ベビーカー豆知識

このページではベビーカーを選ぶにあたっての簡単な基礎知識を個人的意見を含めてご紹介します。



ベビーカー
A型・B型って何?

日本のベビーカーはSG基準によりA型・B型に分けられています。
大きな違いはA型は寝かせたまま使用できるよう
最も起こした角度が110°以上、
リクライニング機構があって、最も倒した時の角度が150度以上
となっていて、
使用期間は生後1ヶ月〜24ヶ月です。
B型は背もたれに寄りかけて座らせて使用するタイプで背もたれの角度は110度以上でリクライニング機能は
なくてもかまいません。使用期間は生後7ヶ月から24ヶ月です。

国内のベビーカーはその両方の基準も満たしているものが多く、A型、B型どちらとしても
使えるため、A型として販売されているベビーカーも内容的にはA・B兼用タイプとなっているものがほとんどです。

そのため、このA・B型兼用を利用する方がほとんどなんですが、B型にはA型よりも軽い、比較的安い、
デザインがよいものが多い、収納がコンパクトなど少し大きくなったお子様とのおでかけでのメリット、使い勝手は
A・B型兼用以上ですので、お子様が少し大きくなってB型に買い換えるという方も結構いらっしゃいます。

また、生後7ヵ月くらいまではお出かけはあまりしない、もしくはそのくらいまでは抱っこで十分
と言う方であれば最初からB型を購入と言うのもいいと思います。



対面式は必要?

個人的にはそれほど必要ないと思ってます。
その理由はベビーカーは本来の進む方向に使いやすいように前輪が動くようになってます。
そのため、対面式で利用すると方向転換の際には後タイヤで向きを変えなければいけなくなるのですが、
当然ながら前輪が動くよりも使いにくく、小回りも効きません。
人が多い室内の施設内などでは結構苦労します。
車の方向制御の方法と、フォークリフトの方向制御の方法の違いと一緒です。
一部には対面式でも快適なように後輪も動くようにできる ようなアップリカのマワールやベビークルーザービーカーも
発売されていますので、対面式を考える方は絶対にそのタイプを購入されたほうがいいです。
また、対面式でベビーカーを使わない場合は、シエード上面にメッシュ機構が合って、
走行中も上から赤ん坊の顔が見れるタイプを選ぶべきだと思っています。
まだ小さい頃の赤ちゃんはベビーカーに乗せてもほとんど上を向いていますので、
上から顔が見れるようになっていればお母さんからも赤ちゃんからも常にお互いの顔が見れます。
それで十分に対面式と同様なコミニュケーションは取れると思います。



重さ・収納性って重要?

普段車でお出かけする方にはあんまり重要でないかもしれません。
A型ベビーカーの重さはフル装備重量で大体5〜7kg前後です。軽量を売り文句にしている商品でさえ
この重さよりも極端に軽いと言うわけではありませんので、持った感じではあまり違いを感じないと思います。
まあ、それでも重めな物と、軽いものの差は2KGくらいありますので、電車等でベビーカーを持って
移動される方は、本体重量5kg未満のものにしておきましょう。
それでも重くて、大きくてきつい場合は、赤ちゃんが少し大きくなるまでまってB型を購入するのがベストです。
もちろんベビーカーとして使っているときには重さの違いはほとんどわかりません。

収納性も4つおりにした状態での大きさは、収納サイズを売りにしたベビーカーは確かにコンパクトですが
通常のA型ベビーカーとの違いはわずかです。
車のラゲッジスペースの関係でそのわずかな違いが必要になる事はあまりないのではないかと思います。
うちでは普通に軽自動車のラゲッジにウエルフラット・ワイドという普通のベビーカーを数年前まで入れてましたからね。
うちの車はラゲッジが小さいので・・・とお悩みの方は一度メジャーで計測してみましよう。
おそらく、コンパクトタイプでないと入らない方のほうが少ないと思いますよ。
お出かけに慣れてくると、いちいち4つおりにすると開閉がめんどくさくて二つ折りで車内につっこんでしまったり
するものですよ(笑)


振動吸収性は?

SG規格でベビーカーンの振動は10m/s2(約1G)以下と定められています。
ですのでSG規格の適用品で当サイトでもご紹介しているようなシッカリとしたメーカーのもの
であればまず不満を感じることなく使用できると思います。
それでも各社少しでも振動を減らそうと多様なサスペンション機能を搭載しています。
フロントのソフトサスペンションはもはや標準的な装備です。
それでも不満という方はジョギングストローラーのような空気入りのタイヤ装着したベビーカーがお勧めです。

国産?輸入?

ベビーカーは国産メジヤーのアップリカ・コンビが一番の人気ですが、
輸入ベビーカーも非常に人気があります。
代表格としてはマクラーレン、GRACO、シルバークロス、ニューヨークベビー、Air buggy、コルクラフト、Quinny
等ですが、どのメーカーも世界的にメジヤーなメーカーですので、品質、つくりという点では
まったく問題ありません。むしろ高級ラインナップでは国産ベビーカーなど比較にならないくらい
すさまじく贅沢で豪華で高品質なつくりをしています。
通気性等の各種快適性能のいう点では国産ベビーカーのほうが絶対にいいのですが、
基本性能、独自性、デザインでは輸入品に軍配が上がると思います。
あれこれと快適装備をつけた国産高級車とベンツの違いと言った感じでしょうか。
値段的には国産ベビーカーよりもお手ごろなものから100万円近いような高級品までありますが、
人気の中心は国産ベビーカーと同等になってきています。
むしろ国内メーカーの高級モデルに比較すれば輸入ベビーカーも値段の方が安かったりします。
もうひとつの輸入ベビーカーの特徴としては、4歳までOKの物が多いことです。
実際には3歳くらいでもベビーカーに乗せたいことも多いそうですので、国内モデルよりも2年余分に
使えることを考えると、多少高くてもお徳かもしれません。
双子ちやん用などなら間違いなく輸入のほうがいいですね。



ベビーカーの値段

ベビーカーの値段はA型は1万円台〜3万円台が一番一般的かと思います。
ネットで購入する場合は通常の店頭販売よりも1〜2割ほど安い場合が多いです。
セール品などですと、とてつもなく安く買えたりします。
また、注意していただきたいのがカタログやメーカーサイト等の標準価格です。
この価格はまったく参考になりません。
参考にできるのはモデルによる基本的な値段差ぐらいですね。
でも、店頭価格ではこの値段差以上に違いがある商品や、標準価格ほど値段差がない商品の
両方が存在します。人気、在庫による違いになるのかと思います。
どこでも店頭販売価格やネット販売価格はメーカーの標準価格など比べ物にならないくらい安いです、
ですのでお店等でもらったカタログの標準価格だけでほしいベビーカーをあきらめないでくださいね。



ベビーカーの色

これは単純に好みでいいと思います。
ほとんどのベビーカーは分解して洗濯できるので、色の薄いものは汚くなると避ける必要はありません。
車なんかでもそうですが、白は汚れが目立つ、黒は目立たないと言うわけではないですよね。
うちもベージュを買うときに汚れが目立ちそうなんで、黒のほうがいいかななんて悩みましたが
色それぞれでどのような汚れが目立つかが違うだけで、色によって汚れの目立ち方に差が出る
と言うわけではありませんので、気に入った色のものを買っちゃいましょう。
ただ、ネット販売では色の違いによって同じモデルでも値段の違いが出てきます。
ブラック、グレー、エンジなどシックな色は一般的に人気のようでやや高めになりますし、
パステルカラーや原色系の派手な色や色や好みの分かれる色は安い傾向があります。

色の好みは数年前と逆になってきましたね。


その他装備

通気性・保温性・吸水性・衝撃吸収性・抗菌性等の機能に関しては
もうすでにどれがどう違うの変わらないほど、各メーカーで最新技術が導入されています。
特にアップリカ・コンビはすごいです。
まあ、しっかりとしたメーカーのベビーカーであればモデルによる程度の差はありますが
このような装備の点で不満を感じることは下位モデルでもまずないと思います。



TOP

ナスカ無料ホームページ無料オンラインストレージ