◆ 孵化事業 ◆

  箕輪鮭漁業生産組合では、平成17年現在、850万粒の受精卵の孵化事業を行っています。
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型の良いオスを選ぶ

大きなサケを育てるため、型の良いオスを選びます。未受精卵にならないよう
1匹からではなく複数匹(約3匹)の精子を使用します。


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受精

満遍なく受精させるため、静かにゆっくりとかき混ぜます。
真水につけることで受精が完了します。受精後のサケの卵は 表面が非常に硬くなります。


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孵化場

人工授精させたサケは、水温が一定の牛渡川では 孵化まで48日程度かかります。
受精卵に対して水温の合計温度が480℃になると孵化します。
これらの受精卵は牛渡川の採捕場に隣接した建物の中で安置されます。
卵や稚魚は病気に非常に弱いため、ここの建物は暗くして、 担当者以外は立入禁止となっています。

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鮭の稚魚

少し大きくなってきた稚魚は、外の遊魚槽に移されます。 1〜3月には成長した稚魚が見られます。
ある程度の大きさまで成長した稚魚は、春の雨で川の水量が増えた日に 海へと下っていきます。

サケが産卵のために川を遡上する姿は有名ですが、
稚魚が母なる川を離れて旅立っていく「命の循環」の姿は
感慨深いものがあります。
秋の遡上シーズンだけでなく、そういったところも 是非見に来てください。

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