それでは、第30回の歌を見ていきましょう。あは(わ)れとも いふ(う)べき人は おもほ(お)えで 身のいたづ(ず)らに なりぬべきかな
謙 徳公(けんとくこう)
愛しい人に見捨てられて、哀れだと言ってくれる人も、いそうもありません。 このまま、恋に焦がれて死んでいくのであろうな。 注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。由良(ゆら)のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな
曽禰好忠(そねのよしただ)
由良の川口を出て、渡る船頭は船の舵を無くしさ迷うように、私の恋の道も前途が知れぬものだな。 ※由良は、京都府の由良川の川口「と」とは「水門(みなと)」のことです。 注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ = 祈り = バックナンバー
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