歩道橋

歩道橋を歩いていると
見慣れた風景が違って見えた
夕陽の中を流れる人波
あの中の人々は何を思う

輝いている太陽
一日の終わりを告げるように
僕に優しく微笑んでいるのだろうか

流れる時
流れる人波
この街の日常は慌しく過ぎてゆく

歩道橋から夕陽に手をかざしてみる
あの夕陽の向こうに
きっと何かあるはず

人波を掻き分けて
夕陽を追いかける
微笑みの意味を探すために
僕は街を駆ける
夕陽の先にあるものを掴むために


Lune-Bleu様連歌投稿作品

イン・モーションへ
ナスカ無料ホームページ無料オンラインストレージ