<back to index キンラン属 Genus Cephalanthera Louis Claude Marie Richard 1818
分布:旧大陸。北半球(温帯以北)。日本〜欧州。
形態:地生種。
栽培:ランクA。プラ鉢若しくは素焼き鉢(可能な限り大きなもの)。鹿沼土+燻炭+腐葉土+ダンボール。但しダンボールだけでは長期栽培不可能。石灰質を加えるのが一般的。松・イネ科植物との混植が非常に有効との報告あり。根を乾燥で傷めることが多いので、植え替え時に長時間放置しないようにする。素焼き鉢では毎日灌水。木漏れ日のある場所(着色花種)〜明るい日陰(白色花種)。本当に暗いとひょろひょろ育ち着花を見ない。通風。肥料。増殖は株分け。
Cephalanthera falcata (Carl Peter Thunberg 1794) Carl Ludwig von Blume 1859 [●]
[金蘭、Kin-Ran]
分布:日本(本州〜四国〜九州)、朝鮮半島、中国。
形態:風・光の影響が少ない場所ほど大型になる。
栽培:ランクA。国土交通省の公開データによれば、4月から10月にかけての生育期の植え替えは御法度とのこと。
備考:葉や花の状態によりスジキンラン・シロバナキンランなどとも呼ばれる。絶滅危惧2類(環境省)。Bランク(青森)・絶滅危惧U類VU(埼玉)・絶滅危惧IB類EN(長野)・絶滅危惧2類VU(愛知)・準絶滅危惧(岐阜)・絶滅危惧 I 類(石川)・準絶滅危惧種(京都)・県域絶滅危惧U類(福井)・要注目(大阪府)・準絶滅危惧(広島)・準絶滅危惧(山口)・絶滅危惧II類VU(愛媛)・絶滅危惧U類VU(高知)・絶滅危惧TB類EN(佐世保市)。
Cephalanthera longibracteata Carl Ludwig von Blume 1859 [●]
[笹葉銀蘭、Sasaba Gin-Ran]
分布:日本(北海道含千島列島・樺太〜本州〜四国〜九州)、朝鮮半島標高700〜1200m。
形態:Cephalanthera erectaによく似るが全体に大型で苞葉が花を超える。にゅっと伸びた鈴蘭様。花もよく似ている。茎や葉に微毛密生。葉は笹葉状で長大。葉(苞)が花の部分を越える。短めだが明瞭な距を持つ。休眠期は地上部を枯らし、線虫様の細い白根の束とその頂部の冬芽で過ごす。繁殖は実生に頼っているようで、群生することは無い。
栽培:ランクA。本種は芽数が増えないので株分け不能。結実後は枯れる傾向がある(体力不足か)。本種は何故か欧州でも販売されており、更に栽培容易とのコメントが付されている事が多い。本当に容易であれば育つ要因は何なのか知りたいもの(温度・霧・硬水の何れかか?)。
備考:危急種(岡山)・絶滅危惧IA類(山口)・絶滅危惧A類CR(愛媛)・絶滅危慣IA類CR(高知)。