森君(龍野小)全国大会V 陸上小学5年男子100bの部
2014/08/27   神戸新聞

 今月、横浜市で開かれた「第30回全国小学生陸上競技交流大会」で、兵庫県たつの市立龍野小学校5年の森聖弥君(11)が、5年男子100bの部で優勝した。本格的な練習に取り組み始めてまだ間がないが、兵庫県の小学生記録を塗り替える力走を披露。新たに誕生したスプリントに周囲の期待が集まっている。

 同部には各都道府県の予選会で優勝した47人がエントリー。森君は予選と準決勝の2レースを各組1位、タイムでは2位で通過。決勝を12秒70で制し、全国の頂点に立った。

 観客席では、クラスの仲間が作った特大応援旗が森君の活躍を見守った。「期待に応えられてほっとした。自己タイムが伸びて満足」と振り返る。

 身長153a、体重46`のがっちりとした体格。6月の県予選会後に、学校で本格的な短距離走の練習を始めた。フォームを直し、体の軸がぶれない走りを身に付けた成果が出たという。

 いまは少年野球との掛け持ちだが、いずれは陸上の道に進みたい気持ちもあるという。

 メダルとトロフィーを手にした森君は「あこがれの北京五輪陸上400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さんのように、世界で活躍できる選手になりたい」と話す。(松本茂祥)
 



【とんび岩のコメント】
 短距離走の本格的な練習は2カ月前に始めたばかりなのに、兵庫県記録を塗り替えて全国優勝とは頼もしい。森聖弥君か。順調に成長することを期待して名前を覚えておこう。

 陸上競技は原則(リレー以外は)個人競技で、野球などの団体競技とは文化が異なる。周囲の大人に、その面での理解があるのかどうか心配。
 


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