山口氏は和歌山県連所属 自民・二階氏の地元
2015/01/25   神戸新聞

 兵庫12区選出の山口壮衆議院議員が、所属する派閥の長である二階俊博総務会長の地元、自民党和歌山県連所属という異例の形で、自民党会派入りしていたことが24日までに、和歌山県連関係者らへの取材で分かった。過去の選挙の遺恨で兵庫県連から所属を拒否されており党本部が反発を懸念して調整したという。

 山口氏は元民主党だが、2013年12月に離党届を提出し(後に除籍処分)、無所属のまま二階派に「特別会員」として参加。昨年12月の衆院選では、無所属で立候補、兵庫県連が独自に擁立した候補者らを破った。

 和歌山県連関係者は「二階総務会長の強い働きかけもあり和歌山県連の所属になった」と話した。

 ただ、山口氏の選挙区支部長就任には時間がかかりそうだ。山口氏が次期衆院選で兵庫12区の公認となるには同選挙区支部の支部長になる必要があり、兵庫県連との関係修復が欠かせない。



【とんび岩のコメント】
 山口氏は、今春行われる県議選の相生選挙区(同氏の地元)で、県連の公認候補とは別の候補を推薦している。このことから察すると、現時点では、県連との関係を修復しようとする意思は無いように思える。同氏は何を目指しているのだろう。


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