相生市文化会館愛称決まる 「なぎさホール」に 
2014/08/19 神戸新聞 

 相生市は18日、2016年春の完成を目指し、同市相生6に新設する「相生市文化会館」の愛称が「なぎさホール」に決定したと発表した。同日、建設予定地で地元住民や工事関係者約50人が安全祈願祭を行い、同市民会館(旭1)でも記念式典があった。

 建設予定地は、市が所有する相生港の埋め立て地。鉄筋コンクリート3階建てで、建設事業費は約30億1700万円を予定する。耐震性が不十分と診断された市民会館の後継施設として、約600人を収容する大ホールのほか、多目的室などを備える。

 同市は今年に入り、市民文化会館の愛称を市民から募集。241件の応募から、市内の4人が提案した「なぎさホール」を採用した。記念式典では、谷口芳紀市長から4人に記念品が贈られた。

 また同時期に公募していた施設命名権は、情報通信機器販売会社「扶桑電通」の姫路営業所(姫路市南駅前町)に決定。16年から3年間は「扶桑電通なぎさホール」が通称名となる。

(杉山雅崇)



【とんび岩のコメント】


 相生市文化会館建設に関しては、6月14日の神戸新聞に「入札不調」の記事があった。その後、建設業者が決まったというような話は聞かなかった。しかし今日の記事には「工事関係者約50人が安全祈願祭を行い〜」とある。ということは、建設業者が決まったということかと、相生市のホームページで「入札結果」を探したら、あった!。7月7日に清水建設神戸支店が落札していた。

 記事中の「建設事業費」は消費税込みの落札価格のようだ。公共工事でも消費税を取られるとは知らなかった。負担するのは相生市だから、国が相生市から取っているようなものだ。

 Googleで「なぎさホール」を検索してみた。トップに抽出されたのは逗子文化プラザホールで、これの愛称も「なぎさホール」のようだ。東京の品川区には「なぎさ会館」というのがあるらしい。品川区の公営斎場とのこと。「なぎさホール」と「文化会館」をチャンポンにして間違えないように気をつけましょう。



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