男性講師体罰 平手打ち6回 赤穂市立中学
2014/10/28   神戸新聞

 赤穂市立中学校の男性臨時講師(28)が今月中旬、3年生の男子生徒に顔を6回たたく体罰を加えていたことが27日、同市教育委員会への取材で分かった。県教委が処分について検討する見通し。

 同市教委によると、講師は17日、体育の授業中にガムをかんでいたとして、授業後に男子生徒に注意。生徒が否定したところ、顔を平手打ちした。さらに生活態度などを注意しながら、平手打ちを5回繰り返したという。

 講師は直後に、体罰を加えた生徒の担任教諭と学年主任に伝えたが、校長ら管理職には伝わっていなかった。同日夜になって生徒の保護者から電話を受けた講師が、校長に連絡。校長と講師は生徒宅を訪れ謝罪した。学校は27日、緊急の保護者会で経緯を説明した。

 同市教委は「いじめ・暴力追放を子どもらに呼び掛けている中で・大変申し訳ない」としている。

(小林伸哉)



【とんび岩のコメント】

 事実関係がこの記事の通りだとすると、講師は授業中に「現行犯」で注意すべきだったと思う。事後では、シラを切られるのは目に見えている。そのシラに腹を立てていては世渡りはできない。中学3年生のズルさは大人と変わらない。

 講師から伝えられた担任や学年主任が管理職(校長)に報告しなかったのは何故だろう。単に時間がなかったからか、それともトラブルに係わりたくなかったからか、あるいは黙認(もみ消し)しようとしたのか?。その後、保護者からの電話を受けた講師は、自分で校長に連絡している。何故最初からそうしなかったのだろう?。

 この件は、いち早く(25日に)赤穂民報が報じ、同紙のサイトには、その日のうちに、多くのコメントが寄せられている。神戸新聞の記者さんは「27日、市教委への取材で分かった」と書いているが、より正確には、「赤穂民報で知って、市教委に確認した」のではないのか?。


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