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シュンラン属
Genus Cymbidium Peter Olof Swartz 1799
 分布:東アジア〜東南アジア〜豪州北部・東部、インド、マダガスカル。
 形態:地生〜着生性。根は白色で極太。偽鱗茎は明瞭だが、植物体に対し小さい。葉は幅狭く長さがある。葉厚は薄く垂気味となる。花茎はよく伸びる。花は多花性で芳香を放つ。花色に幅のあるグループがあり、まるで別種に見えることもある。
 栽培:ランクA+(一部腐生種あり)〜ランクD。鉢(赤玉・鹿沼土・水蘚)。肥料(改良品種は非常に食う)。通風。濡れ過ぎ・乾き過ぎを嫌う。増殖は通常株分け。害虫は余り付かない。ウイルス疾患(Cymbidium Mosaic Virus)の出易い代表。
 備考:1種1種の分布域が非常に広い。我が国では行政による山林破壊・個人による盗掘で壊滅状態。但し趣味家の手で多くが保存されている。





Cymbidium dayanum Heinrich Gustav Reichenbach 1869 [] [画像]
 [Kanpo-Ran]
 syn.Cymbidium acutum
 syn.Cymbidium dayanum var.austrojaponicum [辺塚蘭・Hetsuka-Ran]
 syn.Cymbidium simonsianum
 分布:日本(九州南部〜南西諸島)、東南アジア(マレー半島・インドネシア)、インド。
 形態:着生種(高い樹木に着生)。但し根は露出しない。花茎は下垂。
 栽培:ランクD。乾燥には耐えないので用土は常に湿り気を、空中湿度は高く保つ。増殖は株分けによるが、小分けするとダメージを受けるのでなるべく大株で保存。
 備考:絶滅危惧IA類CR(環境省)。鹿児島県希少野生動植物の保護に関する条例指定種。

Cymbidium goeringii (Heinrich Gustav Reichenbach) Heinrich Gustav Reichenbach 1864
 [春蘭・Shun-Ran、中国春蘭・Chugoku Shun-Ran、爺婆・Jiji-Baba]
 分布:日本、台湾、朝鮮半島〜中国。
 形態:地生種。花茎は直立。着花は花茎に対し1(日本産)〜3と本属としては非常に少ない。
 栽培:ランクD。鉢(赤玉土・鹿沼土)。明るい日陰。乾かし気味に管理する。増殖は株分け。
 備考:園芸固定品種多数。春寒蘭は文字通り寒蘭との交雑。寒蘭盗掘業者に間違って掘り取られ、捨てられてしまうと言う話がある。

Cymbidium kanran Makino Tomitaro 1902 []
 [寒蘭・Kan-Ran]
 分布:日本(本州〜九州〜四国〜南西諸島)、台湾、中国南部。
 形態:地生種。花茎は直立。
 栽培:ランクD。鉢(赤玉土・鹿沼土)。明るい日陰。乾かし気味に管理する。
 備考:園芸固定品種多数。元々地域ごとの変異が多い。ex.南国(覆輪・緑花)・麗冠(赤花・無班)・晃玉殿(赤紫花)など。絶滅危惧IA類CR(環境省)。絶滅EX(愛知)。危惧種(三重)。絶滅危惧IA類(山口)。絶滅危慣IA類CR(高知)。EN(長崎)。絶滅危惧種(沖縄)。鹿児島県希少野生動植物の保護に関する条例指定種。

Cymbidium lancifolium Joseph Dalton Hooker 1823
 [梛蘭・Nagi-Ran]
 分布:日本(本州〜南西諸島)、中国、インド。
 形態:地生種。花茎は直立。
 栽培:ランクC。鉢(赤玉土・鹿沼土)。明るい日陰。乾かし気味に管理する。株分けは難しい。


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