら 咲きにけり 外山(とやま)のかすみ 立たずもあらむ(ん)
前中納言匡房(さきのちゅなごんまさふさ)
高い山の、峰の上の桜が咲いている。里近い山のかすみよ。どうか立ち込めないでおくれ。
美しい桜を、隠さないで欲しい。
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
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= 祈り =
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