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わしが大好きなコーヒー(もう粉末になっているやつね)を買ってくると、以前はパンパンに膨れていたものだが、今では逆にピッタリと密着して売っているな。

一体、これはどういう訳だ?

これは、なんと言ってもコーヒーの風味を『劣化』させないためなんだな。
この場合の『劣化』というのは、何かというと、空気の中の酸素によって『酸化』されてしまうということだ。

コーヒーの香りの成分は何かというと『クロロゲン酸』というやつらしい。
ところで、コーヒーは動物実験では食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌の発育を抑制する事が確認されているらしいぞ。(詳細は、自分で調べるように!)
その効果がひょっとしたら、この『クロロゲン酸』かもしれんな。

詳細はここと見てくれ。
 ↓
http://allabout.co.jp/health/familymedicine/closeup/CU20050130A/

おっと!わき道にそれたわい。>>続きを読む


でだな、こういう有機化合物は酸素があると、酸化されて別の化合物になる性質があるんじゃ。

ほれ、お酒を長い時間空気に触れさえておくと「酢」になっていると、よく言うじゃろ?(言わない?)
あれはお酒の中のエタノールが空気によって酢酸になるからだな。


ということでだ、コーヒーの大切な香りも酸素に長い間触れていると別のモノになってしまい、本来のコーヒーの香りじゃなくなるんじゃ。

それを防ぐために、昔はコーヒーの粉末を入れた袋に「窒素」を吹き込んでいたというわけだ。
窒素は「酸化」するという悪さをしないんじゃ。

そして、今では窒素を入れる代わりに中の空気を抜き、さらに『脱酸素剤』という酸素を吸収するものを袋の中にいれるんじゃ。


これはコーヒーだけでなく、カビが生えやすいお餅の切り売りパックの中に入っていることも多いな。


酸素は生命には欠かせないモノでありながら、悪さもする、というまぁ、わしのような存在っちゅーわけだ。
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