新川Shinkawa

この駅が開業したのは国鉄最後のダイヤ改正・１９８６（昭和６１）年１１月改正であった。当時、札幌周辺の開発が進んでいたことと札沼線の都市近郊路線への変化によって 誕生したと思われる。開業当初は臨時乗降場扱いで、JR発足後正式に駅に格上げされたが無人駅のままだった。だが利用客の要望で有人化され、みどりの窓口が設置されている。単線１面ホームの 有人駅というのは札幌近郊でもひときわ珍しい存在だったが、１９９９（平成１１）年に高架化された。この時はまだ単線での暫定開業だったが、２０００（平成１２）年３月の本格複線開業によって２面２線の複線駅に生まれ変わっている。 なお、この駅の自動改札は入場専用で、当初下車した時は改札口の切符入れに切符を入れる形を取っていたが現在では改札窓口へ差し出す形に変わっており、改札口のきっぷ受け箱はガムテープでふさがれている。

　新川駅の入口です。住宅街の中にある駅という感じで、スペースの都合上駅前広場というのはありません。

　新川の駅名票です。このタイプの駅名票は１９９２（平成４）年の新千歳空港駅開業から採用されています。

　新川駅から見た学園都市線最初のハイライト、跨道橋です。鉄道が高速道路と一般国道を越えるという構造の橋は、全国を探してもここだけじゃないでしょうか。

　新川駅構内です。この風景は１番ホーム（札幌方面乗り場）から撮ったものです。学園都市線の高架駅はこんな感じになっています。

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