医療事務
医療事務というお仕事は、ご存知? |
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医療事務というお仕事 | |||
私たちは、病気やけがをして医者にかかる場合、保険証を持っていけば、
わずかな費用で診療が受けられ、薬をもらうことができます。残りの費用は、私たちが加入している保険を営んでいるところ、保険者といいますが、その保険者から各医療機関に支払われます。 保険者から残額を請求するために、各医療機関は、患者一人ひとりのカルテから1枚のレセプト(診療報酬請求明細書) を作り、各保険者に提出します。このレセプト作りの仕事を、保険請求事務といい、医療事務員の行う最も大切な仕事です。 具体的な仕事の内容は、毎日、診療の終わった患者のカルテから、診察、検査、投薬などの内容を、診療点数早見表という、診療行為が点数で表されている辞書の様なものを見ながら点数になおします。 例えば、初診は○点、投薬は△点、注射は×点と決まっており、その日の診療の点数を計算、患者の保険の種類による自己負担金を計算し、会計では患者から、自己負担金の徴収をします。 大病院でも個人病院でも、仕事の内容は あまり変わりません。ただ、最近はコンピュータを使っているところが多いですから、そういうところでは、診療行為を入力するだけで、その日の診療の点数から、患者負担金まで、コンピュータが計算してくれます。ですから、受付けや会計の窓口に座っている事務員の中には、点数を全く(・・・全くは言い過ぎでしょうか、あまり)知らない人がいるのも、確かです。 毎月の仕事としては、一人ひとりの患者の1カ月間の診療報酬を計算し、各保険者に提出する診療内容を明示したレセ プトを作成する事があります。事務作業の中で一番大切な部分で、誤りのないレセプトを短期間に作成しなければなりません。保険請求は歴月でまとめて、翌月の10日迄に請求する事が決められているため、月末から月初にかけては仕事が集中し忙しくなります。 この仕事の就業形態は、さまざまです。病院などの常用雇用者として医事課に所属している医療事務員の他に、近所の医療機関などで毎月10日程、仕事をするパートタイマーや、人材派遣会社の社員として病院などへ4〜5名のグループで毎月1〜2週 間派遣される人、または、フリーで直接病院と契約し、毎月数カ所の事務 をこなす人などがいます。この人たちは月ぎめの保険請求の事務だけを行 い、病院などに勤めている医療事務員は、保険請求の他、受付け、会計、その他院内の事務全般を総合的に行います。 |
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医療事務の仕事に就きたい | |||
医療事務を仕事にしたい、と思ったら、まず、医療事務の求人を探しましょう。 でも、現実なかなかないんですよこれが・・あっても経験者に限る、とか。 みんな最初は未経験なのですから、私も随分苦労しましたよ(-_-;) ハローワークに通ったり、求人広告を見て探したり、今ですとNETで求人探すこともできますね。 あと、医療機関に求人の張り紙が出ていたりします、お医者さんにかかったときは、壁の張り紙もチェックですよ。 |
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医療事務を知りましょう | |||
経験者は求人さえあればそんなに苦労はないかも知れませんが、未経験者はそれなりに医療事務を知って、それをアピールしましょう。 医療事務は、特別、資格が必要な職業ではありません。しかし、経験もない、医療事務も知らない、では、やはりなかなか道は開けませんよね。 私は、女性誌の中の広告に釣られ医療事務の通信教育を受けました。”1週間で高収入”、実際、そういうことはなかったのですがそのころ、「まぁ、私にぴったり!」なんて思ったんですね。 |
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資格を取りましょう | |||
どうせ勉強するなら、資格も取得してしまいましょう。 先にもお話しましたように、医療事務は資格がなければできない、という仕事ではありません。 ただ、簿記などもそうでしょうが、知らないよりは知っていたほうがいいでしょうし、資格がないよりはあったほうが就業の面接などで、若干でも有利になるのでは? なにより、学習しただけじゃ自分の実力がわかりませんからね、励みにもなると思いますので、資格取得を目指してがんばってみましょう。 では、どんな試験を受ければよいのでしょう? 医療事務の試験・資格ってすごくたくさんあるんですよ。それぞれがレベルもいろいろで、試験に合格したって言ったってどんなものだかわかんない・・ いま、医療事務を実際やってる人、知ってる人の多くに知名度もあってそのレベルも知られている試験が、”診療報酬請求事務能力認定試験”です。 この試験はだれでも受けることができます。詳しくは日本医療保険事務協会 をご覧ください。 |
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