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ツレサギソウ属
Genus Platanthera Louis Claude Marie Richard 1817
 分布:旧大陸〜新大陸。北半球。
 形態:ランクAランクB。地生種。湿地性。
 栽培:水を非常に好む。毎日頭上灌水・腰水。日照を十分取り肥料は与えない。高地性種は水温上昇に注意するが概ね耐暑性が高い。休眠期は太い根を地中に残す。万一芽(成長点)が枯れても再生するので破棄しない(謎)。増殖は株分け。





Platanthera hologlottis Carl Johann Maximowicz 1859
 [水千鳥・麝香千鳥・匂千鳥、Mizu-Chidori・Jyako-Chidori・Nioi-Chidori]
 分布:日本(千島列島〜北海道〜本州〜四国〜九州)、朝鮮半島、中国〜ロシア。
 形態:茎節は高く伸び間隔を置いて細長い葉が幾つも付く。花茎はよく伸び花数多く着花は密。花の多さで花茎が枝垂れる事がある。花色は純白で距があるが花に沿って回り込むので目立たない。芳香性。
 栽培:腰水・若しくは毎日の頭上灌水。高地性なので鉢内水温上昇厳禁。陽光。通風。
 備考:絶滅危惧II類(長野)・絶滅危惧T類(福井)・絶滅寸前種(京都)・準危急種(岡山)・絶滅危惧II類(山口)・絶滅危惧B類EN(愛媛)。

Platanthera metabifolia Maekawa Fumio 1935 []
 [双葉連鷺・蝦夷千鳥、Futaba Tsure-Sagi・Ezo-Chidori]
 分布:日本(北海道)。
 形態:草原性。花茎はよく伸び花は先端に固まって着く。
 栽培:北方系。プラ鉢(鹿沼+燻炭、砂系可)。地植え可。乾かない程度の灌水・びしょびしょにしない。肥料。芽出しの時期はよく陽に当てる(午前中)。北方低地生で栽培は容易なほうだが増殖は叶わない。
 備考:双葉は葉が向かい合わせに付くところからで、葉が2枚しかない訳ではない。

Platanthera tipuloides (Carl von Linné 1758) John Lindley var.niponica (Makino Tomitaro 1902) Ohwi
 Bas.Platanthera niponica Makino Tomitaro 1902
 [小葉蜻蛉草、Koba no Tonbo-So]
 分布:日本(北海道〜本州〜四国〜九州)。
 形態:全体に細くひょろひょろ。花茎は長く伸び数は多いが見ごたえの無い小さな花がぱらぱら着く。花色は薄緑。花には目立った距があり、蜻蛉が行うようにぐっと上に反らせている。
 栽培:腰水・若しくは毎日の頭上灌水。やや低地性なので然程神経質になることは無い。陽光。通風。
 備考:細葉木曽千鳥(着花が詰まり気味で距が枝垂れる。新・旧大陸広範に分布)が基本種。本種に関しては園芸的需要が極めて低く、絶滅の脅威は開発行為とされる。絶滅危惧種(京都)・準絶滅危惧(福井)・絶滅危惧I類CR+EN(島根)・準絶滅危惧(山口)・絶滅危惧U類(宮崎)。


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