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直線上に配置
☆精神科まとめ

・離人症候群は幻覚を伴わない
 ナルコレプシーには『入眠時幻覚』がある。

・REM睡眠中に夢を見る

・神経衰弱状態では注意集中困難、記名力障害などの精神機能低下を来たすが、質見当識は障害されない

・不安発作
 呼吸切迫、めまい、心悸亢進など
 嘔気、腹痛、強通など
 離人感
 死の恐怖、気が狂うのではないかという恐怖

・意識消失⇒不安発作では起こらない
 ヒステリーやてんかんで起こる。

・振戦せん妄の状態では痴呆になっているとはいえない。

・ハーフウエイハウス、福祉ホームは精神障害者のための共同住宅
 援護寮も同様。
 社会復帰のための通過住居のひとつ。

・うつ病ではレセルピンは禁忌。
 ⇒イミプラミン、アミトリプチリンなどを用いる。

・うつ病では激励は禁忌。

・慢性の精神分裂病に精神分析療法は禁忌。

・医療保護入院は精神保健指定医でなければできない。
 自傷他害の恐れがある時には措置入院

・医療保護入院も最寄の保健所所長を経て都道府県知事に届けなくてはならない。
 ⇒退院した場合も
 ⇒つまり患者本人の同意を得ていない入院は知事に届けなくてはならない。

・精神保健福祉センター
 ⇒簡単にいうと『人材を育てる、広報、調査を行う』
 保健所を前線とすると、精神保健福祉センターは後方補給基地といったところか。

・アルコール精神病
 @振戦せん妄 Aアルコール幻覚症 Bアルコールてんかん
 CKorsakoff・Wernicke症候群 などなど
 ※依存症は含まれないことに注意。

・クレッチマーの分類
  分裂気質⇒分裂病 循環気質⇒躁鬱病
 下田の分類
  執着性格、メランコリー性格⇒うつ病に関与
 鬱病は『循環、執着、メランコリー』

・健忘
 心因性に生じるのは、選択健忘、全生活史健忘
 ←この二つのみ。注意!!
 逆行健忘は外傷により生じる。
 一過性全健忘は心因性には生じない。

・Gerstmann症候群⇒左右失認、手指失認、失算、失書
 優位半球の頭頂葉の障害によって出現する。
 ⇒『左』半球頭頂葉の障害

・Anton症候群⇒疾病否認
 後頭葉の障害で生じる。
・発動性障害は前頭葉の障害で生じる。

・Gilles de la Tourette症候群⇒運動性チックに汚言症を伴う。

・Ganser症候群⇒拘禁状態で見られる心因反応
 的外れ応答、偽痴呆、小児症などの症状

・Balint症候群⇒精神性注視麻痺、視覚失調など

・ナルコレプシー
 @脱力発作 A睡眠発作 B睡眠麻痺 C入眠幻覚
 ※発作時にはREM期の脳波
 三環系抗うつ薬、精神刺激薬を使う。

・多幸症≠躁病の爽快気分

・神経症の診断に用いられるのは性格テストのうちで投影法
 ⇒Rorschach,SCT(文章完成テスト)、CMI、TAT(絵画統覚テスト)

・遊戯療法
 ⇒児童神経症、幼児自閉症、その他各種の児童精神障害の治療に用いられる。

・ヒステリーは『無意識』で起こるので精神分析療法は有効
 逆に支持療法は効果がない

・森田療法の適応は『変な行動』をするもの
 ⇒神経衰弱、心気症、強迫神経症、恐怖症、不安神経症

・ベンゾジアゼピン系抗不安薬
 ⇒@抗不安作用 A催眠作用 B筋弛緩作用 C抗痙攣作用
  ※抗幻覚作用はないことに注意。

・フェニトイン、炭酸リチウムは血中濃度測定が必要。

・三環系抗うつ薬の副作用(イミプラミン)
 ⇒口渇、起立性低血圧、視力調節障害(⇒緑内障には禁忌)
  排尿障害

・抗精神病薬(ハロペリドール)の副作用
 ⇒錐体外路症状
 ⇒パーキンソンニズム、アカシジア、遅発性ジスキネジア

・ジアゼパムにはこれといった副作用はない。
 依存形性はあり。

・悪性症候群
 ⇒抗精神病薬の中止、ダントロレンの投与

・糖尿病・・・・・うつのみ
 痴呆を来たす疾患
 ⇒Hungtinton舞踏病、Wilson病、ペラグラ,進行麻痺、HIV

・アルコール幻覚症では意識障害を認めない、注意!!
 意識清明下での幻聴を主徴とする。過度の飲酒で起こる(断酒時ではない。)
 小動物幻視は『振戦せん妄』。断酒時に起こる。よく出てくる。要チェック。
 ここらへんの鑑別は重要。

 アルコール依存症
  アルコール離脱・・・・・・・・・@振戦せん妄 Aアルコールてんかん
  アルコール多量摂取・・・・・Bアルコール幻覚症
 アルコール精神病
  CWernicke→DKorsakoff症候群
  E嫉妬妄想
 ※@〜Bも広い意味でアルコール精神病

・覚醒剤、大麻では身体依存(−)

・自律訓練法は『心身症』

・うつ病⇒抑うつ
 神経症⇒抑圧   【注意】

・心身症では環境への過剰適応、神経症では不適応がある。
 ⇔心身症患者は神経症になりにくい。むしろまったく逆だと考えられる
 心身症では症状は特定の器官に固定する。
 機能障害から器質障害へと進む。
 
・精神分裂病
 ⇒言語常同(型にはまった行為を反復して長時間続けるもの)
  思考途絶→思考滅裂へ、
  言葉のサラダ

・精神分裂病で予後のよいもの
 ⇒心理的・身体的誘引が存在する、高い知能、発症の年齢の高いもの
  病前性格として循環気質が見られる(分裂気質ではない)、社会適応が良好
 ※逆に予後不良なのは発症が緩徐なもの。発症年齢が低いもの


・単極型うつ病⇒発症年齢が高いことが重要(30歳以上で発症する事が多い)

・躁病の治療⇒炭酸リチウム+カルマバゼピン
 そのほか、ハロペリドール、レボメプロマジンなどの向精神病薬も使う。
 
・非定型精神病
 周期性または相性に発病することが多い。(躁鬱病に似ている)
 幻覚は感覚性が著しい。
 妄想は浮動的・非体系的である。
 意識障害を伴うことが多い⇒精神分裂病や躁鬱病と大きく異なる点
 感情疎通性は保たれている。予後は比較的良好

・自律神経発作⇒6&14Hz陽性棘波

・WEST症候群ではACTHが効くが、
 Lenonox症候群になると効かなくなる⇒ニトラゼパム、クロナゼパム

・せん妄⇒軽度の意識障害⇒失見当識障害
 ⇒『TPO』がわからなくなる。

・記名力障害では数字の逆唱ができない

・術後せん妄
 ⇒睡眠覚醒のリズムが障害される、症状は夜間に増悪する

・うつ病では入眠障害・熟睡障害・早朝覚醒などのあらゆる形の不眠が出現する。
 それとは逆に過眠を呈するうつ病もある。

・緊張病=緊張型精神分裂病
 緊張病性興奮・緊張病性昏迷・カタレプシー・反響動作・反響言語・常同症・拒絶症
 ※カタレプシー=蝋屈症
  ⇒他動的にとらせた姿勢をそのまま保ちつづける、排泄もそのまま漏らす

・前頭葉障害
 ⇒『自発性低下』、性格変化(モリア、ふざけ症)、Broca失語、原始反射出現
・頭頂葉症候群
 ⇒『知覚障害』、失行、失認、失読、失書、Gerstmann症候群、Balint症候群
・側頭葉症候群
 ⇒『記憶障害』、性格変化(粘着性、爆発性)、記憶障害、Wernicke失語、
  側頭葉てんかん、Kluver−Bucy症候群(性欲と食欲の抑制消失状態)
・後頭葉症候群
 ⇒Anton症候群、同名半盲

・させられ体験(作為体験)⇒思考吹入、思考干渉

・思考途絶・滅裂思考(連合弛緩・言葉のサラダ)
 ⇒精神分裂病

・離人症⇒精神分裂病、うつ病、離人神経症
 『自我意識の障害』

・失外套症候群(=植物状態)
 ⇒大脳の外套(皮質)が広範な障害を受けるが、脳幹機能は保たれている状態。
  脳外傷・脳炎・一酸化炭素中毒などにより,両側の大脳半球に広い病変が及んだ
  時に出現する。
  睡眠と覚醒のリズムは保たれる(脳幹機能)
  覚醒時に開眼しているが、コミュニケーションはない
  ほとんど脳死と同じだが、『追視』はできる。

・思考途絶は分裂病、思考制止はうつ病

・児戯性爽快は分裂病の症状。爽快気分との違いに注意。

・精神療法について
         KEY WORD      適応疾患
 精神分析療法  自由連想法、転移       神経症
 森田療法    訓練療法、あるがまま、軽作業  強迫神経症、神経質、恐怖症
 自律訓練法   自己催眠           不安神経症、心身症
 行動療法    学習理論、系統的脱感作     幼児自閉症、神経症
 集団精神療法  断酒会            アルコール依存症
 生活療法    作業療法、芸術療法       慢性精神分裂病
         レクレーション療法
 ※心身症は自律訓練法のみ、『なんとなく自律神経やられそう、なイメージで。』
  神経症は精神分析、森田療法、行動療法などいっぱい。
  慢性分裂病は『なんとなく手を使うイメージっぽい』

・L-Dopaの副作用
 胃腸障害、ジスキネジア、せん妄状態
 急な中止で悪性症候群を起こす。
 ※運動失調は起こさない、注意。

・作業療法は精神分裂病、強迫神経症ではない。

・措置入院の期限は72時間。

・症状精神病
 ⇒脳の気質的疾患を除いた、一般の身体疾患の経過中に現れる精神障害のこと
  痴呆は違うということに注意。

・SLE(CNSループス)はあらゆる症状を起こしうることに注意。
 ⇒せん妄、幻覚、妄想、躁鬱

・糖尿病は末梢神経症状のみ。
 『精神病』は起こさない。痴呆はありだけどね。

・ペラグラはナイアシンの欠乏、
 Wernicke脳症はVitB1の欠乏で生じる。

・基本的に分裂病では失見当識、記憶、意識の障害はない

・慢性期の分裂病
 ⇒生活療法
 ⇒作業療法・芸術療法・レクレーション療法
 『生活療法は分裂病、行動療法は小児自閉症、神経症』

・帯続言語はPick病
 Pick病では著明な人格変化が見られる。

・分裂病の感情の調節異常
 ⇒両価性 →対立した感情を同一対象に対して同時に抱く矛盾した状態
  気分倒錯→体験内容にそぐわないような情動を示す状態

・運動切迫は精神分裂病(了解不可能)
 ⇔行為切迫は躁病(一応了解可能)

・躁病でも睡眠障害は起こるよー
 鬱病と共通。

・脳波の賦括法
 精神運動発作  →睡眠
 小発作(欠神発作)→過呼吸
 ミオクロニー発作→光刺激

・側頭葉てんかん=精神運動発作=自動症発作=複雑部分発作・・・・・意識障害(+)
 →カルバマゼピンが有効。

・バルプロ酸ナトリウムはすべてのてんかん発作に使える。

・催眠療法、自律訓練療法は不安神経症、心身症
 強迫神経症には用いられない。

・対人恐怖は青年男性に多い。ちょっと意外。

・Kanner症候群→小児の自閉症

・モルヒネ中毒→身体依存・精神依存・耐性はいずれも強い。
 幻覚・妄想は生じない。
 被刺激性、興奮など。

・痴呆患者質問をはぐらかしたり、能力低下を否認する。

・Huntington舞踏病では尾状核を中心とした神経細胞の変性が原因。
 黒質細胞の変性はParkinson病で見られる。

・Korsakoff症候群=記名力障害+失見当+作話

・錯覚:現実に存在するものを別なものとして知覚する事
 幻覚:現実に存在しないものをあると知覚する事
 分裂病では幻聴、振戦せん妄では幻視が主に見られる。

・偽痴呆→未解決拘禁状態で見られる
 神経症のひとつ

・末尾にIがつくのとY-Gは質問紙法
 →CMI,MMPI

・妄想気分
 ⇒『周囲が不気味に感じられる』
 ⇒精神分裂病に特徴的。鬱病ではないことに注意。

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