夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち「百人一首の優雅な世界」〜第19回
それでは、第19回の歌を見ていきましょう。
「ながらへ(え)ば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき」
藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
生きながらえていれば、つらいと思うことも懐かしく思うであろうか。
あの頃つらいと思ったことが、今は懐かしく思われるものよ。
「めぐりあひ(い)て 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よわ)のつきかな」
紫式部(むらさきしきぶ)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。
めぐり会っても、誰だろうとわからない間に消えてしまったあなたは、
まるで、見えたと思った月がすぐに雲に隠れてしまったようです。
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寒くもなく暑くもない、ちょうどいい季節です。
百人一首には、入学式や新入社員を応援するような歌がありません。
(当然ですね!)
言葉を贈るならば、前段の歌のように、社会の厳しさや辛さに
辛抱して耐えることも必要です。
幾年かたてば、きっと懐かしく思うときがあります。
悲しくもあり楽しくもある人生を、思い切り
味わってください。
= 祈り =
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