レインボー・イン・マイ・ソウル-Rainbow In My Soul-
最近の僕のお気に入りの曲。この曲は、詩がいい。青年期を迎え、少年期を振り返るという感じの曲だが決して感傷的ではない。成長することでなくしてしまうものも多いが、それは決して悲観すべきことじゃないのだ、というメッセージがこめられている。僕はこの曲を落ち込んだ気分の時によく聴いている。この曲を聴くことで自分を奮い立たせている。僕が思うこの曲の「虹」の捉え方だが、
希望への架け橋、という感じで捉えている。どんな時でも迷わずに信じた道を行こう。そういう風に元春が語りかけているような気がする。
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日-Napoleon Fish Day-
アルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』のタイトル曲。ノリのいいロックナンバーだが、詩の中身はシリアスでちょっと難解。言葉遣いがさりげないが、「俺達は流れ星 これからどこへ行こう」という一節に実はこの歌の真意が込められているような気がする。この歌の通り、本当に世界が形を変えてしまったんだから(具体的に言うと東欧の民主化、ベルリンの壁崩壊)。そして今、方位磁針が針を定められずにいる
状況に陥っている。その混迷の時代への突入を予感した歌なんじゃないだろうか。
ハッピーマン-Happy Man-
アルバム「サムデイ」収録の、ファンキーなロックンロールナンバー。僕が好きな部分は、「世界中のインチキにAi Ai Ai、Swingin' my soul! Soul Yeah!」という部分だ。この部分にこの曲の本質があるんじゃないかな、と僕は思う。インチキなことが多くても、笑い飛ばせ! なんていう感じに聞こえるんだよな。落ち込んだときにはこの曲と前述の「レインボー・イン・マイ・ソウル」を、最近の僕はよく聴いている。