自慢の「ゆずみそ」栄冠 加工食品の審査会で 
2014/12/18 神戸新聞 

 西播磨7市町で製造された加工食品の審査会「西播磨フードセレクション2014」で、相生市の女性グループ「食と農を守るかあちゃんず」が商品開発した「ゆずみそ」がグランプリを受賞した。このほどメンバーが相生市役所を訪れ、受賞を報告した。    (杉山雅崇)

 西播磨県民局が、管内7市町(相生、たつの、赤穂、宍粟市、太子、上郡、佐用町)特産の農産物を生かした加工食品を広めようと企画。3回目の今年は計71点の応募があった。

 「−かあちゃんず」は、地産地消の推進をテーマに、相生市内の主婦らが2007年に結成。同セレクション初参加でのグランプリ受賞となった。

 受賞作のゆずみそは昨年、試行錯誤しながら完成させた。昨年1年間に約3500個を製造し、全て完売。急きょ再生産したほどの人気だったという。甘いみそと香り高いゆずのハーモニーが特長で、西播磨県民局によると「料理の可能性を広げる」新しい調味料として高く評価されたという。

 相生市役所を訪れた同グループ代表の勝谷公美子さん(58)は「みんなでわいわいと意見を出し合って作ったゆずみそ。評価されてうれしい」と話していた。



【とんび岩のコメント】


 「全て完売」という語法が気になる。後に「急きょ再生産」とあるので、1年間に数回製造し、その全ての場合で完売だったという意味とも受け取れない。

 「まぼろしの〜」と言われた「ゆず大福」の販売量は近年どうなのだろう。ゆずの生産量は足りているのだろうか?。

 相生市内で稲作をしているが、農地に宅地並みの固定資産税がかかるので、どうあがいても大赤字。その点、山林(持ち山)への税金は目を疑うほど安い。今後は山林を生かした農業(キノコ、タケノコ、果樹、山菜、薬草、薪炭、観光など)の方が将来性があるような気がする。綾部山(たつの市)の梅林も、農協婦人部の活動から始まったと聞く。



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