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エンレイショウキラン属
Genus Acanthephippium Carl Ludwig von Blume 1825
 分布:旧大陸低緯度低地産。インド東部〜東南アジア(中国南部)、フィリッピン、インドネシア西部(〜ボルネオ島)。
 形態:地生種(腐生種ではない)。葉は薄っぺらく槍穂状、幅広く辺縁が波打つ。葉の両面とも中肋に沿い蛇腹が入る。偽鱗茎は強大で茄子〜里芋の根茎並み。花茎は最も新しい偽鱗茎に沿い葉鞘に包まれて出現する。花茎は1〜数本立ち、途中で分岐して3〜5個の蕾を付ける。花弁は肉厚で互いに合着、筒状を成し先端が唇のように開口する。
 栽培:ランクD。高温性。栽培容易。根張りが非常によいので大きめの鉢を用いる。肥料喰い。乾燥・強光に弱い。増殖率は良く株分けで増やせる。通風が悪いと葉に貝殻蟲が付きやすい。





Acanthephippium mantinianum Jean Jules Linden & Cékestin Alfred Cogniaux 1897 []
 [比律賓鐘馗蘭、Philippin Shoki-Ran]
 分布:旧大陸。フィリピン。
 形態:根は白色で極太。偽鱗茎は強大、落葉しても萎縮しない。葉は幅広く先端が尖る。花は黄で先端臙脂。
 栽培:ランクD。熱帯性の扱い。非常に強健。鉢(プラ鉢〜駄温鉢)。大きなものを用意する。根は強大で植え替えをサボると鉢を破壊する。用土は赤玉土中粒単用(水捌け第一)。冬季最低気温を18℃とする。湿度。毎日頭上灌水。偽鱗茎に皺が寄るようなら水不足。肥料。陽光(直射不可)。植え替えは春(温度を確保できれば何時でもよい)。増殖は株分けで偽鱗茎2つを切り離す。
 備考:異様な花の形状から、過去には食虫植物と間違えた文献がある。


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