好天に誘われて、県立公園「抱返渓谷」へ行ってきました。角館から田沢湖方面に向かうと標識が出ています。そこを右折し、約20分で到着します。
 
この時期は、首都圏からも観光客がたくさん来るので、駐車場が満杯になることが多いです。臨時駐車場が設けられ、300円の駐車料金がかかります。臨時駐車場から歩いて5分、渓谷入口の広場に到着します。その向こうに赤い吊橋が見えますがそこが渓谷への入口です。


 入り口に抱返り渓谷の案内板が立っています。渓谷沿いに遊歩道が続いていますが、高低差はほとんどないので歩きやすいです。この遊歩道は夏瀬ダムまで続いていますが、たいていの人は回顧の滝(みかえりのたき)までしか行きません。ここからちょっと奥に行くと展望台がり、ここから滝の全景がよく見えます。


 
 紅葉の始まった渓谷です。水の色が真っ青なので紅葉が映えて見えます。紅葉の写り込みも見事です。

 

 遊歩道脇に苔むした倒木がありました。昨年一年間は遊歩道整備のために立ち入り禁止でしたが、この倒木は運良よく残されていました。
 遊歩道から対岸を眺めると、紅葉真っ盛りです。青い水と紅葉の対比がすばらしいです。


 遊歩道です。いまはこのような橋が作られ、墜道も掘られているのですが、昔は人一人がやっと通れる断崖の道でした。だからすれ違うときは一人が相手を抱いてくるりと反転し、すれ違ったそうです。そこから「抱返り渓谷」という名がつけられたのでしょう。
 いまもこのような墜道が3箇所ぐらいあります。



 渓谷をはさんだ遊歩道の対岸は、このような紅葉が広がっていました。光も当たっているのですばらしい眺めでした。



 遊歩道から眺めた渓谷です。青い水の色がすばらしくきれいで思わず見とれてしまいます。新緑の時期もこの水の色とあいまってすばらしい景観を提供してくれます。


 遊歩道をしばらく歩いたところで右側に滝が見えてきます。回顧の滝を名づけられています。
 名
 何段にもなった滝ですが、水量も多く見ごたえがあります。


 滝の脇を通り過ぎて少し行くと、右側に展望台が見えてきます。東屋がるのでそこで休憩です。ここからは回顧の滝がこのように見えます。
 前景に紅葉を置いての撮影ポイントがいいですよ。
 抱返り渓谷の撮影は、どちらかというと暗く、シャッター速度がどうしても遅くなるので三脚持参がいいと思います。


 この日は、実は角館の紅葉を撮りに行ったのですが、まだちょっと早かったのでここまで足を伸ばしました。それが当たって、すばらしい紅葉を見ることができました。


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