かつらサロンに行く前に知っておきたいカツラの知識
5.部分かつら? 全頭かつら?
我々が目にするかつらは大半が部分かつらと呼ばれるものである。
つまり、自毛を活かし、薄い部分だけカバーするものだ。
一方、全体かつら、全かつら、あるいは、全頭かつらと呼ばれるものもある。
これは自毛は見せず、外から見える髪は、すべて作り物、という状態になる。
多くの場合、自毛のほとんどすべてを失った場合に使用する。
ただし、自毛とは違う色の髪に変えたい時は、部分かつらでは無理なので
自毛が残っていても全頭かつらを使用することになる。
この場合、自毛をネットで包んで頭皮に押さえつけ、その上から全頭かつらを装着する。
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さて、自毛がある程度残っているなら、絶対に部分かつらにするべきだ。
「自毛とのマッチングが大変だから、自毛を見せない全頭かつらにする」
こんな話を時々掲示板などで読むことがあるかもしれない。
だが、これは大きな間違いだ。
全頭かつらは、価格が高いだけでなく、装着が面倒だし、使い勝手も悪い。
部分かつらだって自毛ときちんと合わせれば、差がわかるなんてことはない。
部分かつらで済むのなら、リスクをかかえてまで全頭かつらにこだわる必要はない。
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