春の白鷺 人の波 登閣再開後初の週末 90分待ち
2015/03/29   神戸新聞

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)の大天守への登閣が再開されて初の週末を迎えた28日、開城時間の午前8時には約1200人が入城口前に並んだ。この日は、城内の桜の開花も宣言。大勢の観光客や花見客らが、柔らかな春の日差しに輝く純白の「白鷺(しらさぎ)城」を楽しんだ。

 姫路城管理事務所(同市)によると、午後4時の閉城までに約1万2387人が訪れ、待ち時間は最大90分となった。ただ、グランドオープン初日の27日と同様、登閣制限となる1日当たり1万5千人は下回った。

 登閣者は城内の太い柱や梁といった建築美や、市街地を一望できる最上6階からの景色を堪能。城内の広場は天守を撮影する人や、桜の木の下でレジャーシートを広げる家族連れらであふれた。

 「平成の大修理」中で登閣できなかった4年前の悔しさを晴らしに来たという東京都の会社員(42)は「殿様気分を味わえた」と、大天守からの眺めに満足そうな笑顔を見せた。

(末永陽子)




【とんび岩のコメント】

 「登閣制限となる1日1万5千人を下回った」ということは、混雑したのは朝方だけで、午後は案外空いていたのではないのか(?)。


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