ヒトリシズカ(一人静)
Since 2006/04/29


 静御前の吉野山での舞姿にたとえて付けられた名前だそうです。ヨシノシズカ(吉野静)とも呼ばれます。

 こう書いてきて、高木彬光の小説「成吉思汗の秘密」を思い出しました。昔からある「成吉思汗(ジンギスカン)と源義経は同一人物」という伝説をテーマにした作品です。高校時代(40年以上前)に読んだもので、筋書きなどは忘却の彼方ですが、「成吉思汗」を「吉(よし)成りて水干(すいかん)を思う」と読ませた部分だけは妙に鮮明に覚えています。「吉成りて」は「吉野で」の意味。水干(すいかん)は平安末期の白拍子(遊女)が付けていた衣装のこと(静御前は白拍子でした)。すなわちジンギスカン(=源義経)は、静御前の吉野での舞姿を思い出して名前にしたというのです。

 下の写真は2006年4月24日、岡山県後山の標高700b付近で写したものです。すぐ近くにシマヘビがとぐろを巻いて日向ぼっこをしていました。そのシマヘビの写真はこちらに載せています。  → シマヘビ(縞蛇) 


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