夢空間〜あまつかぜ・いにしえの100の夢たち「百人一首の優雅な世界」〜第15回

それでは、第15回の歌を見ていきましょう。

「いにしえの 奈良の都の 八重ざくら けふ(きょう)九重(ここのえ)に にほ(お)いぬるかな」
伊勢大輔(いせのだいふ)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。 昔見た、奈良の都の八重桜が、今日は宮中で咲いているのだろう。 九重とは、京の都の宮中を表す言葉です。
「心にも あらうでうき世に ながらへ(え)ば 恋しかるべき 夜半(よわ)の月かな」
三条院(さんじょういん)
注意)当時使用した、国語の古典資料を参考に、表記しております。 我が心に反しながら、辛い世を生きながらえたならば、この月の美しさを恋しく思うだろう。 ここで一句。
「ふるさとも 師走(しわす)が近し 寒き朝 つめたし吾子(あこ)のもみじ摘む手」
by HP作者 寒い朝の日。 ほんとに手のひらのような紅葉の葉に似た、幼な子の小さい手。 冷たくなりながらも、その手は紅葉を一枚摘み取ってました。 故郷にもすぐ冬が来ているのだろうなと思い、詠んでみました。 皆様も、あったかくして風邪に気をつけてくださいね。 バックナンバー
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