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梅雨の時期は展望は望めないと思っていても
微かな望みを抱いて高速を飛ばす。


入笠山は、すずらんも終わり、
目当ての
アツモリソウも終わり、
山の展望もなしでした。(:_;)
どうもお天気に恵まれない。

入笠湿原(A)に行ってから、
入笠山(B)に登り、
大阿原湿原(C)みて、お昼に。

時間が早いので、奈良井宿に行き、

木曾の
赤沢休養林(C)にオオヤマレンゲ、
綺麗な渓流をみてきました

(ジオン記)




6月はスズランの全盛期。月初めは蕾で中旬がよさそう。
いつもお世話になっている「つねろうさん」(6/19)もお出掛け
20日以降に、山彦荘の前のお庭に「アツモリソウ」を見ることができる。

で、今旬の花「オオヤマレンゲ」が易たる所で目撃されている。
大日・大峰・富士見台等で、
手軽に見れる場所・白影さんのレポで発見し、追っかけしました。




登山者であるなら、沢入から歩き、A・B・Cと周遊するのが妥当でしょうが、
お手軽が大好きなので、各地点に駐車し、行動する。

朝6時に大垣を出、9時には首切清水まで来ている。
カラマツの樹林帯の中で、清水のせせらぎに赤い花が目に飛び込む。
それが、クリンソウだ。とってもかわいらしい花だ。


入笠山のふもとのお花畑



T字路のすぐ左手がお花畑

時期を過ぎた、マーガレットがお出迎え。
淡い緑の中に紫のアヤメは目を引く。キバナノヤマオダマキも多い。

ヤナギランヨツバヒヨドリ

こちらは、下山途中で出会う


道路右手が入笠湿原で、左手が入笠山に至る。
T字路の右へ先に行き、山彦荘の前に湿原が広がる。
A.入笠湿原 (9:15〜10:10)

この山荘の飼い犬が妙に怖い顔してました。
近寄るとウーウー唸られましたので、ご注意あれ。
で、今回の目的のアツモリソウはこの山荘の庭に植えられており、
花は終わって葉だけになってました。(残念)
葉はマイズルソウに似た感じがしました。


山のふもとに広がるかわいい湿原
白樺の木がいい雰囲気を出している。
終わりに近いレンゲツツジが最後の力を振り絞って、華を添えている。
咲き始めのバイケイソウが存在感あり。
コバイケイソウより、花が大きくきれいだ。



クリンソウ・アヤメも緑の中で、色を添えている。
木道に沿って周遊し、アカノラ山の南斜面を歩く。
ここは、見事なすずらんの群生地である。
が、時期が過ぎ、一輪の花とも出会えなかった。(ショボン)



バイケイソウ・クガイソウがこれからである。
ウマノアシガタが所々に。名前のわからない白い小さな花も咲く。
ウツボグサ・ノハナショウブも至る所にある。


蝶も飛んでいた
体験学習の中学生の団体さんが入ってきた。



ヨツバヒヨドリ・ヤマサギソウ?控えめな花もたくさんあった。
山荘の方とお話をし、今が一番花の少ない時だそうな。
車に乗車し、次に進む。


B.入笠山 (10:30〜11:25 山頂休憩10分)

展望台のある「マナスル山荘」の反対側にWCがある。
ここの水は雨水を利用したものである。

カラマツの木の実かかわいい実がついている。
駐車場から30分程で山頂に立てる。


途中に木の縞になったような大沢山が見え
ホルスタイン(肉牛)が放牧されていた。
傾斜が思ったよりある。
20分ほど歩いた地点で、岩場迂回路の看板があり、
岩場コース(右)を行く。大したことはない。
レンゲツツジやウツギが時期を過ぎようとしている。



山頂でガスが晴れないかと見守る。(10:50〜11)
天気がよければすばらしい展望が望める予定ではあるが、近くの甲斐駒さえも見えない。
ビロードの毛のミツバチがブンブン飛んで蜜を吸っている。
テガタチドリ・ハクサンフウロのお花が咲いている。
「ウスユキソウ」を初めて見たと、ジオンさんが大感激

山頂ではご夫婦と出会う。
帰りにすぐ近くまで牛が寄ってきた。


登山口で何組かのグループとすれ違う。人気がある山だ。


C.大阿原湿原 (」11:35〜12:05) 一周は約30分+ランチ

なんとここは、標高1810mである。
木道が延びている。ちょうど「サギスゲ」の穂が白く輝いて?いた。
大判カメラで撮影されてる方もいた。



白いダケカンバが感じいい
レンゲツツジが咲いていればもっとよかっただろう。

15分くらいでテイ沢に合流。


この先は、森林地帯で薄暗いがそれなりに静かな歩きができる。
ベニバナイチヤクソウ・ズダヤクシュ・オオクルマムグラ等が咲く


お手軽3コースを回り、時間があったので
今話題の「オオヤマレンゲ」に会いに行こうということになり、
塩尻から、下道19号を通って上松へ。
途中、奈良井宿も車で通過。人が少なく静かな佇まいでした。

寝覚の床のすぐ北辺りから西へ入る
D.赤沢自然休養林 (15:10〜16:45)

売店や資料館が16時までなので注意されたし。
入り口で600円の駐車料金を徴収される。

一番奥の駐車場に行き成り「貴婦人」が。
近くで見ると、モクレンの仲間でそんなに大騒ぎするものかと思ったが
アップで見るとまあまあいける。
コアジサイ・ヤマボウシもきれい。


ウツボグサ・キバナノヤマオダマキがこれでもかと咲き誇っている。
向山コースが群生地を通るコースなので行く。
たくさんあり、器量良しは少なかったが
まだ蕾も多かった。


ヒノキは根が浅くて、地表面に根が血管のように張り巡らされている。
夏休みの子供向けにか、至る所に解説がある。
ジョウジョウバカマが多そうである。

「森林浴発祥の地」だそうな。
植物が発散する酸素や微妙な香りは、殺菌・浄化作用があり、
これが「フィットンチッド」
また元気をもらい、次の山を目指すぞ〜。
さて、木曽五木は何でしょうか?



一周したら、16時を回っており、売店はもちろん、観光客の姿もいつかいなくなっていた。
貸切状態で渓流コースのポイント毎に下車して見る。
巻淵はキソガワサツキが岩に張り付いていい景観でした。

急いで帰り、大垣に19時過ぎに帰宅。
ジオンさんは、雀聖さんとのバカンスの下見をしっかりされ、本番に備えたり。

答え(ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキ)でした。

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