ヒメウズ(姫烏頭)
Since 2006/04/27
「烏頭」とは漢方でトリカブトの母根、すなわち茎に直接付いている塊根のことです。転じてトリカブトそのものも「烏頭」と呼ばれます。「姫」は「小さい」という意味の接頭語です。「姫烏頭」はトリカブトに似た小さな草ということになります。実際トリカブトと同じキンポウゲ科で、20〜30aと小さいながらも、塊根や葉の形はよく似ています。 写真は2006年4月22日に実家(兵庫県相生市)の納屋の蔭で撮ったものです。建物と石垣に挟まれて薄暗い場所のうえ、風の通り道とあって、か細い茎が僅かな風にも揺れるし、ストロボを使うと色が不自然になるしで、難儀しました。 撮影後、脇の石垣の間から生えていた10本ほどを植木鉢に移植(寄せ植え)しました。塊根は大きいもので1a、小さいものは5_程度でした。来年は鉢植え状態で撮影したいと思っています。 |
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