上郡町の係長 公金73万着服 懲戒免職処分
2014/12/05   神戸新聞

 兵庫県上郡町は4日、公金約73万2千円を着服したとして、同町健康福祉課の安東浩司係長(40)を同日付で懲戒免職処分にした、と発表した。

 同町によると、安東係長は、宿泊施設や会議室がある「町立老人福祉センター」の使用料の収納事務を担当。集まった使用料を月2回、まとめて町会計課に納付することになっていた。

 11月26日、町会計課職員が納付されていないことに気づき、本人に確認したところ、8〜11月分の使用料の着服を認めたという。町の調査に「住宅ローンの返済やパチンコ、競馬など使った」と話したという。

 町は全額の返還を求めているが、現在のところ応じておらず、連絡がつかなくなっているという。今後、刑事告訴を検討する。また、町長や副町長、担当課長を減給とする方針。



【とんび岩のコメント】

 上郡町で役場の係長というと、悪くない職業のように思うが、何故、公金に手を出すようなことになったのだろう。ギャンブル依存症かな?。

 朝日新聞によると、同係長が横領したのは8〜11月分の使用料「全額」。一部をチョロまかす方が発覚しにくいはずだが、4カ月にも亘って全額を使い込むとは、ヤケッパチだったのだろうか。あるいは、競馬で当てればまとめて返済できると都合よく考え、ズルズルと深みにはまったのかもしれない。

 神戸新聞は「着服」、朝日新聞は「横領」と書いている。両者はどう違うのだろう。またこの事件の場合、どちらがより適切なのだろう?。


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