
秋田港に砕氷艦「しらせ」が入港しました。日本人として南極に最初に足跡を残した秋田県金浦町出身の白瀬中尉にちなんだ命名です。
南極観測船「しらせ」は、海上自衛隊に所属する自衛艦で、南極観測を行うわが国唯一の砕氷艦であり、物資および人員の輸送、観測支援などの任務があります。就役は平成21年5月20日です。
○性能
長さ×幅×深さ×喫水 138m×28m×15.9m×9.2m
基準排水量 12650トン
巡航速力 15ノット
最大速力 19.5ノット
軸出力 30000馬力
推進方式 ディーゼル電気推進
推進器 固定ピッチプロペラ2軸
定 員 乗組員179名 観測隊員等80名
○しらせの特徴
1 船体
・ステンレスクラッド鋼の使用による摩擦抵抗の軽減
・融雪用散水装置の採用による冠雪抵抗の軽減
・二重船殻構造の採用による海洋汚染防止
2 荷役設備
・輸送物資重量 約1100トン
・デッキクレーン 4基
・コンテナセルガイド 2基
3 機関
・ディーゼル電気推進方式による迅速な前後進切り替え
・低速域でも高トルクを発揮する推進用電動機の採用
・統合給電方式によるライフサイクルコストおよび重量の軽減
4 航空設備
・大型ヘリコプター(CHー101)×2基搭載
(ヘリコプターの性能:貨物搭載量4トン、速力240km/h、航続距離850q)
・タワー化した航空管制室
5 観測設備
・気象、宙空、地学、海洋、生物、重力の各種観測設備
・海底地形および地層を調査するマルチビーム音響測深装置
・超音波式多層流向流測計
・コンテナ化した研究室としてコンテナラボの搭載
○ 砕氷のしくみ
1 連続砕氷
氷厚1.5メートルまでの氷は、強力な推進力で連続的に砕氷して前進します。
2 ラミング(チャージング)砕氷
氷厚1.5メートル以上の氷は、いったん艦を200〜300メートル後進させ、最大馬力で前進し、氷に乗
り上げ、艦の自重で氷を砕きます。
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「しらせ」の側面見取り図です。 |
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| 砕氷艦「しらせ」 |
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| 艦橋部 | 救命ボート |
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| 見学の人たち | 艦の運行をつかさどるブリッジ |
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| 救命ブイ | ヘリ格納庫 |
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| 南極の石 | 南極の足 |
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| 後部甲板ヘリポート |
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| 後部甲板に掲揚されている海上自衛隊旗 | ブリッジ内部 |
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| 壁面の飾り | たたまれたロープ |
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| 艦長用チェア |
日本で唯一の砕氷艦、造船技術,電子機器の粋を結集した海上自衛隊所属の最新鋭艦です。
12月にはまた南極目指して出航することでしょう。乗組員と観測隊員の健闘を祈ります。