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2.配置・構図を決めよう

 

1)配置
 フォトトラベルの各ステージには青で表示されるゾーンと赤で表示されるゾーンがあり、それぞれカメラ、車を配置できることを示しています。
 リアルト橋のように狭い範囲に限定されていることもあれば、渋谷のように広く設定されている場合もあります。
 カメラを動かすと、今までは表示されていなかった赤ゾーンが新たに出現することもあります(これはカメラと車の位置の兼ね合いで生じるようです)。ここだ!という絶好のポイントを探すためにも四方八方、縦横無尽に動かしてみてください。

2)構図

 a.レンズサイズ

 レンズサイズは16mmから300mmまでが用意されています。数字が小さいほど広い範囲を写す「広角レンズ」になり、数字が大きいほど遠くのものを近くのもののように写す「望遠レンズ」になります。レンズサイズを変更すると、車の配置、カメラの位置も調整が必要になってきます。


標準レンズ(70mm)

広角レンズ(16mm)
特徴:広い範囲を写す。
   全体がくっきり写り、奥行きが出る。
短所:車体がゆがみやすい。

望遠レンズ(300mm)
特徴:遠くのものを近くのように写す。
   背景がぼけて、車の姿がくっきり写る。
短所:遠くから写す必要があるのでスペース
   確保が難しい。

 風景メインの写真には広角、車をくっきり目立たせたいときには望遠、と使い分けるのがよいです。しかしどちらも短所があるので、試行錯誤しながらそれを克服していきましょう。 広角の場合は、カメラの傾きや高さを少し変えただけで、車体のゆがみが大きく変化します。

 b.アングル

 GT4ではアングルが自由自在に変更できます。地べたに這いつくばるぐらいではおさまらないほどのローアングルから、ヘリで上空から撮影するようなハイアングルまで、多岐に渡って変更できます。

左)16mmレンズで一番下まで潜って撮影。見上げるようなアングルにすると、
  ビルのてっぺんまでおさめることもできます。
中)やや下から見上げるようなアングルにすることで、車の重量感を引き出す
  ことができます。
右)16mmレンズで、一番上まで上って撮影。
  配置を工夫すればトラベルでも走行感を出せ
  ます。

 c.ライト、光の当て方

 光の当て方や車のライトの大きさで、写真の印象はガラッと変わってきます。


左)車体をまっすぐこちらに向かせるときが、一
 番ライトの光を強く撮ることができるようです。

中)左の写真と比べてみてください。カメラの位
 置を少し変えただけでボンネットに反射する光
 の量が著しく増えています。

右)車体を横にすることで、左の2枚の写真と比
 べ、ヘッドライトの光量が減少しています。落ち
 着いたカットになりました。

 d.絞り

 「絞り」とは、光を取り込む量を調節することです。数値を小さくするほど「開ける」といい、光を多く取り込むことになります。すると背景にある物体は、見えることは見えるのですが、ややぼけて写ることになります。
 逆にこの数値を大きくするほど「絞る」といい、光を取り込む量を少なくすることになります。サランラップのしんを目にあてて、反対の目を閉じると、両目を開いて見ている状態よりもものがはっきり見えますが、これと原理は同じです。「絞る」ことによってピントが合う範囲が広がり、車は風景にとけこむような形になります。


絞り1.4(最小)

車だけがくっきりと写り、風景から浮き出る感じ
になります。

絞り2.2(デフォルト)

風景にもややピントが合うことで、全体的にバラ
ンスが重視された仕上がりになります。

絞り22.0(最大)

風景も一緒にピントが合うことで、車が風景の
中にとけ込む感じになります。

→ 3.仕上がりの調整をしよう

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