アナグマ(穴熊)
Since 2015/03/07



 イノシシが出没する持ち山(相生市南部)にくくりワナ≠仕掛けたら、予想外の獣が掛かりました。

 初めはタヌキかと思ったのですが、(1)目の周りの暗色の模様が頭頂部まで伸びている、(2)尻尾にアライグマのような横縞模様は無い、(3)前肢の爪は湾曲して長い(写真2枚目)、などの特徴から、アナグマと判定しました。

 ウィキペディアによると、ニホンアナグマは11月下旬から4月中旬まで冬眠し、平均気温が10℃を超える頃になると冬眠から目覚めるとのこと。冬眠から覚めてまだ寝ぼけ眼だったために、罠に掛かったのかも知れません。地域によっては冬眠しないこともあるようなので断定は出来ませんが。

 昔からタヌキと混同されることが多く、タヌキと同様に「ため糞」や「擬死(死んだふり)」の習性もあるそうです。肉は美味で、民話に出てくる「タヌキ汁」の多くは、実際には「アナグマ汁」だったものと推測されています。

 狩猟期間は通常11月15日から翌年2月15日までですが、兵庫県の場合、ニホンジカとイノシシについては1ヶ月間延長され、3月15日までとなっています(平成26年度)。今回アナグマがイノシシ用のワナにかかったのは3月5日。(アナグマについては)狩猟期間終了後になるので、リリースしなければ違法です。しかし鋭い歯や爪を使って激しく抵抗するので近づくのは危険でした。やむなく板きれを盾にして何とか1メートルまで寄り、くくりワナの「締め金具」を止めているバネを緩め、自力でワイヤーを振りほどいてくれるのを待ちました。翌朝見に行くと姿は消えていました。


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