過去の山紀行 思い出の山行 雑記帳  装備と食事     自己紹介      リンク集   ぼちぼち山歩記へ

人其々ではあるが、御嶽山はあまり、好んで登りたい山ではない。
富士山も私にとっては同じで、登るより、眺める方が好きである。

が、どうして登る気になったか?
最近、遠目で見て雪がないように見えたが、本当かどうか確かめる為に。
よって、天気は、雨OK。熱いのが苦手でこれもまたいい経験と。
今回、当初の予定は小河内岳(南アルプス)でしたが、雨で中止。
折角取った休暇を有意義に使いたいと、単独決行したのでした。


大垣   6:00       19:30
中津川  6:55(94km)      
元橋   8:00(141km) 16:30
道の駅 8:15(144km)     
黒沢分岐 8:20 (158km)   
百草丸の工場        16:15
滝めぐり               
田の原9:20(190km)   15:30

展望 (3組のみ)

ラッキーなことに山頂に着いたら
槍まで見えてきました。




いつも、8合目あたりで挫折。時間切れで。
濁河温泉からのコース(05.07.26)     御岳ロープウェーからのコース(05.09.07)
やっと、山頂に立てました。





雨でもしかたがないが、出来たらやんで欲しいと願っていたが
田の原についても、雨は止みそうでない。
返って強くなった感じがする。
駐車場には、名古屋からの車が2台のみ。

トイレは自動ドアが故障中と書いてあるにも関わらず、
勝手に空いたのでびっくり。

前回5年ほど前?に、家族でここまでドライブに来ている。
白装束の方々が、山頂まで白い線が描かれる程に連なっていた。
そんなこともあって、随分このコースを避けていた。

9:30 スタート(2180m) 雨具着用 
今回は貸切。
うぐいすのバックミュージックのみ。(優しくささやく感じ)
平坦な道を歩く
  

9:50 大江権現
ここから、傾斜が出て、木道になるが歩きやすい。
別ルートの滑りやすい木とは違い、初心者にも安心。
5分も歩いたら、雪が。
あらうれしいと思ったら、ここだけ。



10:00 あかはげ

この辺りから木が変化し、晴れていたら展望もいいことだろう。
雪が沢に残っているが、触れることは無い。

   

10:15 金剛童子(2400m)
途中からゴロゴロ岩の道に変わっている。
視界も随分開けてきた。
振り返ると駐車場がよくわかり、随分来た感じがする。

道横に、ふて腐れたように、石仏像が立てかけてあった。
この顔素敵よ。側にあるのと違って、何か引き付けるものが。

  

10:35 8合目石室 (2500m)
約1時間でここまでこれてしまう。
帰りにすばらしい展望が見えたから、良かったものの
ガスが時々切れ、うっすらと山並みが見える程度でした。
(八つ・中央アルプスの展望はここで十分楽しめる)

ここで、名古屋の1パーティと出会う。下山中。
登山口で声をかけてくださった方々が
今あかはげ辺りを歩いて見える。
離れていても、一人でないのがうれしい。
  

10:55 富士見石
残念ながら、帰りでも富士山はみえませんでした。
今回行く予定だった塩見岳方面の横辺りに見えるようだが…

11:10 待望の雪
横に登山道に平行し雪があったが、素直に登山道を歩き、
やっと、触れることに。いい感触。
かえるのような声がすると思っていたら、遠くに雷鳥の姿が。夏バージョンの毛でした。

   

11:30 奥の院への分岐すぐに9合目石室 (2750m)
2時間でここまで到着。

     

11:55 王滝頂上(2937m)
王滝神社手前に碑がある。
左手に行くと継母岳(2867m)になるが、荒々しい山容が寄せ付けない。
硫黄の噴気が見え、匂いも凄い。

    

12:25 頂上山荘手前・山頂神社階段下
八丁ダルミには、ちょっと怪しげなモニュメントがあり、
そこを通過して、小屋裏の手前に出る。
その先に、りっぱな長いコンクリートの階段が待っている。

    

途中に石に刻まれた短歌 「雷鳥の…しぼみけり」
達筆で読めないが、何か自分の中の雷鳥を思う気持ちと同じ感じがする。

山頂で大勢の神々しい方々がお出迎え。
そのうち、お気に入りの方の映像を。
優しげなお顔ですよね。
前回の飛騨口・黒沢口コース共、やたら変な雰囲気がしていたけど、
今回はなんだか、じめっとした空気なのに明るく感じた

   

12:30 山頂 3時間で到着
北方向を覗くと、コバルトブルーの池と乗鞍が。
その奥は ほ 穂高じゃないの
予想していなかっただけに、超感激。

    

風を避けるため、下へ少し降りた所でランチ
見る見る内に、槍のガスまで晴れてきた。



鮮明ではないが、すばらしい眺め
白山方面は雲の中
(やっぱ、日ごろの行いがいいんでしょうかねぇ〜)


  
お鉢巡りコース二ノ池へ(所要40分) 見ただけ。


12:55 下山
穂高を眺めながら、簡単な食事を摂り、下山
何時までも眺めていたいが、後ろ髪をひかれる思い出後にする。

      

もう一台の名古屋の3人さん。
途中で出会う。
「来てよかったね。帰りは気をつけてね。」と。
この素晴らしい景色は4人が独り占め



黒沢口コース方面と中央アルプス
奥に八つ・南アルプスが肉眼ではしっかり見えました。
( 右:出あった鳥…2羽 )
     

登りは素直に前の方の後を着いて行きましたが、
帰りは別ルートの足跡をつけました。
雪ならではの醍醐味ですもんね。
もっと先まで降りたかったけど、慎重に気持ちを抑えて岩道を。
        

どんどん山がしっかり見えてきました。
八つは最後まで


浅間山の噴火している煙まで見えましたよ。(左)
     

14:35 金剛童子(下山後 1時間40分経過)
例の3人さん、9合目あたりに姿が。
離れていても、一緒に歩いてましたよ。



今回出合った花はコイワカガミぐらいかな。雪も9合目手前のみでした。
石像さんにも、「あ〜よかった」と声かけちゃいました。
むすっとした顔が少しほころんだかな?

    

次回の山・八つの横岳のツクモグサを思ってか
この写真ばかり、いっぱい撮りました。
  

天然公園の展望台まで足をのばし、景色を堪能してきました。
湿原にはミツバオウレンが盛りでした。


15:25 無事車に到着。
すると、雨が降ってきました。ラッキーな一日に合掌。
ナスカ無料ホームページ無料オンラインストレージ