夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち「百人一首の優雅な世界」〜第22回
それでは、第22回の歌を見ていきましょう。
わが庵(いお)は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり
喜撰法師(きせんほうし)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
私が住んでいる小屋は、都(京都)の南東にあり、静かに住んでいる。
人は世を憂いて世を捨てたと思い、世を憂じ山(宇治山)と呼んでいるよ。
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂(あふさか=>おおさか)の関
蝉丸(せみまる)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
これが、行く人も帰る人も別れてはまた出逢うという、逢坂の関所だよ。
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逢坂(おおさか)の関とは、今の京都府と滋賀県の境にあった関所であり、滋賀県大津市には
逢坂の関所跡の碑があります。
人生も、同じですよね。人との、めぐり逢いと別れとの繰り返しです。
生きることは、当然人との交わりそのものです。
家族であれ、社会であれ、ひとりで生きていることはありません。
どちらの歌も、人との関わりを感じさせる歌です。
= 祈り =
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