Making
#1
だいぶ以前に、Amazonで購入した
Ronald Zachary Talor著
「Making Early Stringed Instruments]
この中の、GothicHarpの図面をスキャナーで読み込んで、新たに CADで描き直しました。 この本は、実にアバウトで、大事な情報が何も書いていません。
いわば、アマチュア向けのハウツー本程度なので、仕方ないのかもしれません。
弦のデータが一切書いてありません。
使用弦の種類、弦長すら書いていないんです。 CADでの実測値を元に、ハープメーカーがサイトで公表している、自社製品のデータシート等と比較して、修正していくつもりです。
しかし、モダンハープの弦のテンションは相当な物があります。ですから、弦長と弦のピッチの選定は十分に検討しなくてはいけません。
今のところ、この図面を採用するかどうか決めかねています。 理由は、この楽器の構造では「良く鳴る楽器」にはなり得ないからです。
まず、響板が構造材も兼ねていて、メープルやバーチのソリッドなのですが板厚がかなりあります。 当時の宗教画に数多く登場していますが、さらに筐体の容積がとても小さいんです。
しかし、ルックスはとてもきれいです。 また金属弦を張った楽器も独特の魅力があります。要検討というところです。
ハープの自作サイトです。すごく参考になります。
【BUILDING
A CELTIC HARP】
http://www.harpmaker.net/projectc.htm
【Building
a Folk Harp】http://www.osborneatelier.com/Harp_index.htm
【Building
the Lever Harp】
http://www.sligoharps.com/btlh.html
2枚目の図面です
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